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見えていたモノが見えなくなって、見えなかったモノが見えるようになる、そんな進化と退化を繰り返して今を生きる。

(・ω・)…長いタイトルにも、3日で慣れました(笑)。

人の成長は、階段のステップのように例えられることもあります。

ですが、上るだけではなく、ときには立ち戻ったり躓いて転んだりすることだってあります。

…こう書くと、「挫折や失敗」を連想する方もいるかもしれませんが、そうではないと私は思っています。

前進しながら退化することも、後退しながら進化することも、きっとあるはずです。

前後どちらに進んでいるかではなく、「進化と退化」のどちらなのか?という視点も大事ではないでしょうか?

化石・恐竜

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Wikipediaからの引用文を参照すると、

進化は、生物の形質が世代を経る中で変化していく現象のことである。

と、書かれています。

世代」というのは、生物学的には、「親から子へ、そして孫へ…」といった意味で用いられますが、「ある年齢層」という意味を拡大解釈すれば、人は人生の中で、いくつかの世代を経て生涯に幕を下ろします。

つまり、「年老いる」ことは退化ではなく進化と表現できると思います。

もちろん、進化と呼ぶに値する世代を経ていることが条件ですが…。

一方、「退化」というのは、「進化」より、個人的にはニュアンスを掴むのが難しい言葉だと思いました。

今回は「以前の状態に戻ること」と「減退すること」の意で用いていこうと思います。

少年・屋根裏部屋

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タイトルの「見えていたモノ」とは、「夢や理想・空想」です。

あなたがまだ幼かったころどんな夢を思い描いていましたか?

大空を自由に飛び回りたいと思ったことはありませんか?

宇宙の彼方まで宇宙船で旅をしたいと思ったことはありませんか?

ペットの犬や猫と言葉を交わしたいと思ったことはありませんか?

そして、

そのようなことを思い描けなくなったのが、「成長」だなんて思い違いしたことはありませんか?

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見えるようになったモノ」とは、「社会や現実」です。

人は飛べない。飛ぼうと思っても、周りの人たちは口をそろえて「無理だ」と言う。

宇宙の彼方なんて行けない。行こうと思っても、周りの人たちは口をそろえて「無理だ」と言う。

他の生物と話すことなんて出来ない。話そうと思っても、周りの人たちは口をそろえて「頭がおかしい」と言う。

一度、目を閉じて、考えてみてください。「無理」だと諦めたのは、周りの人たちという「社会」に屈したからではないですか?「現実」を狭めているのは、あなた自身ではないですか?

さあ、ゆっくりと再び、目を開いてみてください。

あなたには、なにが見えていますか?

飛行機・大空

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そうは言っても、私たちは「現実社会」を生きているわけですから、見たいものだけを見るわけにはいかないですよね。

ですが、かつて見えていたモノを、しっかりと瞼の裏に焼き付けておくことも必要なのではないでしょうか?

挫折や失敗で、怠惰や傲慢で、「退化」してしまったとしても、それが「進化」の呼び水になればいいと、私は思います。

何度も何度も、変化を繰り返し、私たちは成長していきます。

大事なのは行動することです。立ち止まってしまったら、「進化」も「退化」もできない「」になってしまうのですから。

ということで、今回の投稿は以上です。

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