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私の強みは、一人では見つからないモノでした。

最近、noteでの投稿が、軽いノリで書こうとしているのに、気がつくとマジメ路線になってしまっています。

そして、文字数も普通に2,000文字オーバーが常態化してきちゃっています…(;´・ω・)。

これはおそらく、私が意識していなかっただけで、資質として備わっていたモノだと考えるようにしました(・ω・)。

このように、人にはアクション(行動)を起こしてみて、はじめて気づく個性があるものです。

今回は、私という人間にフォーカスを当てて、「自分の強み」や「自分の生き甲斐」というものが、自分の中ではなく、誰かとの間に存在することもある、という話を書いてみようと思います。

私って何だろう…?」と、自己理解に躓いてしまっている方が、何かきっかけのようなものを感じてもらえたら嬉しく思います。

女性・ベッドルーム・思考・リラックス

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「引きこもり時代」が私のコミュニケーション能力を変容させた。

私は現在41歳のオッサンなのですが、20代前半までは、自己肯定感高め…と言うよりも自意識過剰に近かったと思います。

謎の無敵感がありました(笑)。

皆さんも、高校時代とかにありませんでした?

自分だけは大丈夫」とか「私ってイケてる」とか(笑)。

もし、今が「モテ期」ならぬ「ムテ期」だという方がいたら、気をつけてください。

人間、身体だけでなく、メンタルも「高いところから落ちたら軽傷じゃ済まない」です。

私の場合は、メンタルがポッキリ折れたのではなく、複雑骨折とか粉砕骨折並みの「折れた」というより「砕けた」感じから、すっかり自信喪失(笑)、引きこもりへとクラスチェンジを果たします( ̄▽ ̄;)。

実家暮らしではないので、働いてはいましたが、「自宅→職場→コンビニ→自宅」という「広義の引きこもり(仮)」でした。

すでに自意識過剰気味だった頃の面影はなく、常に誰かから蔑まれたり後ろ指を指されているような感覚でした。

自律神経は完全にやられてましたけど、多分、心の病にも罹患していたのかもしれません。

とにかく、全く知らない人の顔色すら窺うような状態でした。

コンビニで、店員さんに「お弁当温めますか?」などと聞かれると、「あ、え、い…いいです。スイマセン(;´・ω・)」とか言ってた気がします(笑)。

グリッド・金網・手・自由への渇望

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「対話」への渇望

何年も人とまともに話さずにいると、「話したい」という欲求が生まれます。

あ、私は、職場では連絡事項の確認以外、ほとんど口を開きません(笑)。

引きこもり当初は、ただただ何をするでもなく、「生きている」というより「存在している」といった状態が続きましたが、ホントに暇だったので、「あまりお金を掛けずに時間を使う方法」として、資格の勉強や読書にハマりました。

このときに気づいたのですが、人間ってインプット量が増えると、アウトプットしたくなります(当たり前のことですが、大事w)。

ですが、誰かと話す機会がありません

…職場の人とかは考えなかったですね(笑)。

その後も、「誰かと話したい」と思ったまま、数年が過ぎます(笑)。

余談ですが…私は、自分のことを「モンテ・クリスト伯(=巌窟王)」だと心の中で自称しています(笑)。(人には言えない(;'∀')恥ずかしくて…)

男性・クライミング・雪山・歩く

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苦しみの報酬は経験なり。

ここまで書いてきたような「心の変遷」の結果、私は元来備わっていた「コミュニケーション能力」に「知的好奇心」や「他者へのリスペクト」が加味されます。

すると、単に「コミュ力高め」という特徴ではなく、「傾聴・承認・共感的理解・受容・相手の主訴の見立て」といった「対話力と洞察力」が一体となったスキルが出来上がります。

実は、これらのスキルは「キャリアコンサルタント」に求められている能力でもあり、私という人間が得た資質と経験から生成された「強み」は、自分一人では成立しないモノでした。

…「対話」って、誰かがいないと出来ませんからね(笑)。

女性・ビジネス・相談・対話

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私、人生であまり他人に褒められたことがないんですよね~(´-ω-`)。

なので、最近急に褒められる機会が激増して、正直、照れるを通り越して、耳が赤くなる状態が慢性化しないか心配です(笑)。

自分の強み」というのは、自身で気づいて、育て上げられるモノだけとは限りません

誰かの何気ない一言であったり、人生の中で得た経験の先にあるものだったりということも、往々にしてあるものです。

もし、今あなたが、自分の強みが何なのか明確ではないのだとしたら、それは「自分の中」にあるのではなく、「誰かとの間」に存在している可能性が高いと思います。

ホスピタリティ」なんて好例ですよね。

どうか、「強みはないかもしれない…」と諦めるのではなく、視点を変えて、探してみてください。

きっと、見つかります。

すぐには見つからなくても、ちゃんと見つかります。

あなたは、こんな稚拙な文章をここまで読んで下さる優しい方なのですから(*'▽')アハハ。

ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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