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ゼロからのスタートは、大変だけど楽しい

英語、韓国語のつぎにスペイン語をはじめたときに、これはすごいというか、面白いなぁと思ったのは、文法ももちろんだけれど、0から、どれぐらい単語を覚えたかわかること。あたりまえに思えるかもしれないけれど、英語の勉強に置き換えてみると、こういう感覚をもつのがいかにむずかしいかわかる。

ぼくは中学に入るまで英語の勉強もしたことがないし、英語を話す人に会ったこともなかったけれど、それでもデスクとかチェア、ドッグにキャット、ジュースにロボット、パンチにジャンプだとか、かなりの英単語を(つづりや発音はともかく)知っていた。いつどうやっておぼえたかと考えてみても、テレビなのか、本なのか、日常にとけこんでいるカタカナ英語からなのか、さっぱりわからない。これは、みんなもそうなんじゃないかな。たぶん、いまは小学生でもかなりの単語を知ってると思う。

ところが、スペイン語となると、はじめる前から知ってたのは、パエリア、エル・ニーニョ、アミーゴぐらい、無理やりひねり出しても10個はなかったはずだ。動詞なんて1つもしらないんだから、犬や猫、机や椅子、歩く、食べる、寝る、なんて単語も、いつの間にかではなく、自分で勉強して身につけた、まったくもって自分のおてがらなのだ。スタートしたときは、これから何千も単語をおぼえるのか、と思って気が遠くなったけれど、いざはじめて何年か経ってみると、なかなかやるじゃないか、と、ちょっとうれしくなる。





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