婚活奮闘記④結局外見の好みって大事だなって話

こんにちは、かえるです。
今回は前回記事に書いた男性とのその後のお話になります。
前回のお話をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ↓

あの夜の電話から数日後…

電話をしたあの日から数日後、休日にもう一度二人で会いました。
自分の本音を洗いざらい話した後だったので、会うのには少々気まずさもありました。けれど彼の方は全く気にしない様子で、いつも通りに振る舞ってくれました。
何気ない話をしつつ、食事の時間だったこともありそのまま近くの飲食店に入りました。

私に対する印象について

席についてから彼は「今日はお互い色々とぶっちゃけよう」と提案してくれました。私の不安に寄り添おうと考えてくれたようです。
最初は互いの婚活について話し、次第に彼が私と出会った時のこと、私について良いなと思っことを話してくれました。
「今まで出会った女性はすごく受け身だったり、奢ってもらえるとわかった途端に高い店に行きたがるような人ばかりだった」という彼。だからこそ、私からのデートの提案や食事へのお誘いがとても嬉しかったようでした。とても失敗から学んで意識して変えたところを良く言ってもらえるのは、率直に嬉しかったです。

ただ、ここで1つ疑問が残ります。
そこまで気に入っているのになぜ交際に踏み切ろうと思えないんだ？
その答えは彼の身の上話を聞いて明らかになりました。

彼の恋愛遍歴

私からは、彼の恋愛について質問しました。
すると最後に付き合ったのは2、３年前。職場で美人女優に似ていると評判の可愛い後輩に告白されて付き合ったそうです。
しかし交際後もライバルは多く結局振られてしまい、そのことがトラウマでしばらく恋愛もできず。心機一転で婚活を始めてみたものの、婚活パーティーでは先述の通り上手くいかずで悶々とした日々が続いていたようでした。

ここまで聞いていて私がふと思ったこと。

「この人、元カノの話めっちゃするな…？」

会話の節々で「本当に可愛かった」と念を押すように何度も何度もおっしゃるわけです。
きっと他にも良いところが沢山ある女性だったのでしょうが、彼の話からわかる情報は「とにかく顔が可愛い」のみでした。

ここで私の中にある仮説が浮かびます。
どうやら彼は過去の恋愛が尾を引き、異性の外見をかなり重視しているのでは？
そして彼が私に告白しないのは外見が好みではないからなのでは？

自分で言っていてとても悲しいですが、そう思わざるを得ない出来事が起こってしまったのです…

墓穴を掘った一言

その後、私から彼に「好きな女性のタイプは？」と質問しましたが、あまり具体的な言葉が出て来ず。
なので参考に好きな芸能人を質問することに。
すると今度は即答で、モデル出身の美人女優（元カノが似ている方とは別人）の名前があがります。
私は思わず「そんなに美人な方、婚活しててもなかなか現れませんよね」と、自虐的な発言をしてしまいました。

そんな私に彼は一言

「うん…」と返答。（笑）

そして数秒後に私の心をえぐったこと気づき「あ！そういう意味じゃなくて！！」と苦笑い（笑えねぇよ）。
この一言で「あ、私のこと本当にタイプじゃないんだな」と察し、彼への思いが急速に冷めていきました。

ちなみに彼自身は清潔感もあって素敵な方でしたが、イケメンという部類の方ではありませんでした。
しかし「似てると言われたことがある芸能人は？」という話題で「お母さんから目が○○（イケメン俳優）に似てるって言われた」と返され戸惑う私。
良くも悪くも素直な方でした。

彼の正体

色々腹を割って話してみた結果。
彼は確かに優しいし人の内面の良さに気付ける素直で素敵な人でした。
しかし、

・過去の恋愛で美女と付き合えたことから異性への価値基準が上がってしまった
・そのことに彼自身が全く気づいていない

上記が深く話をすることで見えてきた彼に対する違和感の答えなんだと思います。
婚活女性で、若い時にモテていた感覚が抜けず苦労する話はよく聞きますが、彼の場合はその男性パターンだったのかな。
とても良い人だったし諸々の発言にも悪気は一切ないことはわかっていました。
ただ私は「自分の外見も内面も全て好きだと言ってくれる人と結婚したい」という気持ちがあったので、これ以降彼と会うことはありませんでした。

学んだこと

まず、婚活していて異性がなかなか告白してこない時は何か原因がある！ということ。
「彼の度胸が足りない」というより「彼が度胸を出せないくらい引っかかるものがあなたにある」と思った方がいいでしょう。

今回は早めにアクションを起こすことできちんと彼を諦めることができました。
もし同じようなモヤモヤする状況に陥っている方がいましたら、本音を打ち明けて早めに解消することをおすすめします。
思っていることを素直に伝える勇気は、素敵なパートナーを見つけるためには大切な要素です。

また今回(おそらく)主に外見がネックでキープされていたのかと分析しましたが、外見については特に反省することはありませんでした。
自分の外見がどストライクだという人は必ずいます。
無駄に落ち込むのはやめて、婚活と自分磨きと自己理解に勤しむことにしました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。