見出し画像

[ちょっとした短歌を]2024年を迎えて

風が吹き
見えた余白に傷痕が
残したくないあってよかった

時のスピードは、相も変わらず人の気も知れずに過ぎてゆく。
そんなことを思いながら1日が過ぎ、気がつけば年を跨ぐグラデーションは、あっという間に2024年の感じにシフトしている。もう数日過ごせば、もう完全に23年は過去になる。
40代も半ばを迎えて、改めて人生の後半戦を始めるにあたり、さて「どう生きるか」を少しずつ命題にすることが必要になってきたと思う。それは単純に仕事をしていても満ち足りない、ただ目的もなく生きることに疲れてしまったからかもしれないし、単純に飽きてしまったからかもしれない。
とにかく、今しておきたいことを明文化しておくことが、2024年を生きるちょっとしたエンジンになるかもしれない。

・毎週のnote更新(火曜日)
 これはここ数年ずっとやってきているが、今年も継続。エッセイ、詩、物語。この3つを主軸に書き続けたい。

・ZINEの発行
 昨年からずっと作りたいと思い続けているが、今春を目標に作ろうと思う。ただの自己満足になってしまいそうだけれど、少しでも多くの人に手に取ってもらえたらなと思ったり。

もう40年生きていると、余白という余白にはすでに見えない傷が多くあって、本当の真っ白な部分がもうないような気もしている。だから、思い出すことも含めて、新しかろうと古かろうと思い出という傷が刻まれていく。それはどうしても避けられない。痛いのは嫌いだけれど、残ってしまった傷には、なくなって欲しいとは思わない。
年始からどうしようもな大きな悲しみが、多くの人に降りかかっている。でも生きることは諦めないで欲しいと思う。その悲しみを共に僕らは生きていかなければならない。

さて、今年はどんな年になるだろうか。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?