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[すこし詩的なものとして]0148 書き留める時と捉えて

太陽の下には
いつも不幸があって
人を笑うように支配しているのを見た

人っていうのは
何ものなのか
本当に知っているのだろうか

短く空しい人の一生を
影のように過ごす人にとて
幸福がなんなのか
誰が知ろうか

空を駆ける鳥は
人を見て笑うだろう
耳元を忌嫌に飛ぶ虫は
人を見て笑うだろう

差し違えるように
私たちは見えない敵に
剣を差し
私たちは胸から血を流す

遠くで誰かの声がする
それは記憶の言葉
語りかける価値もない
翻って
足元の花は
生きろをせき立てる

なんだか考えることは
疲れることだ
考えたとて
何も変わることはない
考えることが人間の特権であり
最大の怠惰でもある

明日はどんな日になろう
明後日は生きていられるのだろうか
来年の今頃に
今がどんなに無駄で
考えるに値しない日で
覚えてすらいない
時でありますように

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たぶん疲れてる。疲れていると、脈絡のないどうしようもない言葉が頭に浮かんでくる。というか、考えようとすると、かもしれない。
だからこそ、書き留めることが必要なのかもしれないと、ひらすらタイピングするのだけれど、ああ、悲しいかな。楽しくないのだ。

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