SNSを分析してその奥深さに迫っていく【ノマドニア体験記08】
現在、ジョージアのトビリシで、「ノマドニア」という1ヶ月間のワークショップを受講しています。昨日と今日の2日間で「SNS運用」について学びました。
僕にとってSNSは娯楽の側面が強く、今までみんなの発信を見て和んだり、有意義な情報を集めるために使っていました。だから、今回SNSが仕事になる実際の現場を見て、新しい世界に飛び込んだ感覚がありました。
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SNS運用とは
SNS運用とは、企業や団体などの公式アカウントの運用を代行することを指し、その企業や団体のことについて投稿するだけでなく、知名度アップに貢献していったり、実際に商品の購買などにつなげていく役割があります。そのためにデータを分析したり、親身なユーザー対応を行い、いろんな方法で企業の期待に応えていく必要があります。
また、SNSは一度やって終わりというわけではなく、継続的にやっていく必要があるため、長期的に信頼を高めていかなければならない難しさがあります。
以下に今回のSNS運用の講座で教わったことと、自分のTwitterについて考えてみたことを書いてみようと思います。
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アカウント運用のためのロードマップ
アカウントを運用していくためのロードマップとして以下のことをそれぞれ決めていく必要があります。
目標(SMARTフレームワーク)
明確な指標
ペルソナ設定
トンマナ
競合分析
投稿頻度
投稿内容
キャンペーン予算
画像などの制作物依頼方法
僕は今使っている自分のTwitterアカウントの運用を考えてみることにしました。
毎日書いているこのnoteへの投稿のビュー数を上げて、ライティングの案件獲得に繋げていくために、投稿のリンクを載せたツイートを流行らせるためのロードマップを描いてみました。
今までは以下のようにただリンクを載せているだけでしたが、もっと人々に投稿内容を見てもらえるようなツイートをしていきたいと思いました。
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Twitterのアナリティクス
Twitterにはアナリティクス(分析)の機能が充実しており、自分のアカウントがいままでどのような投稿でどのようなインパクトを残したかを見ることができます。
ここでのキーワードは「エンゲージメント率」です。エンゲージメント率を高めていくことが、SNSを運用していく上では大切になってきます。
まず、エンゲージメントとは、ツイートのクリック数、いいね数、詳細のクリック数、ツイート経由のプロフィールへのクリック数、そしてリツイート数の総称のことを指し、そのツイートに目が止まった回数を表しています。
そして、エンゲージメント率とは、そのエンゲージメントの総数をインプレッション数(ツイートがタイムラインに表れた回数)で割ったもののことで、そのツイートが人々の注意を引いた割合を表しています。
これらのことを理解しながら、ツイート内容を考えていく必要があります。
僕の今までの投稿を見ていくと、この4週間で最もエンゲージメント率が高かったのは以下の投稿で10.1%となっていました。
詳細を見ていくと、789回のインプレッションに対して、32回の写真へのクリックがあったことがわかります。写真を載せたことによって注目度が上がり、エンゲージメント率が高くなったことが読み取れます。
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バズりツイート分析
今までのバズったツイートについての分析は、検索してパターンを分析していくことが良いとされます。
今回、noteへのリンクを載せたバズりツイートを探していくために、Twitterの検索窓に以下のキーワードを入力してみました。
「#note」と「|」が含まれた、3000以上イイネがついたツイート、という意味です。特に「min_faves: xxx」(イイネの数がxxx以上)など、独自のコマンドを入れ込むことで、検索キーワードだけでない詳細な検索をすることができます。
この検索結果からいくつかの内容をGoogleスプレッドシートにまとめて、分析してみました。
分析していくと、リツイートやいいねが多いツイートは、自分の投稿よりもそれを読んだ他者によるおすすめツイートが多いことがわかりました。
もちろんnoteの内容をもっと有意義なものにすることが大事ですが、読んだ上で人々に共有したいと思わせるような内容にすることも大切だと感じました。
実際に講義の中でも、購買における影響力は「友人や家族の意見」という要素がもっとも高いことを言及しており、他者に紹介されることで意欲が湧いてくることはあると感じました。
バズりツイートは、バズるためのいろんな手法が凝縮されている高度な技術の塊だったのです。
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まとめ
今回、SNS運用の奥深さを実感しました。
傍から見ると、ただSNSで遊んでしかないように見えてしまいますが、その内実は企業を紹介するため、知名度を上げていくため、そして購買行動につなげるためにいろんなことを考えながら運用しています。
アニメーション制作やWeb制作などと違って特殊な知識が求められないものの、センスや運が大きな要素になってくるため、これもまたとてもレベルの高い仕事だと感じました。
SNSを正しく使っていき、人々にとって影響のある力を持ちたいなと思いました。
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