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考えるより前に行動できない

一般的に行動力のある人とは、考えるより前に行動できるタイプの人なのでしょう。あくまで多数派は、という話ですが。

そういった人々は、直感的に「良さそう!」と思ったことをそのまま実行しているから、成功するか失敗するかは二の次です。楽しいか楽しくないか、という部分がキーになっているのでしょう。

考えるより前に行動する人は、逆に捉えると(あまり)考えていない中で行動をしているということです。それは、直感に頼って行動してきたことで、自身の中に積み重なってきた絶対的な経験値がある、という大きな強みであるともとれます。

こう言ったことを分析するくらい僕は考えることが好きです。そして考えるより前に行動できないタイプの人間です。

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安定志向という面では、僕はどこまで行っても日本人気質なのでしょう。

一般的な日本の家庭で育ち、一般的な日本人的感覚を従順に受け入れ、日本企業で社会人をスタートさせた経験があります。だから、考えた上で最善策を取らなければならない安定志向の考え方が染み付いています。

もちろん仕事をする上では、失敗できない・失敗を回避する手段を選択するよう促されるのは当然だとも思います。

ただ、それはどこかで行動する前のスタンスとか気持ちの面で歪みのようなものが生まれる要因にもなってしまうと思っています。そのあたりで自分の中に疑問があったのは確かです。

日本人は安定志向の国民性です。そういった環境に適応できなかった人は海外にたくさんおり、僕は彼らなりの苦しみをたくさん聞いてきました。

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人と比べる。僕がついついやってしまう悪い癖です。

人と比べない方が人生生きやすい。

生まれた場所も育った環境も違う人たちと生活していく上で、自分の感覚が周囲とズレることは当たり前のことです。

加えて、人と比べると自分が劣っていることを認識してしまいます。これでネガティブになって、思考が固まってしまうことがあります。

人と比べることにはデメリットがたくさんあるから、人と比べない方がいい。でも、それは自分の性格を考える上でとても難しいことだと最近思っています。

だから、いっそこの性格を受け入れるのもありなんじゃないかとすら思えています。人と比べた上で自分がポジティブになったって良いんじゃないか。

人を傷つけなければ何をやったっていいのですから。具体的なことはまだ考えていないけれど。。

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僕は考えることが好きです。いつでも頭の中のCPUは起動しています。

だから、何か行動に移すときも必ず思考から入ります。リスク分散をしたいし、自分にとって一番成功する確率が高いことをしていきたい。

それは良くもあり、悪くもあると認識しています。

失敗を回避することは良いことです。それで時間やお金を無駄にしなくて済むから。

でも、考えることで無謀なことへの挑戦ができなくなってしまいます。経験が積まれなく、直感力が冴えなくなり、「普通」なことしかできなくなってしまいます。

この世の中、本当のリスクなんてわからない。

いつミサイルを打ち込まれるかなんてわからないし、いつ地震が来るかもわからない。安定だと思っていることもいつ不安定になるかわかりません。

だからこそ、目の前に不規則な変数を持ち込み、学習させることが大切だと思います。サバイバルから得られることも多いものです。

僕のこの葛藤から考えるに、やはり考えるより前に行動しちゃった方が良いのでしょう。

まだまだ若いから、リスクとか考えない方がいいのでしょう。

これから海外で働いていこうと思っています。

その挑戦を前に、自分のスタイルを変えていきたいと思うようになりました。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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