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僕の趣味は貧乏海外ひとり旅

僕は今、25歳。
働き盛りなんて言われる新卒3年目の会社員です。
毎月それほど多くない給料をもらって、コソコソと生活しています。

そんな僕の趣味は旅。
まだ見ぬ土地に行き、その場所の空気や匂いを感じ、人と触れ合うのがとても好き。
そして、自由に気ままに行き当たりばったりでルートを決められるひとり旅は、解放感に満ち溢れていて大好き。
だから、夏季休暇を始め平日に休めるような時間を見つけるといつも旅に出かけます。

そんな旅の中でも特に好きなのが、海外旅行。
だいたい毎年2回以上は海外に出かけています。今年に関しては、これからのも含めると4回。少し奮発してみました。
でも、それを言うといつも「よくそんなお金あるね」なんて言われます。

たしかに日本から欧米へ向かうには航空券にそれなりにお金がかかります。僕もいざ予約しようとする時、手が震えます。
しかし、アジアなどであれば、LCC(格安航空)で安価に行ける時代になりました。

だから、海外旅行はお金がある人の特権ではないと思います。
しかし、とは言えお金がかかるのは事実です。
なので、これから僕が普段海外に旅する時にしている節約術を紹介します。
海外旅行にためらっているような人になにかしらの影響を与えられればいいなって思います。

その1:荷物

LCCが安い理由は、別に「安かろう悪かろう」で危険なだけ安くしている、というわけではありません(絶対とは言い切れないが)。
機長の航空テクニックを落とさずして安くなっている理由は、搭乗に関する様々なサービスを追加料金制にし、基本料金を抑えているからです。
ドリンクや機内食、毛布、預かり荷物など、それらのサービスを受けない代わりに値段を抑え、安い旅を実現させてくれます(他にも離着陸の安い地方の空港や沖止め(タラップを使って搭乗)を利用するなど)。

つまり、それらのサービスを受けなければ、少しでも安く旅ができるのです。

そして、僕が特にすべきだと思うのが、荷物を預け入れない、ということ。
カバンひとつで旅に出る人のことを「バックパッカー」と言いますが、それのことです。
機内に持ち込めるサイズのカバンに荷物を詰め込んでバックパッカーになりましょう。

近年ますます増えてきたLCCにより、自由に行動できるという利点でひとり旅の王道とされていたバックパッカーは、お得感も増す旅の仕方になってきました。

とは言っても、荷物を減らすことが苦手な人もいるかと思います。
いつも荷物がパンパンになってしまう人のために、僕の持ち物を紹介したいと思います。

僕は男なので化粧道具はないし、髭剃りも持たないので(永久脱毛してます)、最低限の荷物です。

これらはあくまで一例ですが、だいたいいつもこのような感じです。
これだけ詰め込んでもカバンの中には空きがあります。
衣服やお土産など、現地で購入するものもあるので、帰りにはカバンはパンパンになります。
もちろん、行き先や状況によってはこれに追加したり、といったこともあります。

次に、これら僕が使用している旅グッズを一部載せたいと思います。

カバン
僕がいつも使用しているカバンは、このCABIN ZERO 44L。
軽くて大容量。耐久性も高いのでとても重宝しています。もちろん、飛行機内に持ち込めます。

圧縮バック
衣服を入れる圧縮バックは、このKINGOODS製のを利用している。最近購入したものなのですが、非常に使い勝手が良いです。圧縮度が高く、かつ整理しやすい。
皆さんにもぜひおすすめです。

吸水タオル
バスタオルを持っていくわけには行かず、毎回現地で捨てるのもなんか嫌なので、僕はいつも無印良品で購入したペラペラのマイクロファイバーのタオルを利用しています。
オンラインストアを探してみたが見つからなかったので、残念ながら廃盤になってしまったかもしれません。

プラグ変換器
外国にはコンセントのタイプが違う国が多い。そんな時に利用するのが変換器。僕は無印良品のものを利用しています。
これはとても便利。いろんなタイプのプラグに対応しており、事前にその国の変換器を調べる必要がありません。

その他、百均で買った収納ケースをいくつか持っていきます。
A5サイズのものはチケットなどの書類を入れられるし、A6サイズのものはパスポートを入れたり出来ます。

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その2:宿

現地で宿泊する宿だが、ホテルを取ることはあまりありません。
僕が基本的に宿泊するのはユースホステル(ゲストハウス)です。

ユースホステルとは、ドミトリー形式の宿舎で、トイレやシャワー、寝る部屋など全てが共同なものです。
値段は安価なものが多く、ホテルの半額程度と言っていいでしょう。
そして、安いホテルにはないようなキッチンもあるので、スーパーで買ってきたものを調理することができます。

共同スペースがある場所も多く、そこで旅人と出会えるのがユースホステルならではの醍醐味だと思います。
そんな僕はアメリカのとあるユースホステルに泊まった時、女の子から逆ナンされてたった2時間のプチデートをした経験があります。笑

ちなみにユースホステルすらの宿代も抑えたい時には、空港に野宿することもあります。
早朝の便を予約して、夜のうちに空港に入る。
ベンチに横たわって寝るので、疲労が取れにくかったりしますが、宿代はかかりません。

海外の街中で野宿するのはホームレスみたいだしとても危険だが、空港であれば多少の安全もあり、同じようなことをしてる人がたくさんいる安心感があります。

しかし、とは言えセキュリティは自分次第だし、基本的にシャワーはないし、楽なものでは無いということも伝えておきます。

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その3:食べ物

せっかく海外に行ったんだから美味しいもの食べたい、という人はこの部分はすっ飛ばしてください。
食費は節約しようと思えば、かなり節約できる部分です。

日本にいても高級レストランなんかめったに行かないのに、わざわざ海外で入る必要もない、というのが僕の考え。
昼はともかく夜はスーパーで買ってしまえばかなり安く済みます。
ユースホステルで料理ができるし、食器も利用できます。

スーパーに行くと日本には売ってないようなものがたくさん見つけられ、それはそれで新たな発見の連続です。
美味しい料理を食べる楽しさと引き換えに、まだ見ぬ食材にたどり着ける楽しさがあるのです。

ちなみに僕はヨーロッパに行った時にはかならずフランスパンを食べます。
物価が高い国でもフランスパンは日本で売ってるものより全然安いのです。

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その4:移動

主に現地の移動の話ですが、どうしてもの場合を除き基本的にひとりでタクシーには乗りません。
日本のタクシーより安い国は多いけれど、そもそもタクシーはその国の移動手段の中でも高価であることは間違いない。

空港から市内、市街地内、いずれも公共交通機関を利用します。
また、空港にいるタクシーは悪い運転手も多く、騙されることが多くあります。

現地での足については日本で十分に情報が収集できます。
どのバスに乗ればいいか、どの電車に乗ればいいか、どんなチケットを買ったらいいか、、
その情報が現地で大いに役立つことは間違いありません。

とは言ってみたものの、空港から市街地までタクシーでしか移動できないような場所だったり、現金がいくらか余ったような時はタクシーに乗ることもあります。そこは臨機応変ですね。
でも金額面で騙されないように事前に距離の相場は調べておくのが良いでしょう。

ちなみに、僕は普段SIMやポケットWi-Fiを借りることはありません。通信は基本的に街や宿のフリーWi-Fiを使います。
現在位置を知りたい時もWi-Fiがある場所まで行かないと通信はできません。

しかし、そんなときに使えるのがGoogle Mapのオフラインモード。
これのおかげで通信できなくても現在位置を把握することができます。

使い方としては、行きたい場所に事前にピンを立てておき、現地では常に位置情報オン。
行きたい場所が近いエリアだったら、歩いて一気に回ってしまう。そうすれば電車代やバス代すらも削減できるし、街の雰囲気を感じながら目的地にいくことができます。

Google Mapのオフラインモードについては以下のサイトをチェック。

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番外編:言葉

ここで番外編として、海外の言葉について書きたいと思います。

「ひとりで海外に行く」って言った時、お金の次に聞かれるのは言葉のことです。
英語話せるの?
伝わらなかったらどうするの?

ずばり、僕は英語は話せない。。。
日本の中学生レベルの読解力くらいはあるが、高校英語でつまづいてから時が止まってしまっています。

一応、最近少しずつ勉強はしていますが、現地の流暢な英語を聞くと
「・・・pardon?」
くらいしか言えなくなってしまう。

旅行中、特に困るのは宿です。
日本人が多い国を除き基本的にユースホステルには日本語サービスなど存在しない。僕はいつも聞き返したり、スマホに入れた辞書を開いたり、Google翻訳を使用したり。あらゆる方法を使ってその場をやりくりしています。

でも正直、英語が話せなくてもなんとかなっています。
大事なのは、伝えることと理解すること
こちらが一生懸命であれば相手方も親身につきあってくれます。

ただ、英語や現地語が理解出来ると旅がより楽しくなるのは間違いありません。。

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最後に

長文を読んでいただきありがとうございました。
こんな節約術を知って少しでも何か実践してもらえるものがあったら嬉しく思いますが、せっかくの海外旅行なのでもっとパーっと贅沢するのも全然ありだと思っています。

旅は事前の情報収集がとても大事です。
もちろん、現地での発見や感覚で行動するのも楽しいけれど、事前にどれだけ情報をあつめられるか。
僕が学生時代に学んでいた地理学の分野では、「事前8割 現地1割 まとめ1割」ということを教わりました。それだけ事前準備というのは大切です。

最後に、海外旅行は楽しみに行くものです。
節約をしてやりたかったことができなかったら本末転倒です。
やりたいこと、食べたいもの、見たいもの、それらの目的さえ果たせればそれでいいやくらいのスタンスでもいいと思います。
僕の旅行目的は、知らない場所に行きたいというものなので、着いて街中を歩ければそれで満足だったりします。

つらい思いをしたり、悲しい思いをしたり、それはそれで思い出かもしれないけれど、日本に着いた時に「行って良かった!」と思える旅になるのが一番良いのではないでしょうか。

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