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沖縄にいるアメリカ人に話しかけてみる【海外就職への道21】

こんにちは。マニラからお届けします。

今回は前回の続き、コロナ禍でフィリピンに渡航できない中で行った沖縄ワーケーションについてお話しします。

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平日に仕事をし、週末に遊ぶ「ワーケーション」で沖縄に来てから、米軍基地に勤めるアメリカ人になんとかして話しかけたい思いを抱いていました。でも勇気がでなかったり、何を話したらいいかわからなかったり、そもそも英語が伝わるか心配だったりしてなかなか思い切れませんでした。相手は屈強な肉体を持った人ばかりです。うまく話せないから殺されるなんてことは99.99%無いでしょうが、話せないことで相手の大切な娯楽の時間を使ってしまうのが嫌でした。

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北谷町の北部、砂辺という地域は海に面していてダイビングやサーフィンの場所として知られています。また住宅地に紛れるように飲食店も多くあり、アメリカ人もたくさんいるエリアです。街もどこかアメリカに似た雰囲気があって、異国情緒あふれる楽しい場所でした。

沖縄に着いた翌日、僕は同期と一緒にこのエリアでお昼ご飯を食べることにしました。直射日光は暑いものの、日陰に入ると風が涼しく、屋外のテラス席に座っていました。そこに、40代くらいのアメリカ人夫婦と見られる男女がとなりの席に来ました。注文をしてから、二人で軽くお喋りしていたものの、ちらちら自分たちの方をみているのが気になりました。

その男性をよく見ていると、NFLのロサンゼルス・チャージャーズのTシャツを着ていました。アメリカンフットボールが好きな僕はこのチャンスを逃すわけにいかない、と迷う隙もなくその方に話しかけてみました。

「チャージャーズのファンなのですか?」「そうだよ。自分は〇〇選手が好きで…」

なんと話が通じ、コミュニケーションが取れました!偶然とは言え、相手は自らいろいろと話してくれ、また僕もそれに合わせるように会話を続けていきました。注文していた料理が運ばれて来たため、5分くらいの短い時間だったものの、僕はアメリカ人と会話をすることができました。ミッションコンプリート。一つ殻を破り成長できた瞬間です。

最後、お店を出る時、「Thank you」と笑顔で伝えたら、相手も「Thank you too!」と笑顔で伝えてくれました。話しかけてよかった、と心から思いました。

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一度殻を破ったらもう後は楽なもので、その後は何人か通りすがりのアメリカ人に話しかけることができました。まだまだちゃんとしたコミュニケーションはできないものの、簡単な会話だったらその瞬間に話題を考えて伝えることができました。

アメリカ人とのコミュニケーションに対する恐怖は、英語力やコミュニケーション力ではなく、勇気があれば打ち崩せるものでした。そのことがわかっただけでも大きな成長でした。そんな沖縄の生活はまだまだ続いていきます。

この続きはまた明日。では。

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