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英会話で忘れがちなコミュ力の必要性【海外就職への道20】

こんにちは。マニラからお届けします。

今回は前回の続き、コロナ禍でフィリピンに渡航できない中で行った沖縄ワーケーションについてお話しします。

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目が覚めると実感する。ここは沖縄だ。南国の陽気な空気に包まれて身も心も軽くなった気分になる。

2021年6月、僕は沖縄中部・北谷のとあるゲストハウスにいました。いつもと同じ日曜日の朝なのに、いつもとは全く違う気分。これからの日々が楽しみで、今すぐ走り出したくなる高揚感でした。

平日はこれまで通り仕事をするため、旅行みたいにずっと遊べる訳ではないけど、沖縄にいるということ自体が僕にとってはアクティビティで、それだけで楽しかったのです。

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北谷は国内最大の米軍基地である嘉手納基地があり、また美浜アメリカンビレッジというアメリカの街を模したショッピングモールがあるため、観光客のみならず軍人を含むアメリカ人がたくさんいる町です。という事は、英語を勉強している僕にとっては生きた英語を使える絶好のチャンスでした。

実際、アメリカンビレッジに行くと多くのアメリカ人がいました。この時期、緊急事態宣言下で店内でのアルコール提供は禁止されていたものの、海沿いのテラスを始め、屋外のエリアでは至る所で宴が広げられていました。人口密度の高くない沖縄県で感染者が増えた理由はこのようなところにあるのだと理解するも、正直なところ、ずっと東京で閉塞感の中過ごしていた僕にとって、そのような明るい雰囲気はとても心地良いものでした。同じ緊急事態宣言下でも、東京と沖縄には人々の活気という意味で大きな差があるように感じました。

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テラス席にはアメリカ人のグループやカップルが連ねていました。でも、話しかけようにも何を話したら良いのか。悩んで結局辞めてしまいました。1年半ずっと英語を勉強してきて、僕は基本的な事に全く気付いていませんでした。

英語が話せても、コミュニケーション力がないと、話せない。

1on1の英語のレッスンを受けていると、基本的に先生は僕の話に合わせてくれます。自分語りしても、僕が聞きたいことを聞いても、どの先生もいつも優しく受け答えしてくれました。でも利害関係のない一般人は違います。話が面白かったり有意義でなければ、コミュニケーションは続きません。

日本語でも当たり前のように感じていることなのに、1on1のレッスンで話すことが当たり前になってしまい、英語になった途端に盲目的になっていました。

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沖縄の陽気な土地で生活しつつ、これからアメリカ人に英語で話しかけるミッションに挑んでいきます。

この続きはまた明日。では。

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