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2回目のWebデザイン講師ふりかえり【ノマドニア体験記・番外編】

昨日・一昨日と2日間、ワークショップ「ノマドニア」の講師を務めました。

今ではジョージアのみならず、インドネシアのバリ島でも行われ、今後はタイのバンコクでの開催も控えているなど、徐々に勢力を拡大しています。

僕は昨年7月に受講生として参加して、1ヶ月間の中でいろんな仕事を体験をしました。フリーランスとは?ノマドワーカーとは?といった今まで触れてことのないいろんな働き方を肌身で学びました。

その様子は以下にまとめています。

このワークショップを通し、僕はWebデザインをやっていきたいと思うようになり、それ以来ジョージアで生活しながら、Webデザインを学んでいきました。

その勉強成果や発信も相まって、実際のワークショップでWebデザインの講師を依頼され、昨年の11月に開催された回でWebデザインの講師を務めることになりました。

こんな自分が講師を務めていいのか、といった疑問もありながらではありました。しかし、やるからにはちゃんとやりたかったので、資料を作り込み、何度も練習を繰り返しました。

結果的に、特にミスもなく2日間のワークショップを終えることができました。

そして今回、2回目のWebデザインの講師を務めることになりました。

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始まるまで僕の中には不安な気持ちがありました。

一度やったことは再度やる際にはスムーズにできる。多くの人はこういった感覚を抱くと思います。

しかし、今回僕はどうもすっきりしない感覚をずっと抱えていました。

前回感じた課題点を補うように資料を作り替え、発表のための練習をしました。練習をしていくことで、この不安な気持ちは少し和らいでいきます。

それでもまだ何か落ち着かない気持ちがありました。

徐々に、その気持ちの正体が僕の今の立ち位置に由来していることがわかっていきます。

僕がこの依頼を引き受けた11月は、まだ将来への道筋が見えていないもやもやとした状況でした。その後、海外挑戦のための準備と実際に企業への申し込みをしてみたり、仕事自体もWebデザインからITのフロントエンドへと方向性を変えていました。

今はもう、当時のようにWebデザイン一本で進んでいく状況ではなくなっていました。そんな状況下でWebデザインの講師を務めることに、一抹の不安がありました。

こんな自分が講師として務まるのか。考えれば考えるほど、悩みが深くなっていきます。

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一度引き受けた依頼を断るわけにもいかないため、結局は準備をして挑むことにしました。受講生の方々に迷惑をかけることだけはしたくなかったので、この気持ちは露骨に表現しないように務めました。

講義が始まる前は、前回と同じかそれ以上に緊張していたと思います。

結果的に、無事に二日間の講義を特にトラブルなく終えることができました。何度も噛んでしまいましたが、それはご愛嬌として。

終わった。安堵の気持ちが身体中を駆け巡りました。不安だった気持ちが嘘のように、すっきりした感覚を抱けました。

2日間の講座のいちばん最後には、その瞬間の僕の状況や気持ち、これからのことを包み隠さずに伝えてみました。

7月に同じワークショップを受講し、それからの期間、どういう気持ちを抱えていたか。考えて自分はどのような方向性に進んでいこうと思ったのか。参加して良かったことや自分なりの反省点など、裏表なく伝えてみました。

僕は11月に講師を務める際、主催者から「受講生出身ならではの立場で受講生に親しく接してほしい」と言われていました。前回の講義でも自分なりの体験談に基づくメッセージを伝えていましたが、どちらかと言うとふわふわしたものになっていたと思います。

今回はもっとはっきりと、受講生の視点に近い立場に立って話すことを意識してみました。

昨日の講義終了後、受講生のひとりから最後のメッセージがとても良かった、と連絡をもらいました。それだけでも講師を務めて良かった、という気持ちでした。

受講生の方々はみんなフレンドリーに接してくれました。ありがたい限りです。講義の後は一緒にランチも食べに行きました。

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来月に開催する回の講師はお断りしました。

これを機に、僕はWebデザインから少し離れるでしょう。

自分の中で葛藤を抱えた2回目の講師ですが、うまくいって本当に良かった、という気持ちです。

受講生の方に講義を受けて感じた実際の本心を聞いてみたい気持ちもありますが、それはしないことにします。

重いタスクから解放されたので、これから次の目標に向けて集中していこうと思います。

以上、2回目のWebデザイン講師を通して感じた一連の気持ちでした。もっと上手く生きられるようになりたいものです。


僕のことは以下の記事で紹介しています。

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それでは、また明日お会いしましょう!

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