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充実感がある一年を過ごしている話

人には人の生き方があるし、人はそれぞれ自分の決断によって自分の人生を生きています。

以前の投稿にも書いたように、僕は人はみな自由に生きていくことが大切だと思っています。

だから突飛なことをしようが自由だし、他人に迷惑をかけなければ何をやってもいいと思っています。

実際、海外に来ると日本では見かけないような人にたくさん出会えます。面白いことをしている人はもちろんのこと、お金もないのに何もせずにのんびり暮らしている人もいます。

どう生きるべきか、といったテーマはよく話題になり、多くの人がこの悩みを抱えているでしょう。

でも、どう生きたっていいのです。人と同じことをしてもいいし、しなくてもいい。

日本人は特にそのテーマを難しく考えすぎて、結局「建前」の自分をつくって、本心で生きていない人が多いように思います。かつての僕がそうだったように。

自分で責任を取り、人に迷惑をかけなければ何をしても良い。もっと自分の人生を生きていくことが大切なように思います。

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今日で9月も終わります。2022年ももう終わりが近づいてきました。

今僕は、今年が自分の人生で一番精神的に成長した一年になっている、ということを感じています。

まだあと3ヶ月残しているけれど、この9ヶ月間を振り返るととても充実感があります。

今年の1月、僕は毎日将来のことを考えていました。当時はフィリピンへの渡航を控えており、仕事をしながら自分の人生について悩んでいました。

その後、コロナ禍の中、仕事でフィリピンのマニラへ渡り、慣れていない土地で初めての海外ひとり暮らしという壁にぶち当たりました。

結果的に半年でフィリピンを去ることになりましたが、日々苦渋をなめる生活をし、乗り越えた経験は自分にとってとても価値がありました。

7月からのジョージアでの生活は、当初は不安を抱え、ネガティブ思考になっていましたが、徐々に明るく前向きな気持ちを持って過ごせています。

人間関係など周囲の環境の面で大きく差はありますが、フィリピンでつらい出来事を乗り越えた経験があるからこそ感じられる感覚だと思っています。

過去の経験の上に今の自分がいる。

僕は未だに家も仕事もない不安定な生活をしているけれど、前を向いて生活できています。

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人が何かに挑戦をする原動力にはいろんな種類があります。

女優ののんは、女優という枠に留まらず歌手や芸術家などいろんな才能を見せ、あらゆる創作活動を行っています。

そんな彼女の挑戦の原動力は「この世界に存在する『納得いかないこと』に対する怒りのパワー」だそうです。

やりたいことをやりたいと主張したときに抑えつけられたときに感じる怒りのパワーが、自分にチャレンジ精神を持たせてくれているそうです。

僕の原動力は「将来への不安」かもしれません。

将来に明るく生きていきたい。

これは僕が昔からなんとなく感じてきたことです。そのためには勉強もするし、仕事もするし、自分を律して行動できます。

夢や目標のない人生を過ごしてきたけれど、その思いだけは昔から持っていて、だからこそ今まで真面目に生きてきました。

何かで失敗をしたり、お金を失ったり、負の感情が起こるたびにこの感覚は揺らぎます。このままじゃ明るい将来をつくれないかもしれない。

だから結局、不安だから行動する、という意味合いが大きいのかもしれません。

明るく生きていくことができないかもしれない、という将来への「不安」が、僕を奮い立たせ、挑戦の原動力となってくれます。

改めて人には人の考えがあると思い知らされます。

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今年も徐々に終わりに近づきます。でも今年が終わったら新たな一年が始まります。

もし年末にネガティブになっても、新年にポジティブになっていればいいし、そこまで深く思い込む必要はないと思います。

人には人の生き方がある。

今年はその事実を強く認識できた一年になっています。


この毎日投稿も183日を超えて、ちょうど半年続けたことになりました。

今後もご愛顧のほど、よろしくお願いします。


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サムネイルの撮影場所はTsminda Nino Street(クタイシ)

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