やりたいという気持ちを第一に
ジョージアでの生活も半年が経ち、これまでこの国で生活している多くの日本人と出会ってきました。
オーストラリアやフィリピンなど日本から比較的近く、また英語が通用する国であれば、留学目的や現地で働いている日本人が多くいるでしょう。
しかし、ジョージアのように知名度は高くなく、英語もあまり伝わらないような国では、生活している日本人はそういった国々とは大きく異なります。
会社員や留学生はほとんどおらず、フリーランスや経営者、投資や年金でスローライフを実現している人など、日本ではあまり出会う機会のなかったような人たちがたくさんいます。
僕はそんな人たちに会っていろんな話を聞くのが大好きです。
元々引きこもりがちな性格だったけれど、いろんな場に顔を出すようになって、みんなと距離が縮まっていることに嬉しさを感じます。
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僕は考えすぎな性格です。先日投稿したように、行動するときにはいつもいろんなことを考えてしまいます。
考えすぎた結果、行動する前に自分の中で無理だと思い込んでやめてしまったことも多々あります。
考えないようにするとか、失敗してもいいと割り切って行動するとか、その方が動きやすいのは知っています。でも、なかなかそれ通りに動けません。
どうしたらいいのだろう。いつもこの悩みに直面します。
ジョージアにいる日本人の多くは、考えるより前に行動してきたような人たちです。そして、みんな彼らなりに楽しみを見つけたり、彼らにしかできない仕事をしています。
そういった人たちに出会えたことは僕にとって大きな財産です。
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先日、僕が長らく話したいと思っていたとある方とお話をしました。
その方は奥さんと子供を連れて世界中を旅している人で、結婚も出産も全て旅の中で実現し、仕事も国を移るたびに変えています。
旅をしながら生活するノマドというスタイルは徐々に一般的になってきているし、僕もそういった生き方に強い憧れがあります。コロナ禍でリモートワークが浸透し、パソコンひとつで仕事をすること働き方は以前と比べると一般的になってきました。
しかし、彼がしている生活はまたそれとは異なる生き方です。
家族全員で移住を繰り返し、新たにやってきた国でゼロから生計を立てていく。今はラーメン屋を中心に、飲食店のコンサルティングをしています。たぶん僕が知らないだけで他にもいろんな仕事をしているのでしょう。
仕事について悩み、でも挑戦もしたいから安定路線は取りたくない。そんな僕の性格とは対局にいるような方だと思いました。
奥さんや子供たちともお会いでき、いくつもの衝撃を受けることになりました。
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彼の考え方はシンプルです。
「やりたいという気持ちが大事。それだけ。」
今までいろんな場所で生活して、ロールモデルがいないような変わった生き方をしてきている彼は、これまでのいろんな経験をそのシンプルで純粋な気持ちのみで挑戦してきたそうです。
だからこそ、次もまた新しい挑戦に挑むことができるのです。
最後は気持ちの問題。とてもしっくりきます。
僕の現状は次のステップに向けて動き出し始めたところです。それを受けて僕の行動がどう変わるかはまだわかりません。
ただ、少しでも「やりたい」という心の底のコアな気持ちを認識し、その気持ちを元に(深く考えずに)行動していきたいと思います。
何が成功で何が失敗かは人それぞれです。
海外に1年いる僕はまだまだ日本人的な「他人を気にするクセ」が抜けません。
小さなところから少しずつ自分を変えていくことで、自分にとって生きやすい楽しい人生を歩んでいきたいと思っています。
ジョージアに来て良かったな!
僕のことは以下の記事で紹介しています。
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それでは、また明日お会いしましょう!
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