㉗ 筋トレが自分を変えた話
私の他にも体を鍛えている人はたくさんいると思う。
そして始めるきっかけも人それぞれ。
異性にモテたい、自信を持ちたい、あの人の筋肉がかっこいい、運動不足の解消のためなど色々な形があります。
そこで今回は筋トレによって何を変えたかったのか、何が変わったのか、歴でいうとまだ一年弱と浅いですが私なりの変化をお伝えできたらなと思います。
筋トレはやった分だけ成果があります、悩んでいる暇があったら今すぐ一回腕立て伏せをして下さい。
⒈なぜ筋トレを始めたのか
まず私は当時(一年半程前)付き合っていた彼女に振られたことがきっかけで始めました。
とにかく自信のなかった自分が情けなくて、何か変わろうとして始めたことが筋トレでした。
自信がないことは悪いことではないとされていますが、自信満々の人を目の当たりにすると劣等感に襲われ、コツコツ積み上げてきたであろう自信も一瞬で蹴り落とされてしまいます。
自信のある人は、自分が蹴り落としていった人のことなど目にも触れてくれません。
なので、これだけは誰にも負けないもの「俺が一番だ」と胸を張って言い切れるものを見つけたかったのです。
私の好きなラッパーでcreepy nutsというR指定とDJ松永の二人組のグループがいますが、この二人はとにかく自分のラップとDJのスキルは誰よりも上手いという自信で満ち溢れていました。
リリックからも「こんな俺だけどラップのスキルは誰よりも上手い」「こんな俺にもお前らは俺にラップのスキルでは勝てない」とラップにだけは誰にも譲れない自信があることが伝わってきます。
私はそんな二人を見て、誰にも譲れないものを手にしたいと思うようななりました。
しかし、私は何者でもないし、何かこれといって誰にも負けないものがあるという訳でもありませんでした。
当時の私は振られてしまった影響でかなり落ち込んでいましたし、何かすぐに変わりたいと思っていました。
変わりたいだけ思っていても何も変われない。
動かない言い訳を考えている暇があったらまず行動しろ。
誰の言葉かは忘れましたが、よくビジネス書とかで目にする言葉です。
それでも行動できない人は、多分変わりたいなんて思ってもいない人です。
自分の夢の為に、何かを頑張っている人一緒に頑張りましょう!
話を戻しますが、自信が欲しかった私は偶然Youtubeを見ていたところ、AKー69さんが日本武道館でライブをやっている時の動画を見ました。
『Flying B』という楽曲を歌う際の前向上が当時の自分を奮い立たせてくれました。
「俺は口だけの男にはなりたくない、夢の為ならこの命すら厭わない」、このAKさんの挑戦していく姿に当時の自分は胸を拳で刺されたような衝撃でした。
これは今でも自分を奮い立たせる時に見る動画です。
是非、モチベーションが最近下がってきたなと感じる人は見てみてください。
⒉筋トレを始めて変わったこと
まず、筋トレと言っても高校卒業から2年以上経っており、そこそこの運動不足でした。
なのでまずは家で腕立てやスクワットから始めてみました。
Youtubeで「自重でもできる初心者トレーニング」的な動画を見ては、AKー69や般若の音楽を聴きながら自宅でトレーニングを行なっていました。
しかしやっていてもこれはよくいる三日坊主のやつだなと思ったので、目標を設定してみることにしました。
それは「3ヶ月継続させてジムに通うこと」でした。
やはりいきなりジムに通うというのは怖いですし、まずは家で継続しようと考え、始めました。
3ヶ月後、満を辞してジムへ入会することを決意しました。
それから通い始めるのですが、まあ自分よりもでかい人ばっかり(笑)
ここで若干心は折れかけるのですが、「絶対あいつらよりデカくなってやる」と強く思いながら地道に続けていくことができました。
それから一年弱くらい経ってようやくそこそこ筋肉がついてきたように感じます。
自分自身が変わった変化としては、まだ特にありません。
というよりそんなすぐに結果が出てしまようでは、ちっとも面白くありません。
多少の変化はありましたが、自信が持てるようになったとか、モテるようになったとか、そんな甘いものではないなと感じています。
しかし、継続させていくからこそ得られるものはあるなと思います。
例えば、自分がここまで一年ほどやってきたことについては自信を持って頑張っていると言えます。
だから何か不安な時には「俺は筋トレを頑張ってきたから大丈夫」と思えるようになっています。
でも自信の無さは変わりません。
自分自身まだまだこれからですし、筋トレはお金も時間もかけて形成していくものです。
そんなすぐに結果は出ないですし、継続させることができた人だけに結果は現れます。
その先に何があるのかわからないですが、私はまだ見えないそこに向かって努力していく覚悟は持ってそうです。
「現実を知れ」とか「理想なんて自分を苦しめるだけだ」とかいう人がいますし、確かにそれも一理あるのですが、それはただの負け犬が吠えてるだけです。
現実に文句を言ってる人より、夢や理想の自分に向かって努力できる人の方が何倍もかっこいい。
それに自分のかっこいいに向かって走っている自分の方が好きなので。
⒊まとめ
筋トレを人に勧めるかというと別にそうではありません。
たまたま自分の理想が“マッチョな人“だっただけなので強制的に人に勧めるほどのものではありません。
筋トレって時間もお金も要しますし、何よりきつい思いをすることの方が多いので。
でもそれすらも逃げていたら、いつまで経っても成長なんてしないし、気付いたら歳をとって、平凡な毎日を送ってしまいます。
それでもいいって人は構わないのですが、何かを頑張りたいって思う人がいるのなら是非筋トレはお勧めします。
自分を変える覚悟があるのなら、疲れて寝たい時でも自分を奮い立たせることができるなら。
10年後、20年後に周りが少しずつ体が衰えてきてもっと健康に気を遣っておけばよかったと後悔している時に、私は心も体もアグレッシブでありたいなと思います。
今は好きなものばかり食べたりして、楽しいのかもしれないけどいつかそんな人を横目に捲れる日が来ることを確信しています。
今は何者でもなくても、人に誇れるものが何もなくてもいつか大外から捲ってやるぞ。
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