見出し画像

私がADHD(注意欠如・多動症)で困ったことのまとめ。自己紹介(過去の私)

今回のテーマ

大人になってようやくADHDとわかったわけですが、
当時から思えば、その片理は表れていました(笑)。
そのことについて書いていきたいと思います。

自己紹介の補足として、私の困りごと遍歴を楽しんでください(笑)。
困るのは本人よりも周り・・・

よろしくお願いします。


主要な困りごとを書いていきたいと思います。
記憶があいまいなところもありますが、
基本的には衝動性、不注意、多動どれも当てはまるエピソードが
あります(笑)。こういうことがあったんですねーくらいの
気持ちで読んでください。




幼稚園編

気になる子にちょっかいをかける

自由時間に気になる女の子にちょっかいをかける。
加減がわからないので泣かれる

興味のあることに夢中

粘土細工やお絵描きの時間はものすごい集中。
先生の話も耳に入らない。呼ばれても気が付かない(笑)

しゃべりっぱなし

幼稚園の先生が前に立って説明しているが、
私は友達との会話に夢中になる。あるいは、先生の話を
さえぎってしゃべってしまう。
今思えば申し訳ないことをしていた。
先生ごめんね。

ぼーっとして話を聞き漏らす

私の通っていた幼稚園では、鼓笛隊があった
自分のパートで大切なことがあるにもかかわらず、
聞き逃し練習中に大いに迷惑をかける。それもなんでも。

幼稚園の時はこういった問題があってが、
それ以外の時はおとなしいために大事にはならならなかった。
連絡帳には多少問題点が書かれていたが・・・



小学校、中学校

先生の解説が頭に入らない

板書を書き写すのに必死で、先生の話が耳に入らない
あるいは、聞き取れない。特に新しい説明だと認識できないことがあった。
しかし、当時はそんなものかなと思っていた。意識もしていない。
板書を写せば授業にはついていけるので大事にはならない。

授業を無視して勝手に先に進める

上記の話に附随している。先生の話を聞かずに勝手に教科書を進めていた。
聞いているだけだと退屈で仕方がなかったから。先生によっては叱られるたが、忘れてしまうので、同じことを繰り返す。

隣の子にちょっかい、友達にちょっかいをかける。

授業に退屈すると、隣の子にちょっかいをかけたりしていた。
今思えば、相手にとっては大変迷惑な話である。
退屈すると何か面白いと思うことをしていないと気が済まなかった。

お隣の子とおしゃべりに夢中になってしまう

そして先生に叱責を食らう。何度も繰り返すのでたちが悪い
先生すまない。今ならどれだけ申し訳ないことをしたか分かります。

廊下を走る

授業中はないが、休み時間とかに無意味に走っていた。
今思えばおかしい。
先生から叱責されても同じことをやっていた。
人ともぶつかったりしてた。それでも走ることをやめない(笑)

話がくどい。自分が話したことを忘れている

同じ話を繰り返すためうるさいと友達に言われる。
それでもまた同じことを言うだよねこれが。

残念なことに自分が依然話したことを忘れているので
話が繰り返しがちになっていた。
友達にいじめられる原因にもなってしまって、難儀していた。
しかし、当時の私は全く原因は分かっていないし、理解もしていない。

小学生ぐらいから、力もついてきた。ちょっかいをかけた時、
力加減がわからないために、時々いざこざがあった。

悪いことだと分かっていても友達の椅子を引いたり(絶対にやってはいけない!!!)、雪合戦の時には雪玉に石を入れて投げたりしていた(絶対にやってはいけない!!!)。

中学校ではおしゃべりや失言が目立つようになる。
掃除道具で野球をしてたりしていた。当然叱られるがやめない。

授業や科目の難易度も上がってきたために、ついていくのが難しいものが
出てきた。頭の中が騒がしかったことを覚えている。

しかし、それがふつうだと思っているので気にしていない。
後、以上に疲れやすかったことを覚えている。
様々なことに気を散らしているからかな??。

授業中以外では問題行動が出始めていたように感じる。
今思えば、症状らしいものが顕在化してきているように思える。



高校

興味のある科目だけ熱心

興味のないものに集中できなくて大変困っていた。
なぜみんなは文句を言いながらでもできるのだろうか?
不思議に感じていた。
興味のある科目だけは成績は大変よかった。

集中できないので、成績は極端

成績ががたがただった。できるものと出来ないものが激しい
状態だった。先生にも指摘されたが、心ここに非ず。
ここで、注意していれば多浪しなくて済んだかも。
反省・・・・

頭の中が散らかっている

興味ない話の時に、頭の中に音楽が流れていた(笑)

まとまった思考ができないため、深く考えることができていなかった気がする。しゃべっているときも突然話が飛んだりするので、
友達に笑われていた(笑って済ませてくれる友達に感謝)。

集中できていないためとても物覚えが悪かった。
とても苦労した。

疲れやすい
忘れやすいことは自認してきているので、様々なことに
自分なりに配慮しながら生活していた。それゆえにものすごく疲れる。
自宅に帰ってくるとバタンキューだった。

休日もたまには友達と遊ぶが、なぜみんなあんなに元気なのだろうと思っていた。うらやましかったです。私はとにかく眠たかったです。
当時は全く、理由がわからず、眠いなぁという感覚だけ。

高校時代は、おしゃべりに多動性が、友達にちょっかいを出すという衝動性が強く出ていました。

注意に関しては、うまく調節できていない感じでした。過集中と不注意を繰り返す感じ。興味のあることにものすごく集中できますが、それ以外にはからっきしでした。

悩んでいましたが当時は自分の甘えだと思っていました。それゆえ根性論で何とかしようとしていた気がします。
ADHDというものも知りませんでした。


大学

興味のある講義に集中、それ以外は・・・

不得意や興味はないが必修の講義で落単しそうになる。
友人の力を借りて何とかした。大学は自主性に任されているので、
必ずやらないといけないことに対処するのにとても苦労しました。
友人がいなかったら留年していたかも。あぶねぇ(笑)。

相変わらず聞き取りがへたくそ

レジュメのある講義は理解できる。板書がうまい講義も理解できる。
それ以外を満たさないもの、特に口頭説明だけの講義は全然わからなかった。
聞き取りがうまくいかないのだ。

本当に困っていて、友人にノートを借りて何とかしていた。
集中していないのか、理解できないだけなのかよくわかっていなかった。

過集中でテストを乗り切る。こつこつ勉強できない

これはとても良くない。要するに一夜づけ。
継続力を養うことなんてできない。これは、今後も影を落とすことになる。
毎日こつこつやっていくということができなかった。

自主性がある分、強制力がないとこうなってしまう。

一夜づけでテストを乗り切ることが当たり前になるので、
毎回、期間中は大変な目にあってしまった。分かっているのにできなかった。
社会人までには対策を講じる必要があった。反省しています。

卒論で文章が長くなる。考えがまとまらない

頭が散らかっているので、文章も長くなる。
規定数が決まっているのに2倍以上超過してしまった。
長くなってしまってものを訂正するのに大変手間取った。
まとまりある文章を書くのが苦手なんだと痛感させられた。
教授には大変お世話になりました。

公共料金の支払い忘れ

下宿中に水道代の支払いを忘れるということを繰り返した。
直ぐに気が付いているので良かったが、笑い事ではない。
公共料金を払わないのは、信用の問題に関わる。

さすがに自分の特性に疑問を持ち始めているが、
解決方法や知識を知らないために、解決を先延ばしにしてしまっている。
この時は、このまま社会人になっても大丈夫だろうかという不安があった。
結局その不安は見事に当たるのだが・・・。
集中力等をつけるために、サプリメントを摂取したりしているが、
効果は分からず。ただ漠然と不安を感じていた。
なぜ集中できない。忘れ物をするのか。
なぜ衝動的に行動してしまうのかと。


社会人

スピード違反

ぼーっとして速度違反の切符を切られる。
疲労を感じていると、露骨に集中力がなくなっていた。
眠気も常にあった気がする。

指示を忘れる

メモを取っても忘れる。メモをなくす。あるあるなことが、
私の身にも降りかかった。指示を忘れるので、何度も聞くことになるのだが、さすがにくどすぎて何度も叱られた。
なぜ自分はいつもこうなんだろうと、悩んでいた。
当時は解決方法がわからないので、残業してすべてをこなしていた。
身体で覚えれば、何とかなったので。

事務作業がへたくそ

ファイリングなどがうまくいかず、ぐちゃぐちゃになりがち。
報告作業を忘れがち。ルーチンワークみたいなのを苦手がゆえに先延ばし、
焦ってやる、ミス増えるということを繰り返していた。
残業するようにして解決した。おススメはできない。

上司と喧嘩

疲れていると衝動的に失言する。
イライラしていると上司と言い合いに近い感じに。
言わなくてもいいことをたびたび口にしてしまっていた。

しゃべりすぎ

話始めると止まらない。
仕事がおろそかになることもあった。
反省しています。

電話だけ聞き取りが下手または疲れる
おかしいなぁと思いつつ色々対策を講じるが
うまくいかず。
聴力検査をしても問題なし。
どうしてかなぁと思っていた。
相手方に対して何度も聞き返してしまうので、
迷惑をかけていると思う。

学生とは違い社会人の問題は
信用問題に大きく関わるので、大変困っていました。
結局、退職や転職を繰り返し、
後に自分がADHDと医師の診断でわかるのですが、
もっと早く知りたかったです。

そうすれば、まだ何とか出来たかもしれない。
本を読んだり、色々勉強して対策を取っていきましたが、
どれもうまくいかなかったので・・・・・
現在はコンサータを飲んでいるおかげか、
学んだことを実行という形で活かせているのが
せめてもの救いという感じがします。
一応無駄ではなかったかなという感じですね。


まとめ

今までにあったことを色々思い出しながら書いてきました。
多分、まだあると思いますが・・・
自分が困ったことよりも、他人に迷惑をかけていることの方が多い気が
します。

大人の今だからわかるのですが、当時の友人たちには大変申し訳ない
ことをしたなと思っています。

今でこそ、薬のおかげでほとんど普通の人なのですが、
もう少し早く知りたかったなと、書きながら思いました。

今回はここまで


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?