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人生の大事な決断は、ひとに委ねてきた

ぼくはけっこう、ひとに流されやすい、のかもしれない。

これまでの人生における大事な決断や、自分の思想を固める最後のひと押しは、誰かとのふとした会話や、誰かがTwitterでポロッと漏らしていた言葉だったりすることが多い。

ぼくは大学1年生当時、「自分ってなんのために生まれてきたんだっけ?」「そうだ!世に奉仕するといえば、公務員だ!」と、めちゃくちゃ安直な考えに浸っていた。

しかし、「民間企業も世に価値を提供して、そして税金を収めるという形でも世に還元している」といったことが書かれていた、ちきりんさんの『マーケット感覚を身につけよう』を読んで、ぼくは衝撃を受けた。

そして結果的には、1年間大学を休学して、東京のベンチャー企業でインターンするようなひとにまでなってしまった。


最近だと、なんかイケてる同世代は自分のプロダクトもってるよなあ、みんなアプリとか作ってるよなあ、でもぼくは特にこれといったアイデアもコンプレックスもないんだよあと思っていたのだけれど、鳥井さんの言葉で一気に救われた。

無理にプラットフォーマーにならなくても、良質なコンテンツを生み出し続けることも、同じくらいカッコいいことなんだと、考え方を転換してもらった。

こんなふうに、ぼくはひとさまの言葉でけっこうコロッと行動指針が変わる。

そのことについて、なんかおれって軽いのかなあ、思想がないのかなあなんて考えていたのだけれど、もう最近は「おれはものすごく柔軟な人間なんだ!」と思うようにしている。

その決断や思想の転換過程に、それなりにちゃんとしたロジックがあるなら、どんどんブレちゃってもいい。触れてしまった琴線はしかたない。

むしろ、いまの変化の激しい時代においては、こっちのほうが正しい生存戦略なんじゃないかとまで思うようになってきた。

最後に全責任を負うのは言わずもがなぼく自身だけど、自分だけじゃなくて世の中の知恵をぜんぶ活用していると思えば、めちゃくちゃ無敵な気もしてきた。

考えに考え抜かれた哲学ピボットなら、オールOKだ。

その哲学自体も、変わるかもしれないけど。


★「ピボット」が通じない世界


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