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久々の筋肉痛の予感、とお父さんありがとう

今日は1日、大工もどきになってました。

というのも、普段からお世話になっているロペスさん( @ropeth )にお誘いいただき、明日から始まる一大プロジェクト『大手前通り活用チャレンジ2019』の設営準備に参加させてもらっていたからです。


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『大手前通り活用チャレンジ』とは、兵庫県にある姫路駅を出て、姫路城まで一直線につながっている大きな通り『大手前通り』を、より盛り上げようというプロジェクトです。


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大手前通り。奥に姫路城があります


明日11/2(土)から1ヶ月間、週末を中心にたくさんの飲食や物販のブースが並びます。

今日は前日ということで、明日から出店者さんたちが使うブースや、お客さんが飲食をする机の設営。


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ブースの骨組み。これはもうぼくが来たときには完成してた


最初は荷物を搬送するくらいかなと思っていたんですが、蓋を開けてみたらガッツリお客さんが使う用の机の制作からさせてもらいました....!

逆にぼくらにそこまで任せてもらっていいの!?という、良い意味での予想外。


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机の組み立てシーン。写真に写ってるのは一緒に準備を手伝っていた友人たち


ぼくは中学時代、国語や数学などはだいたい4か5しかなかったのに、音楽や技術は平気で3食らってたくらいには不器用なので、

『木材のサイズ測って、線を引いておいて!』

ってお願いしてもらって、メジャーとシャーペンを渡してもらったんですが、フリーハンドでキレイな線が引けなくて、財布から取り出したポイントカードを定規代わりにするくらいにはバタバタしてました。

木材を運ぶところからやってたので、朝の9時から準備してたんですが、午前中が終わった時点で既に、お昼ごはんに食べたスパゲッティの皿が持てない程度には、腕はプルプルでした。


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スパゲッティ美味しかった


なかなか慣れない作業も多くて、どこまで貢献できたかは分からないのですが、普段は主にwebサービスに触れている身としては、リアル空間での設計は、お客さんのことを考えるときの脳の使い方が違うので、とっても新鮮でした。

違うというか、単純にwebサービスよりもリアル空間を設計するほうが、いじれる変数と予測の立てづらい変数が桁違いに多いです。


どれだけシュミレーションしても、当日にお客さんがどんな流れになるか分からないし、どんなアクシデントが起きるかも、考えだしたら、正直キリがありません。

そのなかで、可能な限りのシュミレーションをして、どうすればお客さんが快適に過ごせるか、出店者さんがスムーズにブースを運営できるかを考えます。

別にぼく自身が設計に関わったわけではないので、あくまでも予想の範疇を出ないのですが、いろいろと指示を出してもらってるなかで、リアル空間でサービスなりイベントなりを実施することの難しさとやりがいのほんとのほんとの端っこの端っこを、少しだけかじらせてもらった気分です。


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ここまでいくとほぼ大工


あと、今日大工もどきを経験させてもらって、父へのリスペクトが増しました。

ぼくの父親は、大工なのです。

いまぼくが住んでる実家も父が建ててくれたんですが、もう15年前以上の話で、正直ほとんど記憶がありません。

父が普段どんなふうに仕事をしてるのかほとんど知らないまま、20年以上過ごしてきました。


ただ、今日実際に木材を採寸したり組み立てたりするなかで、

『スクリュードライバーを使ってネジをまっすぐ埋め込むの、すげえ難しいな』

とか

『おれらが普段何気なく使ってる机ひとつとっても、本当にいろんなことを考えて作ってるんだな(構造力学って言葉カッコいい)

とか、

『というかそもそも木材運ぶのめっちゃ重いな!』

とか、今日家に帰ってから父親に今日あったこといろいろ話したら、ここ5年で一番じゃないかってくらい会話が盛り上がりました。

今日は秋の快晴っていう最高のコンディションでしたが、これを雨の日も夏の炎天下も関係なく毎日大工し続けている父には、本当に頭が下がります。


明日朝起きたときの筋肉痛は今日の午前が終了した時点で確定してたんですが、とっても心地よい筋肉痛になる予感も当たる気がします。

ぼくはいまこのnoteを、東京に向かう夜行バスのなかで書いているんですが、明日から1ヶ月イベントは開催されてるので、また東京から帰ってきたら、どこかのタイミングでイベント本番にも足を運ぼうと思います!


ご興味ある方、明日11/2(土)から兵庫県の姫路駅前で1ヶ月イベントは開催されてるので、ぜひ立ち寄ってみてください!


最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!!!すこしでも面白いなと思っていただければ「スキ」を押していただけると、よりうれしいです・・・!