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朝4時起床、夜9時半就寝、1日2食な生活

今日は、ぼくが参加した『ヴィパッサナー瞑想』が行われた施設の環境やタイムスケジュールについて書きます!


場所は電波が3Gになっちゃう僻地

ヴィパッサナー瞑想は、『ダンマバーヌ』という京都のめっちゃ山奥にある施設でやりました。

ここは日本ヴィパッサナー協会が運営している、ヴィパッサナー瞑想をするためだけに建てられた正式な施設です。

ちなみに日本国内では、ここ以外に千葉にもあります。

京都の『ダンマバーヌ』は、スマホの電波が3Gとか下手したらつながらないくらい、自然豊かな環境です。

京都駅から30分くらいローカル線に乗って、そこから30分くらいバスに乗って、そしてそこからまた施設の方に15分くらい車に乗せてもらって、ようやく着きます。

施設の周りは文字通り本当に山しかなくて、隔離されてる感がすごかったです。

期間中スマホを手放していることも相まって、何回も『ここは異空間か!?』と錯覚しそうになりました。

あと気候は山の中ということもあり、コース中半分くらいは雪が降っててめっちゃ寒かったです。

ただ、降った雪が山や木々の枝に積もっている風景が本当にキレイで、『これが雪化粧か!!!』というのをはじめて体感しました。

写真撮りたかった..............

(さっきまでとこれからちょこちょこ出てくる施設内の写真は、来た日にスマホを預ける前か、帰る日にスマホを返してもらってから撮ったやつです)


スーツケースを広げる場所がベッドの上しかない極狭部屋

宿舎は男女で完全に分離されていて、1部屋は3人か4人の共同部屋です。

ぼくは4人部屋でした。ちなみにそのうち2人は外国人。

部屋は本当に寝るためだけって感じで、その他一切の無駄なスペースがありません。

あまりにも無駄がなさすぎて、部屋のなかでスーツケースを広げられる場所が、ベッドの上しかなかったです。

そして、ぼくの割当はこの2段ベッドの上段で、いちいち下に持って下ろすのも面倒臭かったので、寝るときも足元にスーツケースを置いて寝てました。

腰がひん曲がりそうだったぜ.......

シャワールームは、男子全員(25人くらい)で3つをシェアしてました。

言葉で表現するのが難しいんですけど、シャワールームの天井が空いてたので、もう激寒だった!!!!!

あと、食堂はこんな感じです。わりかし普通。


起きている3分の2以上の時間は瞑想

施設に滞在してたのは12日間なんですけど、コース自体は10日間です。

前後1日ずつ、前乗りと帰るだけの日。

期間中は9日目の後半くらいからちょっとずつ変則的になっていくんですが、それまではずっと同じタイムスケジュールを繰り返します。

以下、ざっくりとした流れです。

4:00      起床
4:30~6:30    瞑想
6:30~8:00    朝食
8:00~11:00   瞑想
11:00~13:00 昼食
13:00~17:00 瞑想
17:00~18:00 休憩
18:00~21:00 瞑想&講話
21:30            就寝

まず朝の4時に起きます。眠い!暗い!寒い!

そこから早速、2時間瞑想。

洗濯やシャワーなどの雑事は、朝ごはんや昼ごはんに充てられた時間を利用します。

それから『ん?』と思った人もいるかもしれませんが、1日2食です。

朝の6時半と昼の11時。

夕方の5時にも休憩タイムがあって、一応果物が出るんですが、まあ気休め程度にしかなりません。

夜6時からの『瞑想&講話』の講話というのは、ヴィパッサナーに関する座学みたいなのを受けます。

まあでも学校のように机と椅子を用意して......というのではなく、体勢は瞑想のときと同じままで、ヴィパッサナーについて懇懇と話されているテープを聴きます。

それを19時から20時半までやって、最後もう一度21時まで瞑想します。

ただ、全然眠くないし、布団は薄くて腰が痛いしで、全然寝れない!

けどまあ、スマホは預けてて他にすることもないし、電気も全部強制的に消されるので、とりあえず横になって目をつむります。

寝返りを20回くらいうったら、1時間後くらいにはなんとか無意識の世界へ誘ってもらえます。

ただ結局、朝も3時くらいには目が覚めてしまう!

もうちょっと疲労感につつまれて床につきたいなと思ったので、3日目くらいからはご飯と雑事を早めに終わらせて、空き時間はずっと散歩してました。


つまり期間中の瞑想は100時間以上!

上のタイムスケジュール通り、瞑想は1日で合計10時間以上やります!

厳密に言うと1日10.5時間です。

これを10日続けるので、期間中に100時間以上の瞑想をやることになります。

ちなみに、各行程間の始まりと終わりは、鐘を叩く音で知らされます。

鐘は、意外と小ぶりでかわいい。

これを、運営スタッフの方が木槌で思いっきり叩いて、施設中に響かせるのです。


ということで、『ヴィパッサナー瞑想』に関する施設の環境や、期間中のタイムスケジュールなどについてでした!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!!!すこしでも面白いなと思っていただければ「スキ」を押していただけると、よりうれしいです・・・!