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カットの練習をしてる美容師は一流にはなれない

行きつけの美容室って
何を基準に決めているだろうか。

・カットの技術

・対応

・店内のオシャレさ


など
あらゆる要素があると思う。

私はこれまで
いくつか美容室に通ったが
約4年間はずっと同じ人に
担当して貰っていた。

その方を選んでいた理由は
「話しやすさ」である。

人によって
選び方は色々あると思うが
私は話しやすさで選んでいた。

そして話しやすさで選んでいたのには
しっかり理由もある。

結論から言うと
カットの練習ばかりしている
美容師は一流にはなれないと
思っている。

美容室は大体カットで4000円〜5000円
ぐらいが相場だが
それは別に美容師の"技術"に
その額を支払っているわけではない。

たまたましっくりくる
美容師に当たれば話しは別だが
こちらの要求に
応えてくれるかどうかは
話し込んでみないとわからない。

相手も同じ人間だから
お客様の気持ちを
話さずに理解するなんてことは
ほぼ不可能である。

そこで
お客様がより
リラックスできるように

・飲み物を出す気遣い

・好みの髪型を見つけやすいカタログ

・要望を伝えやすいスタイリストの雰囲気

こういったことが
大切になってくる。

そしてこのサービスに対して
4000円〜5000円という金額の価値を感じ
お金を支払うのだ。

逆にそこに価値を感じなければ
5000円は高いと感じるのだ。

実際に
その金額を支払って
理想の髪型じゃなかったとき
「2度と行かない」
となることは普通だ。

じゃあなぜ2度と行かないとなるのか。

それは
・伝えにくい
・サービスが悪い
・特別感が無い
これらの理由で
4000円〜5000円も支払う価値が無いと
判断するからだ。

時間をかけて
お金をかけて
理想の髪型にしにいくわけだから
そのかかった時間が有意義で
かつ、髪型もうまくいった!
と思えばまた来たいと思う。

時間をかけたくないのなら
1000円で髪を切りに行けるし

技術だけなら
1000円で髪を切れる。

しかし、5000円もかけて
お客様は美容室にやってくるんだ。

そこにこだわれるかが
一流との分かれ道だと私は思う。


美容師は
技術を1番の商品として提供しようと
そればかり磨くと
それはただのオナニー接客になってしまう。

むしろ接客ですらない。

お客様が
5000円も支払う価値があるのか。

大切なのはブランディングで

そこを理解している人は
どの分野でも一流になれる。

私はそう思っている。


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