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出羽健太郎
2024年3月16日 10:27
40年にわたり我々の知の開発の一助となり続けた名作。アウトプットする、まずは手を動かし書き出してみる、あえて忘却する、アイデアを一晩寝かす、読書の方法などなど...嬉しいことに自分自身の行動や考え方を肯定してくれるような話題が多く、なぜか一安心。東大京大で多く読まれたという喧伝コピーが今回だけは微笑ましく思えた(権威主義ではないので念のため申し添えます)。ハイライトは第一次現実と第二次現実
2024年3月3日 09:03
巻末解説を我らの角幡唯介さんが担当。雪男探しの際にザックに持ち込んだ文庫本が、このヘッドハンターだったそう。空白の五マイルで停滞時に読んだ月と六ペンスと同じく、角幡作品に登場する作品はもれなく読むようにしている。元傭兵の男が、世界の荒野や山岳地帯でハードなハンティングに勤しむ姿がひたすら続くのだが、特筆すべきは異常ともいえる精緻な状況描写である。ハンティングに用いる武器や装備類の材質やサイズな