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【究極のプラス思考】弱みを自分だけの武器に変える #1067

おはようございます。
息子の運動会の太鼓の練習でケツを太鼓代わりに叩かれている森下です。

誰でも弱みや苦手なことはありますが、それは自分がどう捉えるかによって良くもなるし悪くもなります。ようは弱みは使い方だよね。というお話です。

<マイナスをプラスに>

誰でも苦手だなと思うことや、自分はここがダメだなと思う部分はあるはずです。

そこばかりに意識が向いてしまうとどんどんネガティブになって自信がなくなってしまいます。

基本的に良いところと悪いところは表裏一体。もうひとつ言えば紙一重です。

例えば、僕は「集中力があんまり続かない」という短所があります。

ゲームとマンガ以外30分くらいしか同じことを続けやれないんですよね…すぐ休憩しちゃう。笑

でも注意力が散漫な分、視野は広いといいますか周りをよく見れたり、相手が何を感じてるのか、何かをしながら次は何をしようかを考えたりとかは出来る部分もあったり。

その分、周りを気にしすぎて緊張したり不安になったりも多いんだけども。

そんなような感じで自分が短所だと思っていることも見方を変えれば長所になったり、周りの人は長所だと思ってるということはよくあるんです。

これぞまさしく「プラス思考」の考え方。プラス思考というのは「前向き、積極的」に捉えていくことです。

砂漠に取り残された時に水が半分入ってるペットボトルがあったとして、「まだ半分も残ってる」と考えるのがプラス思考、「もう半分しかない」と考えるのがマイナス思考。

水が半分入ってるペットボトルがある。という事実はひとつですが、捉え方はその人次第でいくらでも変わるということですね。

そしてマイナスに捉えてしまっていることをプラスに捉え直すことを「ポジティブリフレイミング」と言います。

人間ですから、ふとした瞬間にネガティブな感情を持ってしまうことは誰しもありますよね。

それは仕方がないとして、一歩引いて自分を見た時に「でももしかしたら違う考え方も出来るかもしれないな」と客観的に考えることが大切です。

誰かとケンカした時に、しばらく経ったあと「あん時ちょっと言いすぎたな、確かに向こうの言い分も理解できるな」みたいな感覚です。

ネガティブに感じたことをすぐにプラスに捉えられなくてもOKです。最初は時間がかかるものです。

「こういう考え方もできるな」という引き出しが自分の中でだんだん増えていくと、自分を俯瞰して見る力がどんどんついていきます。

するとプラスに捉え直すのに時間がかかっていたことも、だんだんとそれが短くなっていって、気づけばすぐに気持ちを切り替えられるようになってくるんです。

<究極のプラス思考>

マイナスをプラスに変えるということは「◯◯だけど…◯◯」というような切り替え方。

これでもポジティブなイメージに意識が向くので全然良いのですが、それよりもさらに上のプラス思考があるのをご存知でしょうか。

超サイヤ人の上をいく超サイヤ人2みたいなもんです。

「◯◯だけど…」という考え方はネガティブなことを受け入れた上でポジティブに変えていくわけですね。

そのひとつ上の考え方というのは「◯◯だからこそ…」という考え方です。

ネガティブなことをプラスに捉え直すどころか、その状況や環境を活かしてプラスに変えていくんですね。

わかりやすく言うと、スラムダンクの宮城リョータがそうです。リョータは身長が170センチもなくて、バスケット選手としては決して身長に恵まれてるとは言えません。

(マンガの中では)周りの選手はでかい選手ばかりだし、自分がマッチアップする選手はそのチームのエースで全国トップレベルの選手ばかり。

リョータ自身も周りの選手も「チビ」を弱点と捉えています。一方でリョータの現在の武器は「スピード」と身長の差を感じさせないほどの「バネ」です。

その武器はチビだからこそ武器になり得ている部分もあるわけですよね。

そしてインターハイで絶対王者と言われている山王との一戦で、相手のエースとキャプテンにディフェンスをされた際に、チビにしかできない超低空ドリブルで突破して、湘北に逆転の兆しを呼び戻します。

出典:スラムダンク(井上雄彦/集英社)

「チビだけど出来る」ではなく「チビだからこそ出来る」ことに焦点を当てた時、それは自分の弱みから自分だけの武器に変わります。

スラムダンクの話に限らず、スポーツでも日常でもこうした考えはとっても大切です。

自分の弱点を受け入れた上で、逆にそれをどう活かして自分らしさを追求するのか。

そうした考え、行動を経て経験を積んでいくことで自分を認めることが出来て、ほんとうの自信がついてくるものだと思います。

<まとめ>

① ふとした瞬間にネガティブな感情を持ってしまうことは誰しもあるもの。その時に一歩引いて自分を見て「でももしかしたら違う考え方も出来るかもしれないな」と客観的に考えることが大切。

②「◯◯だけど」ではなく「◯◯だからこそ」という考えで、ネガティブなことをプラスに捉え直すどころか、その状況や環境を活かしてプラスに変えていくことができる。

③ 自分の弱点を受け入れてそれを活かして自分らしさを追求することで、自分を認めることが出来て、ほんとうの自信がついてくる。

どなたか「顔がデカい」ということを「顔がデカいからこそ」というポジティブな考えをお教えください。笑

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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(5歳)と娘(1歳)の4人家族。横浜在住。
メンタルトレーニングの情報を中心に書きたいと思います。

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