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02_つべこべ言わずにやってみた

今回のnoteおよびマガジンは、2019年8月20日に開催された第7回教育カンファレンスでの発表内容及び、「これからの教育の話をしよう6/インプレスR&D」に寄稿したものです。
GIGA端末のリプレイスを見据えて、改めて2019-2020年のbefore GIGAを振り返りたいと思います。

一休じゃダメ

 本市のICT環境整備は遅れていました。ただ、「整備してくれたら活用するけど?」というのでは「虎を出してくれたら捕まえる」という一休さんと同じ。

捕まえる気がない

とんちをきかせた所で何も出てこないので、「Officeは教育委員会単位で管理したほうが効率的では?」「校務支援システムで効率化をはかれば、長期的に予算は削減できるのでは?」というような提案もしてきました。
ですが、普通の教員が提案したところで取り上げられることはあません。

よくないPDCA

しかし、ここで諦めてしまったら試合終了です。子どもたちに「何度でもチャレンジしよう」と言っていますので、情熱を持って、ダメだと言われて悔しい思いをしても提案し続けました。ですがこれを繰り返していると、よくないPDCAサイクルが回ってしまいます。


よくないPDCAサイクル

このままでは、対立構造を作るだけで改善は進みません。「上の理解がない、環境が悪い、予算さえあれば…」と、文句ばっかりではダメなのです。

なので、自分にできることを平井聡一郎先生(現:合同会社未来教育デザイン代表社員)の仰る通り、“つべこべ言わずにやって”みました。

オマージュ

予算の権限がない私にもできる0円ICTの推進です。できる範囲で少しずつICTを広めていこうというものです。(つづく)

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