子どもは自ら成長する力を持っている
自由に動かせてあげよう
子どもの欲求のまま自由に動かせてあげましょう。
安全を確保した上で、見守ることが重要です。危険だから、この子にはまだ早い、できないと止めることは、子どもの成長、可能性を邪魔してます。
子どもの成長は育った環境に左右されます。生まれてすぐは仰向けでの生活が中心ですが、発達と共に、寝返り、うつ伏せとなります。うつ伏せの姿勢では今までの平面と世界とは違い、奥行きを知覚するようになり、視野が拡がっていきます。
クローリングができるようになれば、自ら移動ができ、より自発性は高まってきます。興味を持ったもの手を伸ばすなどの行動を繰り返す事で、体幹も発達し物との距離感なども知覚していきます。
テーブルやソファなどの段差はつかまり立ちを覚えるなど成長を助けます。成長中の赤ちゃんにとっての段差は運動の獲得のための経験であり、何度も尻餅をついたり、転倒を繰り返すことで動作を獲得していきます。 このように外部の環境に対して体験する事であらゆる環境に適応していきます。
好きなことを好きなだけさせてあげる
壁・家具・玩具などを様々なものを利用して、立ち上がり、伝い歩き、歩きと運動能力は高まっていきます。それに伴い、感情や言葉の発達など徐々に人間らしいも成長していきます。
歩行を獲得すると行動範囲が広がっていきます。歩けるようになれば、両手があくので、手を使っての遊びが増えます。積み木、お散歩、お絵書きなど手を使った作業が徐々に細かい作業を行えるようになっていきます。
好きなことをしていると集中力が備わっていきます。好きなことに集中することで満足感・充実感が得られます。そうした経験からまた子どもは新たな興味関心を見つけて成長をしていきます。
やりたいことが見つかったとき、人は自ら学ぼうとする
やりたいことが見つかると人は学びたい気持ちがいっぱいになり、自ら学ぼうとする。誰かにやらされるのではなく自ら知りたい、勉強したいと思った時が勉強するタイミングなんのかと思います。その中で学ぶ楽しさを知り、さらに学習が進んでいくのではないかなともいます。
学ぶために、本を読まないといけない、覚えるために誰かに伝えるのがいいのか、伝えるにまとめる作業や喋ることもしないといけないなど、そこから色々と派生していき拡がっていいきます。
知識は教えられても経験は教えられない
色々な知識は教えられても、経験・体験は教えることができません。好きなことや興味を持つためには、多くの体験・経験をさせてあげることが大切で、周囲の環境が重要であります。 成長速度は人それぞれ違います。成長の過程で色々な経験をすることで学びたいことが見つかれば成長は加速します。
先日、お邪魔させていただきました。
ここのね 自由な学校さん
note より一部抜粋
教育理念
一番大切にしたのは「自分」です。
【こころの根っこ】
自分の根っこを見つめ、自分を個性を知り、その自分を丸ごと認めることができるということは何よりも大切です。自分を「好き」になった子どもは、「自分で決める力」をもち、自分の人生を自ら歩むことができるからです。
【ここの音色】
自分を認めることができて心が満たされた子は、自然と他者を認め、他者の存在を許容することができます。とはいえ、様々なぶつかり合いがあるのも人間。そのため、私たちは、対話を重ねることを大事にしています。学校のルールやカリキュラム、その日一日のスケジュールなど、すべてを子どもたちと一緒に決めていきます。そのとき大切なのは、スタッフも子どもも対等な立場で話し合うということ。スタッフが子どもに何かを「強制する」ということはしません。
【今、ここ】
子どもたちは、今、この瞬間に「楽しいこと」「夢中になってること」に集中する力があります。そしてそこには必ずその子に必要な「学び」があります。子どもたちの遊び、学びの連続性を奪わないように、邪魔しないように、あえて学校のカリキュラムはつくっていません。また、過去にとらわれず、将来の不安から今を犠牲にするのでもなく、「今ここに生きている」ということをめいっぱい感じてほしい。そんな【今、ここ】の時間を大切にしていきたいです。
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