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つくることについて考えてみた

つくることについて考えることがあります。
どういうモノが大切されるかということを日々考えています。

何かモノを生活の上で使っています。どのタイミングでそのモノを捨てるでしょうか。
おそらく使えなくなった時、新しいモノを買った時が多いと思います。では使えるか使えないか微妙な時どうするでしょうか。モノによるかもしれませんが、仮に使えると判断した時の選択理由を考えてみます。

・大切な人にもらったから
・もったいないから
・お金がないから
・買いかえるのが面倒だから

などなど様々な理由が挙げられると思います。
これらの選択肢に今後増えてくるだろうなあ(増えたら良いな)と思う選択肢として自分で作って愛着があるからという選択肢です。

自分が一生懸命作ったものは、意匠が売り物と比べ劣っていたとしてもそこにはストーリーが入っているので売り物の数倍、もしくは数十倍と価値があるものです。

私が一人暮らしを始めて感じたことは、自分で作った料理は、店のものより美味しくなくても食べられるということです。もちろん客観的に考えれば、店の料理の方が美味しいのですが、そこには味だけの判断ではない部分があります。

モノを使う現象もこれに似た現象があるのではないのかと思います。例えば、DIYで自分で作った家具は著名デザイナーが作った家具よりも大切にするかもしれません。

そして、増えるだろうなあと思うのは、家庭用3Dプリンターの普及やレーザーカッターなどがあるFabスペース、木材を切れるホームセンター等が日常にあるということです。

増えるだろうと言い切れない理由は、これらの設備を使うまで、そして設計までにややハードルが高いことが挙げられるからです。

例えばレーザーカッターを使うには、イラストレーター、3Dプリンターを使うには3Dソフトを使えることが必要となる場合が多いです。また、設計に関しては、例えば箱を作りたいと考えた時に、サイズ感や板厚等も考えないといけません。

しかし、それらはトライ&エラーして乗り越え、慣れてくれば、できてしまうかもしれません。そうは言っても難しいことでもあります。私自身、processingでデジタルアートをやりたいと思い、やってはみたものの挫折して、今は放置の状態なので、簡単にやればできるとは言えません。

ただ、少しでも何か自分でモノ作りがしたい、子供の時に工作が好きだったから大人になってもやってみたいと思える方がいれば、私のできる範囲で何か力になれないかと思う今日この頃です。

読んでいただきありがとうございました。

インスタやツイッターなどで作ってきた作品を載せています。よろしけば覗いてみてください。きりんとオレンジというネットストアで販売もしています。
吉澤健太 instagram twitter きりんとオレンジ


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