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【東ウクライナ】現地からのレポート 2022.03.29-31

友人が東ウクライナの戦禍で暮らしています。

日本に現地の状況を届けることを使命にしていますので、私は仲介役として仕事をしようと思います。

3月29日

戦争が始まってから、ウクライナ軍がロシアの軍人の足を撃ち抜いたり、市民の体にハーケンクロイツを火で刻印いたりしてきた。

ヨーロッパ諸国やアメリカがそのことについて考慮し始めている。

その映像があるけど送ろうか?

でも警告するよ。

この映像は気を失うレベルのものだ。

【牛島補足】
実際に映像を見ましたが、とても公表できるものではないため割愛させていただきます。

「ハーケンクロイツ」
・・ナチスの印のかぎ十字

もうひとつ警告。

この映像はかなり刺激が強いのですぐに削除される可能性がある。

3月31日

【牛島補足】

3月30日のロイターの記事で彼に詳細を尋ねてみました。

その記事を紹介します。

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【ウクライナ東部「ドネツク人民共和国」、ロシア連邦帰属を検討】

ウクライナ東部の親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」を率いるデニス・プシリン氏は29日、ロシアがドネツク地域全体を掌握した後、ロシア連邦への帰属を検討すると述べた。

ドネツク・ニュース・エージェンシーによると、プシリン氏はロシア連邦に帰属する願望は2014年から明確に存在していたとし、共和国の国境を憲法で制定することが現在の主要な課題になっていると指摘。「われわれはこれを決定する」と述べた。

ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻開始前の2月21日に、「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を認める法令に署名。「ルガンスク人民共和国」の指導者は今月27日、ロシア連邦帰属の是非を問う住民投票を実施する意向を示した。

ウクライナ政府は、こうした住民投票には法的根拠がないとしている。

この内容は本当だ。

俺の住んでいるドネツク(DPR)とルハンサク(LPR)のトップは声明を出している。

もう少し付け加えると、ロシアはソビエト時代の支配下であった全ての共和国にロシア帰属に向けた住民投票の機会を与えるだろうね。

南オセチアの大統領はもうすでに南オセチア市民やプーチンに向けて住民投票のアピールを行なっている。

南オセチアで大統領選が4月10日に行われる。

そして、その後にロシア編入への住民投票が行われる予定だ。

【牛島補足】
「南オセチア」
・・グルジア(ジョージア)の国内にある自治州。現在、グルジアからの独立を求めており、グルジアの実効支配が及んでいません。位置関係は以下の写真を参照ください。ピンク色で囲われているのが「南オセチア」。左上にロシアのソチが見えます。(Google マップより著者編集)

画像3

それで俺の意見なんだけど、このロシアへの編入の動きは良い傾向だと思う。

なぜかというと、危険な状態にある共和国(かつてソ連支配下)が統合して、その共和国やロシアの両方の状況を改善することができるだろうから。

本当のところ、俺たちの共和国(ドネツク)は8年前からロシアに加わることを望んでいたんだ。

それでドネツク人民共和国が誕生したのが5月11日なんだけど、その日がもうすぐやってくるよね。

だから多くのドネツクの人々はそこで戦争が終わって、日常が戻ってくることを嬉々として待ち望んでいるんだ。

【牛島補足】
話をしてくれているウクライナの友人がかつて「住民投票によって独立するんだ」、「ウクライナ政府がロシア語とロシア文化を排除しようとした。そして反対意見を武力で押さえ込んだんだ」と話していたことを思い出していただきたい。
(詳しくは【番外編】「戦争の始まり-2014春-」「母国語強奪とナチズム」をご覧ください)

ドネツクに住む彼や、その住民たちが戦争を望んでいないことがわかります。

彼らが望んでいたことはただただ自分たちの文化を守るということ。

そこに戦いを仕掛けたごく一部の層は、一体何のためにこの戦争を引き起こしたのか。

そこを考えていく必要があるのでしょう。

そうすることで、地球のどこかで将来新たな火種を生み出すことを防げるのだと思います。

この戦争は決して自然発生したものではないのですから。

自然災害と同じように考えてはいけません。

【ウクライナ:戦争の始まり】バナー

【ウクライナ:母国語強奪とナチズム】バナー

今回の記事は以上です。

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