『論語と算盤』考察30 習慣は伝染する
おばんでがすー(朝読んでいる方は、おはようござりすー)。
次の一万円札、渋沢栄一の著書『論語と算盤』で、僕が気になったところを考察していきます。古典などの引用で現代語訳が出てくる場合は、参考文献を参照しつつ、独自の解釈で訳しています。
今日は、「常識と習慣」から、「習慣の感染性と伝播力」あたりを。
良い習慣と悪い習慣
習慣は、その人の人格に大きな影響を与えています。なので、なるべく良い習慣を多く身につけ、悪い習慣はやらないようにしていきたいものですが、なかなかうまくいきません…。
僕の場合は、意識しないとサボる、忘れるようなものを習慣化アプリで管理しているのですが、管理していても、できていないことが割とあります。
僕がこれから身につけたい習慣をジャンル分けすると、
・健康
・能力開発
の2つに分けられます。どちらも、意識しなくてもやっているものがあれば、意識しないとやらないものもあるので、サボりがちなものを管理しています。
また、習慣化したと思ったらいつの間にかやらなくなっている、ということも割とあるので、やはり習慣化の目的と、定期的な振り返りが大切だと思います。
習慣は伝染する
また、習慣は自分ひとりで終わるものでなく、他人に影響を及ぼすものです。目立つような習慣は、マネしたくなるものです。
その一例が、いわゆる「流行語」で、しらずしらずのうちに使っていることがよくあります。
僕でいうと、カタカナ語はなるべく使わないように心がけているのですが、最近だと、
・アサイン(割り当て、任命)
・アテンド(案内、招待)
・ローンチ(販売開始)
などのような謎の言葉を使ってしまいます…。わかる人にしか使いませんが。
ちなみに、渋沢栄一の時代(明治中〜後期あたり)に習慣化した言葉を本文より引用すると、
・ハイカラ
・成金
・実業
・壮士(本来はアラサー、アラフォーあたりを指す言葉だが、老人に対しても使うようようになった)
婦女子(女学生)が使うようになった言葉として、
・よくッてよ
・そうだわ
などがあるそうです。
良い習慣を身につけるには
では、良い習慣を多く身につけるにはどうしたらいいか。
①まず目的を明確にする(克己心)。何のために良い習慣を身に着けたいのか
②習慣化したいものを実行する
③できているかを定期的に検証する
だと思っています。まあ、Plan・Do・Seeの話ですね。
中でも、明確な目的意識が無いと長続きしないので、やはり①が一番大切だと思います。
渋沢栄一ですら、生涯悪習慣から抜け出せずにいたので、やはり全部完璧にするのは無理かもしれません。ただ、そこに向き合って努力し続けることが大切だと思います。
んでまず。おみょうぬづ(それでは、また明日)。
参考文献
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『論語と算盤』考察第1回目は↓
自己紹介記事は↓
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