見出し画像

『水』のように在りたい

”在りたい姿” ”在り方”

皆さんは今まで自分の"在りたい姿"について
考えたことがありますか?

最近、
自分自身が”どう在りたいのか”について
深く考えるようになりました。

『在り方』

国語辞典の代表とも言える広辞苑では

”在り方”とは
存在のしかた。ありさま。生きかた。
と書かれてある。

自分の”在り方”とは
つまり”人生の生き方”ともとらえることができる。

皆さんは自分の人生
”どんな自分で居たい”と思っていますか?

どんな自分でいたら幸せですか?

僕は自分がどう在りたいかを考えたとき

なぜか
「水」という存在が真っ先に頭に浮かんできた。

僕は水のように在りたいと思っている。

どうしてか。

それは”水”はどんな状況にも
柔軟に対応し、形を変えられる存在だから。

熱ければ、水蒸気に変化し
寒ければ、氷にも形を変える。

どんな狭い所にも入り込み
形を変えて、フィットできる。

「水」とはどんな変化にも対応する存在である。


実は最近、
僕は一年をかけて追いかけていた
ゴールを失った。

突然の出来事だった。

5歳でラグビーと出会い
ラグビーが大好きになり
ラグビーが生まれたイギリスという国に憧れを持ち
何もかも置いて飛び込んできた。

そして、選手人生をかけてこの半年プレーした。

憧れていたステージに立つために
歯を食いしばって、ボールを追いかけた。

「夢」のためなら
どんなにキツくても楽しめた。

夢中だった。


でも、
その舞台が消滅してしまうことが
突然、決まった。

正直、「夢かな」と思った。

簡単に受け入れられるものではなかった。
辛く、悲しかった。
喪失感で涙が溢れた。

でも、
人生は続く。

いつまでも下を向いているわけにもいかない。
それは、僕らしくない。

また前に進む準備を今進めているところだ。

これもきっと将来振り返ったときに
意味のある出来事だったと言えるはず。


人生を歩んでいると…
予期せぬタイミングで
変化を強いられる瞬間が来たりする。

いきなり、天災や事故に巻き込まれたり
病気を患ったり
愛する存在を失ってしまったり…

"逆境"に追い込まれることがある。

でも、もしそんな状況になっても
受けるストレスとうまく向き合い
”水”のように柔軟に対応できる人間で在りたい。



そして最後にもう一つ…。

水』は渇いているひとを潤すことができる。

渇いているものに
安らぎと、力を与える存在だ。

生きていれば心が渇く日もある。
干からびそうになる時もある。

「もういっそのこと倒れてしまいたい」
と思う瞬間もある。

でもそんなとき
やさしく寄り添い、支え、励まし、
水という名のエネルギーを届ける人間で在りたい。

(僕は人生を通底して人や組織に
パワーを届ける存在で在りたいと思っている)

そんな生き方をしていきたい。


人それぞれ、在り方は自由だ。

別に決めなくたっていい。
別になくたって、生きていける。

でも、”自分がどう在りたいか”
=どう生きたいかを定めていくことによって
辛いときにきっと自分を支えてくれると思う。


人生は一度きりだ。

自分の歩む道に
言い訳をせずに生きていきたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?