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脱同一化

◆コーチングで課題解決解消と目標実現する仕組み誰にでも「能力」がある


コーチは、「ニュートラルな状態」と「広い視野」を提供してクライアントの中にある真の潜在力に気づかせる
   「ネガティブな幻想」と「ポジティブな幻想」を解消
       ↓           ↓
「できないと思い込んでいる」と「現実的に可能なこと」を分けることができる

◆脱同一化のための質問

☆質問により脱同一化するコツ
①焦点を困難な状況の外へ向けさせる
②さらに広い視野が持てるようにすること

①焦点を困難な状況の外へ向けること

「ここまでの人生で、本当はこういうことをしてみたいと思っていたけど、できていないことって何かありませんか?」
「プライベートでもかまいませんので、自由に考えてもらいたいのです」
「今日は、ちょっと仕事を離れて○○さんの本音を聞かせてもらいたいのです」

☆問題とは、関係のないことに焦点を集中するだけでも「脱同一化」できる

②さらに広い視野が持てるようにすること

問題解決するためには、問題の状況を外から眺める位置に立つ必要がある
リフレームを使う

「3年後に職場でどんな活躍ができていたら、満足できるでしょう?」
→ポジティブな発想で仕事の話に戻る

「仮に、先ほど話してもらった3年後の活躍ができている自分がいたとしたら、どんな自分でしょう?その自分になりきって体験してください」
→アズ・イフ・フレーム(もし~ができたなら)枠を超えるのに役立つ

☆無意識(身体感覚)は「イメージ」も「現実」と捉える。
よってイメージだけでも活躍できているような気分になる

3年後の自分になりきった上で以下の質問をする
→「そして、この3年経ったあなたが今回の出来事を眺めてみたとき、この人間関係からどんな学び、成長を得られるでしょう?」

上司との人間関係から何が得られるかについて冷静に思案できるのではないか
上司との人間関係は、他人事のように感じられる
→この状態のときに初めて問題の状況の良い面を探すことができる
これが「脱同一化」した視点から質問の答えを引き出すこと

問題を過去の出来事にしたほうが脱同一化しやすい

脱同一化のポイント
「ネガティブなプログラムと同一化している状況からどれだけ遠く離れているることができるか」

コーチの仕事は、クライアントの焦点をきっちりとコーチが投げかける質問の方向へ導くこと

◆焦点移動の基本

焦点移動の基本は「時間」「空間」「レベル」を用いる

「3年後に職場でどんな活躍ができていたら、満足できるでしょう?」
→時間を使った脱同一化

時間は、年月が長ければ長いほど脱同一化しやすい
脱同一化のポイント「困難な状況から自分から遠ざける」

「あなたが120才まで生きたとして」、「あなたが次に生まれ変わったとして」→非現実的な質問でもOK
無限の想像力が発揮しやすい場所と発揮しにくい場所があるだけ
→「安全の確保」と「関心が持てるかどうか」これで発揮しやすい状態を作る

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