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初めての著書『エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール』を出版します!

2022年、Z世代は世界の⼈⼝の約25%を占めています。世界の4分の1が「Z世代」となったいま、彼らはこれから消費の中⼼層となる世代だといわれており、各企業・サービスがZ世代マーケティングに乗り出しています。

しかし、Z世代は上の世代と価値観や意識、消費行動の基準が大きく異なることから、

「若い層の考えていることはわからない」
「若い人に受けるものなんて思い付かない」

と、マーケティングや商品開発の手法そのものをどう変えるか思案される企業担当者の方は多いと思います。

でも、Z世代のことはわからなくて当たり前。むしろ、わからなくても問題ありません。

なぜならZ世代マーケティングの本質は「Z世代に買ってもらうこと」ではなく「Z世代を入り口に全世代に商品やサービスをPRする」ところにあるからです。

・そもそもZ世代を入り口にマーケティングをするとなぜいいのか?
・世の中に自分たちの商品をアピールする方法がわからない
・差別化できない商品ってどうやって売ればいいの? 新しいアプローチがしたい!

そんな悩みを抱える方に向けた本ができました!

***

この度、僕の初めての著書となる『エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール』をクロスメディアパブリッシング社から出版することになりました!

『だから僕たちは、組織を変えていける』など、僕も感銘を受けた書籍を作られている出版社さんから本を出せることがとても嬉しいです。

▼6月2日発売開始!Amazonでのご予約はこちらから

半年後、1年後でも役に立つ本を書きました

この本を出版するにあたって、内容やタイトルなど、細部までかなりこだわりました。

僕が経営する僕と私と株式会社は、自分たちも該当するZ世代のトレンドや興味関心をベースに、さまざまな企業・行政とお仕事をご一緒しています。

一方で、このトレンドは目まぐるしい速さで変化するため(僕は「花火トレンド」と呼んでいます)、書籍を通じてご紹介する時点で、すでに時代遅れなものになっている可能性が高いです。

そのため、この本はマーケティングにおいて、半年後でも1年後でも役立てていただけるような内容にしました。僕自身が「Z世代の企画屋さん」として活動しているにも関わらず、タイトルに「Z世代」を入れていないのにも、そんな背景があります。

普段Webメディアでお話しているようなトレンドの話題ではなく、その根幹にある考え方やそれらを再現するためのノウハウにまで落とし込みました。

エモとは「ハッピーな共感」。SNSネイティブに刺さる「エモ」消費とは?

さて、こうして出来上がった『エモ消費』。

これからの時代に商品やサービスをPRするために必要な考え方であり、次の時代の中心となる消費行動「エモ消費」について解説するとともに、エモ思考を用いた消費者とのコミュニケーションの取り方やPRについて、僕が語れる限りのことを詰め込みました。

Z世代の1人である僕が日々企画・マーケティングをするなかで醸成したノウハウが、少しでも皆様のビジネスの役に立てば幸いです。

ちなみに、「エモ消費」については書籍や別記事にて詳しくお話しますが、簡単にいえば「ハッピーな共感(=エモ)」を軸にした消費行動のこと。

モノ消費、コト消費......と、過去にはさまざまな消費のカタチがありましたが、「エモ消費」は消費者が、商品の性能や価格よりも「その商品やサービスがあることによって、どんな気持ちになるのか」を重視していることを示しています。

そして「エモ」な商品を提示するのが、もっとも効果的なのがZ世代。SNSネイティブのZ世代の拡散力は他の世代と比べても爆発的な威力があるからです。

「エモ」と認知・購入された商品は人にシェアする動機になるため、Z世代にエモい商品を刺すことによって、その後の拡散規模が大きく変わってきます。

マーケティング担当者はもちろん、Z世代にも読んでいただきたい一冊

つまり今の時代は、ヒットを生み出すために、あえてZ世代を入り口にしたほうが有利ともいえます。

本のなかでは、「UGC(User Generated Contents)」の生み方をはじめ、トレンドのマーケティングについても触れているので、特にZ世代や若者向けのマーケティング・PRに携わる担当者の方にとって、お役に立てる1冊となっています。

また、『エモ消費』はマーケティングに携わる方だけではなく、僕と同世代の皆さんにもぜひ、読んでいただきたいです。「僕らはこんな思考なのか」と改めて答え合わせをするように楽しんでいただき、客観的に物事を見るきっかけになればと思います。

この本を通じてZ世代への理解を深めていただき、より多くのヒット商品や施策が増えたり、これまでになかったマーケティング手法が登場したりと、世の中全体がハッピーになるアクションが生まれれば、これほど嬉しいことはありません。

エモ思考は世界をハッピーにする。本に込めたこだわり

この本では、誰もがエモに目を向けて物事を捉える「エモ思考」になるための方法についても取り上げています。

僕は、「エモ思考」は世界をハッピーにすると言っても過言ではないと考えています。エモとはハッピーを認識し、それに共感すること。つまり、「エモに目を向けること=世の中のハッピーに目を向けること」だと思っているんです。

もちろん、僕の脳はいつでもエモ思考です。

「自分がとったアクションによって誰がどうハッピーになるか?」
「今起きたことによって、誰がどのようなコミュニケーションを取るだろうか?」

…と、つねに幸せやコミュニケーションにアンテナを立てているため、知らず知らずのうちに世の中の良いことに目を向けることができています。

しかし「エモいことを想像してください!」と言われても難しいように、エモ思考はすぐに身につくものではありません。

だからこの本では、誰もが「エモ思考」を身につけられるよう、思考法をフレームワークに落とし込むことにこだわりました。

僕に染み付いた思考法を言語化し、体系化することは困難を極めましたが、クロスメディアパブリッシングの久保木さんをはじめとする多くの方のご協力のおかげで、わかりやすくフレームワーク化することができました。

(ちなみに久保木さんは一年に3人会えるか分からないような「地頭の天才」。まだ本を出版することも決まっていない打ち合わせの際、久保木さんと話すことで思考がどんどん言語化されていくのを感じ、自信を持って書籍化を進めることができました)

本書のフレームワークには、「エモに紐付く具体的な経験やものを思い出してみる」「過去にタイムスリップするようにエモを思い浮かべる」など、どんな人でもエモ思考になれるような工夫を散りばめています。 

エモ思考を身につけて、世の中のハッピーに気づける脳になることで、車を運転しているときに赤信号が続いてテンションが下がるのではなく、青信号が連続したときに喜べるといったポジティブ思考を持つ。

そんな人が世の中に増え、エモの連鎖によって世の中全体がハッピーになれば嬉しいです。

本を通じて「エモ」の連鎖を。発売開始は6月2日!

世の中をハッピーにするエモ思考を軸にした「エモ消費」。これからのマーケティングにおいて重要となる考え方を、どなたでも楽しんでいただけるよう言語化したので、ぜひ多くの方に見ていただければ嬉しいです。

そこで最後に、この本を手にとっていただいた方に向けてお願いがあります。ぜひ『エモ消費』の「本の帯」を書いていただけないでしょうか!

書籍の下部に巻かれている本の帯には、通常キャッチコピーや著者の知り合いからの推薦メッセージが書いてありますが、それは読んでハッピーになった経験を「あの人に紹介しよう」「本をあげたらなんと言って喜ぶかな」と共有する「エモ」ツールでもあります!

本の帯を書くことで、また新たな誰かが興味を持ち、幸せと共感を生み出す。そんなエモの連鎖を生み出したいと思っています。

本の帯に載せるように文や印象に残ったフレーズを書き、「 #エモ消費 」でツイートしていただければ必ず見に行きますので、ぜひ考えてみていただけたら嬉しいです!

▼ご予約はこちらから!

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今瀧健登について

今瀧健登 / Imataki Kent(Twitter:@k_hanarida

僕と私と株式会社 代表取締役 
一般社団法人Z世代 代表
日経COMEMO キーオピニオンリーダー
NewsPicks U-30プロピッカー

1997年生まれ。Z世代へのマーケティング・企画UXを専門とし、メンズも通えるネイルサロン『KANGOL NAIL』、食べられるお茶『咲茶』などを企画。
Z世代代表として多数のメディアに出演し、"サウナ採用"や地方へのワーケーション制度など、ユニークな働き方を提案するZ世代経営者。

日経COMEMOでは、Z目線でnoteを綴り、日経クロストレンドでは、「今瀧健登のZ世代マーケティング」を連載中。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 いただいたサポートは本を買って読みたいと思います。