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建築士の年収について

こんにちは!建職バンクです。

今まで、電気工事士電気主任技術者の年収について書きましたが、今回は「建築士」の年収に関する投稿です💰


建築士とは?具体的な業務内容

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建築士の仕事は大きく2つあります。設計工事監理です。

① 設計

お客様の要望をヒアリングし、どのような建物を建てて欲しいのか、予算はどれくらいなのか、法規制を十分チェックした上で図面作成を行うことです。

イメージが固まった後、CADなどを用いながら行います。

その際に重要なのは、建築物を使う人が安心・安全に利用できるよう細心の注意を払うことです。

② 工事監理

設計が完了し建築物を建てる際に、工事の進捗状況のチェックや不具合の修正などが工事管理にあたります。

現場監督や職人の方と共にコミュニケーションを取りながら、工事が作成した図面の通りに行われているかどうかの確認を行います。


建築士の年収について① 一級建築士の年収の推移


一級建築士における年収の推移(10年分)-1

上のグラフは、一級建築士における10年間の年収の推移を表しています。

10年間の年収の平均は、632万円です。
平均年収は右肩上がりで、特にここ2年間は平均年収が700万円代で推移しています。

一級建築士の需要が増加しているということが示されています。


建築士の年収について② 年齢別の年収


一級建築士における年齢ごとの年収(20歳〜69歳)

一級建築士における年齢ごとの年収の推移は上のグラフとなっています。

30歳から34歳で年収が一気に800万円近くまで上がり、ピークは40歳から44歳の827万円です。

定年後も日本の全国平均年収を超えていますので、非常に高収入な職種です。
特に女性は、2013年の平均年収が436万円であるのに対し、2019年は607万円まで伸びており、需要が高まっていると言えるでしょう。


建築士の年収について③ 会社規模別の平均年収

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10~99人:577万円
100~999人:747万円
1000人以上:900万円

会社の規模によって、同じ一級建築士でも年収に差が出てきます。
会社の規模と平均年収は比例する傾向にあるということがわかりますね。


建築士として高い年収を得るには?

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建築士の年収について取り上げてきましたが、実際に年収アップするにはどのようにしたらいいのでしょうか?


① 一級建築士の資格を取得する

まず1つ目は一級建築士の資格を取得することです。

30代になると、一級建築士の資格取得者の年収は一気に上がります。
そのため、なるべく早めに一級建築士の資格を取得するのが好ましいです。

② 規模の大きい会社に就職をする

2つ目は規模の大きい建築会社(大手ゼネコンなど)に就職することです。

規模の大きい大手の建築会社の方が比較的に安定しており、年収が高く、教育制度がしっかりしています。

また福利厚生やワークライフバランスも充実しているため、建築士の資格を取得する勉強時間や仕事内のスキルの勉強、また休日の時間を確保することができます。


③ 転職を行い、多様なスキルや経験を積む

「異なるスキルを身につけたい」
「もっと多くの経験を積みたい」
「年収を上げたい」

もし、このような考えが少しでもある方は転職を検討してみてはいかがでしょうか?

転職をすることで年収が上がった人、新たなスキルを身につけることができた人、年収は変わらなかったがやりがいをより一層感じることができた人など、多くの事例があります。

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最後に

今回は建築士の年収について、解説しました。

建築士の資格は難易度が高く、取得が困難です。しかし取得することができれば、年収を大幅に上げることが可能です。

また建築士は、勤める企業の規模や場所、自身のスキルによって年収は大きく異なります。
大きなプロジェクトを積極的に行い、自身のキャリアアップをはかりましょう!

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