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電気主任技術者とは?仕事内容、就職先、年収などをご紹介!

こんにちは!建職バンクです。

今回の記事では、電気業界の中でも高いニーズを持つ「電気主任技術者」についてご紹介します。

電気主任技術者の仕事内容や試験の合格率、さらに気になる年収はいくらなのか?などを見ていきたいと思います。

電気主任技術者とは?

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電気主任技術者とは、発電所や変電所、ビルや工場などの電気設備が安全に稼働できるように点検するための国家資格です。

電気主任技術者は電気保安を担うための資格であり、電気保安を確立するためには電気主任技術者が必要になるのです。

電気主任技術者の主な業務の例としては、以下が挙げられます。

電気設備の点検業務(年次点検・月次点検)
− コンデンサを直接監視し、結果を点検報告書にまとめる
− 遮断器などの機器を接地抵抗測定で測り異常がないか報告


電気主任技術者の資格の種類

電気主任技術者の資格は、第一種から第三種まであり、取り扱える電気工作物(※発電・変電・送電・配電または、電気使用に関する機械・器具等)が異なります。

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電験一種(第一種電気主任技術者)が選任される電気工作物は、かなり大規模で、原子力発電所や火力発電所、新幹線の受電設備、大規模データセンターのような発電所が多いです。

電験二種(第二種電気主任技術者)が選任される電気工作物は、大規模な工場、データセンター、自家発電設備、特別高圧太陽光発電、特別高圧受変電設備、などです。

電験三種(第三種電気主任技術者)が選任される電気工作物は、工場、ビルディング、中規模商業施設、学校、病院、高圧受電設備などがあります。


電気主任技術者試験の合格率

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電気主任技術者になるためには国家試験を受けなければなりませんが、その合格率は以下の通りになっています。

第一種:約5.4%
第二種:約5.0%
第三種:約7.5%

狭き門だということが分かりますね。
しかし、難しいだけあって就職・転職において有利になります。
またこの資格を取得することによって年収アップも可能になるでしょう。
では、そんな電気主任技術者の就職先や年収はどのようになっているのでしょうか?


電気主任技術者の就職先と年収

<就職先>
第一種:電力会社など
第二種:電力会社、製造業(電気機器)など
第三種:電気設備管理・ビルメンテナンスなど
<年収>
第一種:約568万円
第二種:約542万円
第三種:約450万円

電気主任技術者の期待平均年収では520万円となりました。

日本人の平均年収420万円より高く、比較的高年収な資格職と言えますね。
年収1000万円を提示する求人もありますので、電気主任技術者の資格を活かした転職では年収1000万円もねらうことが可能です!


まとめ

電気主任技術者は電気を前提として、現代社会においてなくてはならない存在です。その責任の重さがある分、電気主任技術者試験の難易度は相当に高いですが、得ることのできる年収等のメリット・やりがいも大きいです

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