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正解かどうかわからない。けど変化し続ける
正解かどうかわからない。けど変化し続ける。
これはぼくの師匠のことばなんです。
師匠って言ってもぼくが勝手にそう思っているだけで、相手はぼくのことを知らないんですけど。
師匠はプロゲーマーの世界で日々戦っていて、毎日毎日ゲームの練習をする中で、この考え方にたどり着きました。
例えば、ゲームの大きな大会があって、決勝戦で相手に負けたとします。大会には賞金がかかっているので、次は絶対に勝ちたいと思うわけです。
なので、今回の敗因を分析して、自分が至らなかった箇所を徹底的に練習します。対策というやつです。
しかし、ここが格闘ゲームのおもしろいところでもあるんですけど、自分が練習をしている間、相手も当然猛練習をしているわけです。
前回弱点だった箇所を完璧に修正したとしても、相手が別のところを強化していれば、次はそこの対策が追い付かないので、また負けてしまいます。
弱点だけを練習しても、次に相手に勝てる確率を圧倒的にあげることはできないんです。
だからこそ、弱点以外のところも強化、工夫をする必要がある。もしかしたら、別の箇所を練習することで、相手には好都合みたいなことになり、さらに負ける確率が上がるかもしれない。
そんなリスクを抱えつつも、何もしないよりは勝つ確率を上げることができる。
これってなんでしたっけ?モンティホールの問題?たぶんこれと同じ考えかただと思います。気になるひとは調べてみてください。
正解かどうかわからない。けど変化し続ける。
この考え方は格闘ゲームだけではなく、すべての仕事にも当てはまるのではないかと思う。
仕事の場合は、ある程度自分が行う仕事の範囲を予測できるので、的外れなことを勉強することはほとんどないと思うが、変化をし続ける、という意味では一緒だと思う。
いくつになっても、貪欲でいろんな知識を吸収したいと思えるようなひとでいたいなあ、と。
正解かどうかなんて関係なしに、変化し続けるひとに。
<<<本日の一曲>>>
いつ聞いても最高。
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