あの恋!お彼岸と般若心経
今日は秋のお彼岸 中日です
お墓参りに行って来ました おはぎでお腹いっぱい
僕は父から墓石に向かい手を合わせたら
南無阿弥陀仏!
を10回唱えるだけで良いと言われていたのですが!
高校時代の恩師がお寺の住職でもあった為
お盆や春 秋のお彼岸が近づくと
後々 僕ら夫婦の仲人となる
この恩師のお寺に呼ばれて
本堂の掃除や仏具磨きをさせられていました
その作業前に必ず 般若心経を唱えさせられます
僕も含め仲間たちは 手渡された紙に書かれた
お経のフリガナを読むだけ
覚えようなんて気は全然無くて
やる気も無いので毎回ブツブツと小声で読むだけ
そんな中!君(妻)は般若心経に興味を持ち
恩師の奥様からお経の意味を教えてもらい
般若心経を完全に覚えてしまった!
(他にも同じような女子生徒が数名いました)
仏事があると
空で般若心経を唱えて知らない者を
驚かす事があった!
毎年 お盆やお彼岸に家族全員が揃い
時間が合うと 君が般若心経を唱え
それを 僕と子供達で聞くのが
ウチのお彼岸とお盆なのです
今日は仏壇にある
般若心経本を何となく書いてみます
摩訶般若
大きな智慧
波羅密多心経
悟りに至る真実の教え
観自在菩薩。
観世音菩薩(観音様)は
行深般若波羅密多時。
安らぎの境地に至る
深い智慧の完成を実践していた時
照見五蘊皆空。
人間を構成する要素は
全て実体のないものであることを見極めた
度一切苦厄。
そして あらゆる 一切の苦しみと災いから
救われる道を示されました
舎利子。 色不異空。
舎利子よ
この世の中では形のあるものは 全て実体がなく
(舎利子は観音様の弟子)
空不異色。
実体がないものが形あるものを構成しているのだ
色即是空。
したがって 実体があるから「空」であり
空即是色。
「空」なるものが実体
すなわち形あるものといえるのだ
受想行識。
したがって心の働きである
受(感覚)想(知覚)行(意志)識(判断)
亦復如是。
においても 実体のあるものの場合とまた同様なのだ
舎利子。 是諸法空相。
舎利子よ
この世に存在する全てのものや現像は「空」なのだ
不生不滅。
したがって
生じることもなく滅びるということもない
不垢不浄。
同じように
よごれたものでもないし清らかなものでもない
不増不減。
増えたということもないし
減ったということもないのだ
是故空中。
したがって
「空」が構成する 真実の世界においては
無色無受想行識。
色(肉体)もなく 心の働きである
受も想も行も識の感覚作用もない
無眼耳鼻舌身意。
また六つの感覚器官(六根)である
眼 耳 鼻 舌 身体 心もない
色声香味触法。
色すなわち形あるもの
音・香・味・接触・心に感じることもない
無眼界乃至無意識界。
眼に見える世界もないし
意識の世界に至るまで何もない
無無明亦無無明尽。
そして【とらわれの根本である】
無明もなく無明がつきることもない
乃至無老死。
したがって 老いるということも
死ぬということもない
亦無老死尽。
老いと死がつきることもない
ということに至るのである
無苦集滅道。
苦しみも その原因も
それを脱する手段 制する方法もない
無智亦無得。
もとより何もないのだから
知ることも得ることもないのである
以無所得故。
何も得ることがないが故に
菩提薩垂。
それ故 悟りを求める人(観世音菩薩)は
依般若波羅蜜多故。
安らぎの境地に至る完全な智慧で
ものには実体がないと悟られたので
心無圭礙。
心に何のわだかまりや
さまたげがなくなったのである
無圭礙故。
心のわだかまり
さまたげがなくなった故に
無有恐怖。
一切の障りがないから
恐れおののくことはなく心の自由なのだ
遠離一切顛倒夢想。
全ての煩悩 迷い 誤った考え方から遠く離れているから
究竟涅槃。
心は永遠に安らかな境地に入られたのである
三世諸仏。
過去 現在 未来における三世の諸仏方は
依般若波羅蜜多故。
安らぎの境地に至る智慧の完成をしたが故に
得阿耨多羅。
安らぎの境地
すなわち この上なき完全な悟りを
三藐三菩提。
成就して その世界にお入りになられたのである
故知般若波羅蜜多。
したがって 安らぎの境地に至る真実の教えこそ
是大神咒。是大明咒。
真実の最高の言葉であり
悟りの言葉であり
是無上咒。
この上ない言葉なのだ
是無等等咒。
他に比べるものがない言葉なのだ
能除一切苦。
それ故 この言葉は
一切の苦しみや迷いを取り除いてくれるのだ
真実不虚。
この言葉は
一切の嘘がなく真実そのものである
故説般若波羅蜜多咒。
そこで智慧の完成の真実の言葉を説くことにしよう
即説咒曰。
それでは真の言葉とは何か それを教えよう
羯諦。羯諦。
(行こう 行こう)
波羅羯諦。
(とらわれなき悟りの世界へ行こう)
波羅僧羯諦。
(悟りの世界へみんなで共に行こう)
菩提薩婆訶。
(仏の悟りよ 永遠なれ)
般若心経。
(智慧の完成 般若心経 終わり)
願わくは この功徳をもって
あまねく一切におよぼし
われらと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを
*羯諦(ぎゃーてー)とは
偉大なる智慧の教えに
目覚めるための咒文である
この言葉は中国語にも翻訳されていない
音写のまま 言いかえれば
それほど ありがたい言葉といえる。
ただ一心にとなえたいものである。
お経を覚えて 悟った!と言う君なのに
なんで僕のクレジットカードを返してくれないの?
慈悲の心とは?なんぞではなく なんぼ?なのだ
ちなみに僕は神様も仏様も信じていません!
只!事 何かあると
どうにかして!💦
と祈ります 苦しい時だけの神頼み🙇♀️
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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