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【R5 経済学⑦🏵️】特定の産業や労働市場に直面する問題について、モデルから解き明かす✨:中小企業診断士試験対策 2024/8/4


【経済学・経済政策】令和5年度 第1次試験問題演習✨

今回の投稿は、令和5年度 第1次試験問題
経済学・経済政策(PDF)を出所
として、作成させていただきますので
あらかじめご承知いただけますと幸いです💚

出所サイト

規模の経済性と自然独占💡

解答:イ
a:正 b:誤 c:誤 d:正

解答のポイント

規模の経済性と自然独占について
問われていた設問になります👍
このような産業には、固定費用の存在
によって、U字型の平均費用曲線となります。

そして、 最小効率規模(minimum efficient scale)を平均費用が最小になる
生産量水準と考えます。

なお、競争によって、自由な参入・退出があれば
長期的には各企業が得る利潤はゼロとなります。
よって、 個々の企業は平均費用が最小となる
最小効率規模で操業していくことになります。

そして、企業数の決定において、最小効率規模を
市場全体の需要量の関係によって決まります。

総じて、市場全体の需要量を満たす水準でも
平均費用が低下し続ける巨額の固定費を持つ
費用逓減産業であるという特徴があります🔖
例えば電気、ガス、水道事業が該当します。

費用逓減+固定費がサンクコスト
となっており、自然独占となるのです👀

自然独占企業に対する規制

出所サイト

・限界費用価格規制→赤字は発生
・平均費用価格規制
→独立採算のもとで、社会的余剰が最大に

独占企業の利潤最大化🔥

$$
\\独占企業の利潤\\  \\
π^M=TR(Q)-C(Q)\\    =p(Q)\cdot Q-C(Q)\cdots ①\\      
\\利潤最大化の条件:MR(Q)=MC(Q)
$$

独占企業の利潤最大化の条件は
限界収入(MR)=限界費用(MC)を
満たすように生産量(Q)を決めることです🔖

独占企業のマークアップ率

$$
\\MR=p(1+\frac{Q}{p}\frac{Δp}{ΔQ})\\      \\      =p(1-\frac{1}{\epsilon})\\     \\マークアップ率:p=(\frac{1}{1-1/\epsilon})MC
$$

限界費用に一定のマークアップ率
を乗じて価格が決まります。
なお、完全競争市場の場合はp=MC
限界収入(MR)>0より、需要の価格弾力性
であるεが1より大きくなければなりません。

そして、需要の価格弾力性であるεが小さい
ほどマークアップ率が大きく
なります。
そして、価格pと限界費用の乖離が
大きいほど、独占の弊害が大きくなります💦


買い手独占の労働市場モデル🌟

解答:エ
買い手独占の労働市場モデル
ミクロ経済学ならびに労働経済学
における分野でも重要な論点です💖

解答のポイント🏢

以下では、伝統的需要独占モデル
について、確認していきたいと思います。
モデルの仮定として、労働市場には
1つの企業しか存在しておらず、労働者の
賃金を企業がコントロールできるとします。

そして、労働供給曲線は右上がりとします。
これは、賃金の増加に応じて労働供給が
増加するというケース
を想定しています🔖

筆者加筆:死荷重のハイライト

この独占企業は、$${W_1}$$の賃金率
で$${L(W_1)}$$だけの労働者を雇用します。
→選択肢a:正
(なお、市場均衡は、E点となっていますが…)

ここで、消費者余剰を確認しますと
台形$${AW_1GF}$$になっています。
→選択肢b:誤

そして、労働市場が完全競争である場合と
比べて、三角形EFGだけの死荷重、すなわち
余剰が失われているのです。
→選択肢c:正

なお、最低賃金率が$${W_0}$$に設定されると
労働投入量が、$$L(W_0)}$$まで増加します🔖
→選択肢d:正

労働経済の分析



前回のお復習い📘

✅解答はこちらから:経済学・経済政策(PDF)
本日のアウトプットはここまでとします!
引き続き、経済学・経済政策に加えて
包括的に他の科目も、勉強を進めて
まいりますので、よろしくお願いいたします✨


中小企業診断士の概要💚

中小企業診断士の業務

中小企業診断士は、企業の成長戦略策定や
その実行のためのアドバイスが主な業務です。

加えて、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐ
パイプ役、また、専門的知識を活用しての
中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が
求められる人材になります。

過去の試験結果・統計資料

中小企業診断士試験【過去問】

試験問題
過去問演習を大切に、一次試験対策を
コツコツと進めてまいります💚

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく中小企業診断士は
国家資格試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、中小企業診断士は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【中小企業診断士試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後とも、私と一緒に中小企業診断士試験対策
を進めていくことにしましょう💖

試験対策用の勉強記録投稿は
以下のマガジンに整理してまいります🔖


おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにマガジンにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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