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【過去問演習 Part7🌈】どれだけnoteにアウトプットしたことを、思い出すことができるかが肝心💚:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.74


前回の復習はこちらから👍

2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました。

これから危険物乙種第4類を受験されようと
する方へ有意義な投稿になれば幸いです💛

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

類ごとの共通基準🌟

危険物関連の消防法令抜粋

第一類:酸化性固体

【共通】
・可燃物との接触、混合を避けること
・分解を促す物品との接触を避けること
・過熱、衝撃、摩擦を避けること

【アルカリ金属の過酸化物】
・水との接触を避ける⇒「禁水」

第二類:可燃性固体

【共通】
・酸化剤との接触、混合を避けること
・炎、火花、高温体との接近を避けること
・過熱を避けること
【鉄粉、金属粉、マグネシウム】
・水または酸との接触を避けること
⇒酸化熱で自然発火したり、水と反応して
水素(H2)を発生することになります。

【引火性固体】
・みだりに蒸気を発生させないこと

第三類:自然発火性及び禁水性(固体&液体)

【自然発火性物品】
・炎、火花、高温体との接触を避けること
・過熱を避けること
・空気との接触を避けること
【禁水性物品】
・水との接触を避けること

第3類の黄リンは、自己発火性物質で
空気との接触を避けるため、水中で保存する

※黄リン等水中に保存する物品と
禁水性物質は、同一の貯蔵所において
貯蔵してはなりません。

第四類:引火性液体

【共通】
・炎、火花、高温体との接触を避けること
・過熱を避けること
・みだりに蒸気を発生させないこと

第五類:自己反応性物質

【共通】
・炎、火花、高温体との接触を避けること
・過熱、衝撃、摩擦を避けること

第六類:酸化性液体

【共通】
・可燃物との接触、混合を避けること
・分解を促す物品との接触を避けること
・過熱を避けること

危険物の廃棄

①焼却する場合は、安全な場所で、かつ
燃焼または爆発によって他に危害または
損害を及ぼす恐れがない方法で行うと共に
「見張り人」をつけること

②埋没する場合は、危険物の性質に
応じて、安全な場所で行うこと

③危険物は、海中または水中に流出させたり
または投下したりしないこと

危険物の取扱い

危険物は、温度変化等により危険物が漏れないように運搬容器を【密封】して収納しなければならない。

ただし、温度変化等により危険物からのガスの発生によって【運搬容器内】の圧力が上昇するおそれがある場合は、発生するガスが【毒性】または【引火性】を有する等の危険性があるときを除き、【ガス抜き口】(危険物の漏洩及び他の危険物の浸透を防止する構造のものに限る。)を設けた運搬容器に収納することができる。」

運搬車両において、危険物を収納した運搬容器を積み重ねる場合は、高さを3m以下で積載すること

「移送」と「運搬」の混合に要注意

「移送」:タンクローリー(移動タンク貯蔵所)で危険物を運ぶこと
⇒危険物取扱車の同乗が必要

「運搬」:ドラム缶や一斗缶等に詰められた危険物をトラック等につ積んで運ぶこと
⇒運搬する危険物の指定数量に関係なく、運搬するだけであれば、危険物取扱者の同乗は不要
「指定数量以上」の危険物を運搬車両に積み卸しする際は、危険物取扱者が自ら行うか、危険物取扱者の立ち会いが必要

引火点の数値について🔥

今回は、実際に引火点の数値について
詳しくまとめていきたいと思います💚

特殊引火物

ジエチルエーテル:-45℃
二硫化炭素:-30℃以下
アセトアルデヒド:-39℃
酸化プロピレン:-37℃

引火点の数値について🔥

今回は、実際に引火点の数値について
詳しくまとめていきたいと思います💚

特殊引火物

ジエチルエーテル:-45℃
二硫化炭素:-30℃以下
アセトアルデヒド:-39℃
酸化プロピレン:-37℃

筆者作成:第4類危険物の概要

第1石油類

ガソリン:-40℃以下
アセトン:-20℃
ベンゼン:-11℃
トルエン:4℃

アルコール類

メタノール:11~12℃
エタノール:13℃

第2石油類

灯油:40℃
軽油:45℃

筆者作成:第4類危険物の概要

第3石油類

重油:60℃
<復習>重油とは、原油を常圧蒸留して
ガソリン、灯油、軽油を留出した残油または
それを軽油と混ぜた石油製品
のことです。

ガソリン、灯油、軽油などの油より
重粘質であるため重油と名付けられています。
アスファルトの材料などに使われています。

第4石油類

ギヤー油:220℃

動植物油類

アマニ油:222℃

筆者作成:第4類危険物の概要

【復習】第4類危険物(引火性液体)の定義🔥

今回は、第4類危険物の定義について
丁寧に確認していくことにしましょう!
特に、具体的な数字にご注目ください!
第四類 引火性液体

特殊引火物の定義

1気圧において、発火点が100℃以下のもの
または引火点が-20℃以下、かつ
沸点が40℃以下のものが、特殊引火物になります。

第1石油類の定義

1気圧において、引火点が21℃未満
のこと危険物が第1石油類です。

アルコール類の定義

1分子を構成する炭素原子の数が
1個~3個までの飽和1価アルコール

のことが、アルコール類の定義です。

第2石油類の定義

1気圧において、引火点が
21℃以上70℃未満
の危険物です。

第3石油類の定義🌟

1気圧において、引火点が70℃以上
200℃未満のもの
が第3石油類です。

第4石油類の定義

1気圧において、引火点が200℃以上
250℃未満の危険物
が該当します。

動植物油類の定義👍

1気圧において、引火点が250℃未満
に該当するものが動植物油類です。

【復習】第4類危険物に共通する特性と関連事項🌟

危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後とも、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

元素周期表

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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