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ぼったくられない正しい引越し方法

引越したいけど初期費用が多くて困ると思ったことはありませんか?

実は引越しの初期費用は交渉次第で安くできるんです。
この記事では実際に物件選びから引越し業者の交渉をしてどれだけ安くなったのかを解説しています。
また、最後に実際に交渉してどれくらい安くなったのかを発表します。
(本サイトはアフィリエイト広告を利用しています)


物件選び

Googleマップで不動産屋さんの評判を見る

Googleマップで不動産屋さんを探すことで事前に悪徳不動産屋さんを選ばずに済みます。
SUUMOなどのサイトで物件を探してしまうと悪徳不動産に当たってしまうことがありますので注意が必要です。
オススメの探し方はGoogleマップで自分の引っ越したい地域の駅の周辺にある不動産屋さんを見つけることです。Googleマップには対応がどんな感じなのか口コミで確認できるのでとても便利です。

大手不動産屋さんと中堅不動産屋さんの違い

広島から東京に引越したときは中堅不動産屋さん、今回の引越しには大手不動産屋さんを利用しました。決済方法や物件数の多さは大手不動産屋さんの方が良かったですが、提案する保険の料金が良心的で出回っていない物件を紹介してくれるのは中堅不動産屋さんの方が良かったです。
(これらは自分が経験した感想なので全ての不動産屋さんに当てはまるわけではありません。)

不動産屋さんの規模で比較

不動産屋は大きく分けて「地域密着型」と「多店舗展開型」の2つのタイプに分かれます。

どこの不動産屋でも、お部屋を紹介するという点は同じですが業務内容に得意・不得意があります。どういう形態のお店なのか知ってから来店すると「不親切な態度をとられた」「質問に答えてくれない」「営業がしつこい」「おとり物件だった」など不快な思いをせずに済むかもしれません。

不動産屋には2つのタイプがあります

物件の安全面を確認する

自然災害を地図上で確認できる「ハザードマップ」でその物件が洪水や津波などで浸水しないかなどを確認できます。
地震によって津波が起きた場合は火災保険の対象外になるので、浸水する可能性がある物件は避けるのをオススメしています。

津波も土砂崩れも水にかかわる自然災害ですが、地震が原因で起こる津波や土砂災害による家屋・家財の損害は、地震保険の対象です。
地震が原因で起こる津波や土砂崩れの被害に備えるためには、火災保険にセットして地震保険に加入する必要があります。

災(水害)とは? 火災保険で補償される範囲とされない範囲

事故物件ではないことを確認する

事故物件を地図上で確認できるサイト「大島てる」で内見している物件、周りの物件が事故物件ではないかを確認します。
個人的には事故物件自体を探すというより、自殺や殺人現場が多い地域なのかを確認するために使っています。これらが多いところは治安があまり良くないことがあるのでその地域への引越しは避けるようにするといった使い方をしています。

参考にした物件探しのコツ

内見の参考にした動画や本を共有します。知っているのと知らないのとでは後々の生活に影響が出てきたりするものもあるのでチェックしてみてください!

ワンルーム・1Kの見方
下の動画はワンルーム・1Kに引越すときに役にたった動画です。
特に物件のアンペア数を確認することが大事というのは衝撃でした。
アンペア数は建物単位で契約しているため、その部屋だけ変えることは難しいです。

自分は20Aの部屋で生活していましたが、エアコンとポット、オーブンを同時に使うとブレーカーが落ちたりしていろいろと大変でした…。
内見に行ったときは必ずアンペア数を確認しましょう。

東京の家賃相場感の見方
東京の相場感や不動産屋のシステムと闇を解説してくれる動画です。
不動産屋さんしか知らないような裏話が聞けたりするのでとても面白いです。

特に印象的だったのが東京が陰陽道にそって設計され、北に行けば行くほど家賃が安くなり治安が悪くなるという情報でした。
あまり意識してはいなかったですが、住んでいると確かにそうだなと思いました。
ただ、治安は夜の外出を控えるなどの対策をすればそんなに気にすることはありません。

実は、現在の東京もある結界によって護られているという話はご存知でしょうか? 東京のJR山手線とその中を東西に蛇行するように通っているJR中央本線。このふたつの路線図を見てみると陰陽道における太極図が浮かび上がってきませんか?
(中略)
この路線図が設計されたのは第一次世界大戦中。空爆されれば甚大な損害を被るリスクを負いながら、東京にこれだけ大規模な鉄道を敷いたのは陰陽道の気の流れで街を護ろうとしていたと考えられなくもないのです。

都市伝説!「東京を護る鉄の結界」の正体は?江戸の街づくり史から紐解く

不動産屋の裏側を知る
不動産屋さんの営業方法や利益になる構造についてストーリー形式で教えてくれる本でした。特に賃貸契約するときの契約書の罠などが知れてとても参考になりました。

正直不動産

賃貸だけでなく、物件を購入するときにも役立つ知識がめちゃくちゃ身に付くので読んでいて損はない本でした。
詳細はこちら

初期費用を交渉

物件が決まると不動産屋さんから見積り表をもらいます。
結論から書くと、交渉することで64,670円安くなりました。
グラフにすると以下のような感じで安くなりました。

物件の初期費用比較

内訳を見ながらどの項目が安くなったのかを説明していきます。
基本的に除菌施工やサポートなどのオプション系は外しても問題ないので外しました。

物件の初期費用比較

火災保険を自分で探す
不動産屋さんが紹介する保険は相場よりも高めに設定されています。今回の不動産屋さんに相談すると「リビングプロテクト総合保険」と同等の保証がされている保険であれば問題ないとのことでした。
そこで、自分で保険を探してみました。

自分はブログで紹介していた「お部屋を借りる時の保険」にすることで19,720円を節約できました。
この保険は契約から支払いまでネットでき、1年間で5,000円の保険料なのでとてもお得です。

注意として、保険の適用期間をどうするか事前に不動産屋さんに相談しておかないと二重で契約しなければいけなくなります。

賃貸物件に住む場合、火災保険には必ず加入しないといけませんが、どの火災保険に加入するかは自分で選ぶことができます。

もし今自分に合わない保険に加入しているなら、解約して新しい保険に加入することができないか確認してみましょう。

【賃貸】火災保険見直し【保険料が2年で22,050円→1万円に!】

除菌などの施工
除菌や消臭などの施工は業者に依頼して多めの手数料をもらったり、不動産屋さんが自分でスプレーを撒いて浮いたお金を利益にしているという会社もあります。
第一、不動産屋さんが前の入居者からクリーニング代をもらってクリーニングしているので入る前にこれらの施工をする必要がないと思いました。

単刀直入にお伝えします。
除菌消臭業者に依頼すると料金の半額の手数料が頂けるからです。

上記の手数料は会社によっても異なりますが、自社で原価1000円くらいのスプレー缶を撒いて、お客様に1~2万請求してる会社もあります...

ですのでお客様が入りたくないと言っても不動産仲介会社や管理会社は無理にでも入れさせようとします。
最近の傾向ですと敷金礼金なしの安い物件が多くなり、自社の利益が少なくなっているためお客様にはオプションサービスと見せかけてこのような費用請求をするところが増えてきました。

【保存版】賃貸の除菌消臭代(除菌消臭スプレー)について、料金相場やなぜ請求されるか?交渉で削減できるのか?その方法も伝授!

サポートサービス
大家さんの代わりにトラブルの連絡を受けてくれるサポートなのですが、大家さんとコミュニケーションを取ればいいだけの話なのでこのオプションはつけなかったです。
また、バックアップサービスとして空き巣やストーカーに遭ったときに引越し費用などを保証してくれるというものがあったりしますが、保証条件が複雑で結局は数万円しか保証されなかったという可能性もあるのでつける必要がないと思いました。

エンジョイプラン
月額で1,500円を払うとU-NEXTや生活優待サービスが受けられるというものだったのですが、すでにAmazonプライムや他のサービスを契約しているので1,500円も払って似たようなサービスを契約する必要がなかったのでこのオプションを外しました。

引越し業社探し

引越し業者を相見積もりする

物件を決めれば、次は引越し業者を探します。
今は一括で大手から中堅までさまざまな引越し業者を探すことができます。

大手引越し業者で失敗

広島から東京に引越しするときに某大手引越しセンターにお願いしたことがあったのですが、引越し業者の都合で荷物を運ぶのを手伝わなければいけなかったり洗濯機のフタが壊されたりと散々な目にあいました…

そんなこともあって、今回は中堅企業の引越し業者を中心に見積もりをしました。

3社で見積もり

1Kの都内から都内への引越しで見積もりをしてもらいました。
3社で見積もりをして以下のようなグラフになりました。

引越し業者3者比較

基本的に見積もり訪問があると人件費で料金が高くなる傾向にあります。また、使っているトラックの大きさなどでも料金が変わるようです。
エイブル引越しとサボテンムービングは電話で見積もりしてもらいました。

引越し見積もり比較

今回はサボテンムービングさんにお願いしました。
他社よりも値段が安い理由を伺うと、電話での見積りや引越しトラックの時間をフリーにすること、必要な部分のみに養生マットを使用することでこの値段が実現していると説明を受けました。

養生マットはタワーマンションなどの場所だったら厳重に敷く必要があるそうなのですが、一般的なマンションやアパートは必要な部分に敷くだけでいいようです。

実際に頼んでみると30分も経たないうちに荷物を運び出してくれました。
作業自体は早かったです。

自分の場合は洗濯パンに付属しているL字型パイプがなかったので引越し日では洗濯機を取り付けられず、後日電気屋の方に設置してもらいました。

一般的にドラム式洗濯機を設置と接続してもらうのは9,000円前後かかるようなのですが、自分の場合は5,500円でやってもらえました。

引越し業者によって洗濯機設置の価格は異なります。ただし、相場料金でいうと洗濯機の設置は縦型洗濯機で3,000円前後、ドラム式洗濯機で9,000円前後が相場です。
ドラム式は縦型よりも高い理由は、引越し業者ではなく専門業者が設置する場合が多いことが考えられます。また、ドラム式洗濯機はサイズが大きいものが多く、作業面での負担が大きいことも影響しているでしょう。

引越し時の洗濯機の取り付けは業者に依頼しよう!その理由を解説

引越し業者の一括見積もりを利用することでその地域に合った安い業者を見つけることができたのでオススメです。
もし引越し業者をまだ探していなかったらぜひ試してみてください。
引越し一括見積もりはこちら

初期費用が合計でどれくらい変わったのか

交渉せずに不動産屋さんと引越し業者を使用すると35万円オーバーになっていましたが、交渉することで10万円弱を節約できました。

合計の初期費用比較

交渉前と交渉後の全体見積もりの内訳です。
交渉することでだいたい10万円弱を節約できました。
事前に物件を借りるときの交渉方法を知らなかったら10万円多く払わされていたと思うとゾッとしますね…

初期費用比較

入居前のトラブル

J:COMの点検営業手法

大家さんがJ:COMと契約してテレビを見れるようにしている物件があります。その物件に入居するときに点検やメンテナンスが必要といって部屋まで上がり込んでくる営業があります。

J:COMの定期点検(メンテナンス)とは?

結論から言うと、点検する必要はありません
定期点検と書かれていますが、実はほとんどの作業員は点検なんかしていません
えっ?」って思われた方、気持ちわかります
あの定期点検の意味を厳密に言ってしまうと、ただの営業です
(中略)
ただ、この点検自体は無断で勝手にやっているわけではなく、事前に建物の管理会社やオーナーさんにしっかり許可はもらっています

【CATV】J:COMの点検ってなんなの?元従業員が真実を書いていく

自分の場合はJ:COMから点検の連絡が来たときは「その点検って任意(強制や法律的な決まりはない)ですよね?」と営業の方に聞くと連絡は来なくなりました。

ネット回線の開通

引越し先に回線を引越すときに開通日が入居の2〜3日後になることがあります。自分の場合は回線の開通日が入居日から5日後だったので仕事に支障が出そうで困っていました。

ネットで探すと1日からWiFiレンタルができるサイトでWiFiルーターをレンタルしてみました。

頼んだ日にすぐ届き、通信は問題なかったので仕事にも動画視聴にも支障が出ずに過ごせました。

ただ、WiFiルーターを契約するときに下の表のようなものを見ずに1日10GBまで使えるルーターを契約したのでちょっともったいなかったなと思いました…(これは自分が悪い)

通信量目安

今回は回線の開通までのつなぎとして試しで使ってみたのですが仕事や動画視聴も問題なくできたので、旅行やイベントでWiFiが使えないときにまた申し込んでみようと思いました。

契約するときはどれくらいの通信量でいいか確認してからルーターを契約するようにしましょう。

WiFiレンタルの詳細はこちら

終わりに

自分が広島から東京に来たときは1週間以内で物件を決めないといけなかった関係もあり、何にも調べないまま物件や回線などを契約してしまい経済的に苦労しました…

知識をつけることでものやサービスの相場感が分かり、うまく交渉してコストを抑えたりより良いサービスを提供してもらえたりします。
ぜひフル活用して財布に優しい&快適な引越しに挑戦してみてください!

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