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四十路のプチ家出

父が亡くなり、母が心配で実家に帰ってきた。
そう、母が心配だから帰ってきた。
でも、その実は自分が節約できるし、
家事もやってもらえるっていう下心があった。

表面上は母を思いやってるようでて、
打算的な気持ちでいたからか、
小さなストレスが積み重なっていった。

だから、一旦少し離れようと思って、
外泊して1人で過ごしてみることにした。

外泊初日から、伸び伸びと自由に過ごすことが
できてストレスから解放された。
でも、それと同時に少し反省した。
自分の利しか見てなくて、そのために私が
許容しなくてはならないことを受け止める
覚悟ができてなかった。
そして母に申し訳なく感じた。

76歳の母がいつまで元気で生きていられるか
分からない。
私は9月には海外に行って長期滞在したいと思ってるし、こんな風に母と一緒に住めるなんて、
もう最後かもしれないと思ったら、
一緒に過ごして思い出作りたいって思えた。

家族でも、他人は他人。
一緒に暮らすことでストレスが溜まることは
もちろんある。
でも他人を変えることはできない。
なら、私が行動を変えればいい。

そうすることで優しく接することができるなら、
互いにとってハッピーなことだと思う。

帰ったら、次の休みで買い物に行こうと
母を誘ってみようかな。

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