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全人類必見。他人を責める前にちゃんと考えてる?


1.今日の朝の出来事


朝の7時、目が覚めて眠い目をこすり、
携帯に手を伸ばした。一通のメールがきていた。
今住んでいる家のオーナーからだ。
内容は、オーナーの娘が部屋を使いたいから、出ていって欲しいとの事だった。

僕は、驚き一気に目が覚めた。

「なんでだよ」
「そんな事、契約の時言ってなかったやん」
「メールじゃなくて直接言ってよ」
「優しくないなー」「冷たいなー」

こんな事を思いかけて、ハッと我に返った。

危ない危ない。ちがうちがう。
良くない考え方してることに気づいた。


2.心理学に基づいて考える



僕は、大学1.2年の頃、心理学に興味があり勉強していた。

心理学を学んでいて知ったことなんだけど、

人間は、

「行為者-観察者バイアス 」

というものがあるらしい。



3.行為者観察者バイアス



行為者観察者バイアス
とは、
他人の行動については内面に原因があると考えるのに対して、自分の行動については原因が自分の外側にあると考える傾向のこと。



例えば、他人が仕事でミスをしたとき、その人がだらしないせいだ、無能だ、とその人の内面的な部分に原因があると思ってしまいがち。 一方で、自分が仕事でミスをしたときは、自分のせいにするのではなく、まずなんらかの外的状況(忙しくてバタバタしてた等)のせいにする。 

もう1つ例をあげるとすれば、たまにめちゃくちゃ早い速度で走っている車を街中で見かける事があると思う。そんな時に、あぁ運転してる人は、荒々しい性格で、乱暴な人なんだろうな、ヤンキーかなとその人の性格に問題があると思ってしまう。何かしらやむを得ない理由があって、急いでいるのかなと考えられない。みたいな事。

(もちろん法定速度は守らないといけないけど)



ここで問題なのは、
自分に甘いという事ではなくて、
他の人の事になると外的要因を考えることが出来ず、その人自身に問題があると決めつけてしまう事だと思う。


4.行為者観察者バイアスとどう向き合うか



こういうバイアスが人には働いていると知ってから、  僕は気をつけるようにしている。


人がなにかミスや失敗、良くないことをした時に、その人自身に悪い所がなかったら、他に何か原因はないかと考える。


でも今日みたいに、無意識的に思ってしまう事もある。やっぱりバイアスを無くすことは難しい。

けど、
あ、今そうなっちゃってるって、毎回理解する事が大事なんだと思う。


少しお人好しみたいに聞こえるけど、
ほとんど自分のため。



他人を責めているだけでは、
得られない気付きがあるし、
それに気付いた時のハッとする感覚が好きだから。


 



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