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成功する海外ビジネス~お助けサービス「士業と金融機関」~

多くの企業の場合、海外事業担当者は本業の仕事との掛け持ちで任命されます。そうすると、本業が忙しくて海外事業にあまり時間を取ることができません。
そんな企業をお手伝いするために、様々なサポートサービスを提供する企業群がいます。私たちはサービスプロバイダーと呼んでいますが、海外進出における様々なノウハウを持った専門的な企業たちです。自社の進出形態や進出段階に応じて、うまく使い分けると、労力と時間が短縮され、海外事業自体が円滑に進みます。
本日は、サービスプロバイダーの種類と得意分野をお話しいたします。

サービスプロバイダーのエコシステム

サービスプロバイダーを便宜上4つのカテゴリーに分けてみました。

士業系(会計士、税理士、弁理士、弁護士、社労士など)
金融系(メガバンク、信用金庫、地方銀行、監査法人など)
コンサル・通訳系(コンサルティング、通訳、コーディネーターなど)
政府系(JETRO、中小機構、JICA、地方自治体など)

それぞれ、得意分野や活用すべきタイミングがありますので、下記の情報をぜひ参考にしてみてください。今回は士業系と金融系の説明になります。

図1

士業系

士業系は、国際業務に特化している士業を担う企業をそう呼んでいます。
海外進出のフェーズで言うと、実際に進出をして、会社設立の段階で必要となる方々です。
日本で会社を運営するのと同じで、税務、法務、会社登記、特許をどうするか、といったノウハウを提供してくれます。また、現地の労働者の扱いを労務の視点からサポートしてくれたりします。
実際に業務を依頼するのは、会社を設立する時点かその後ですので、ある程度海外進出の段階が進んだ企業のためのサービスプロバイダーになります。

金融系

金融系は、企業が海外進出を目指す第1歩である「情報収集や相談窓口」の段階で選ばれる方々です。また、最初から資金調達を視野にいれた相談窓口としても適しています。
大手金融機関などは、人気のある進出先国に海外事務所を持っていて、資金調達だけでなく、現地リスク情報や最新の法制度情報など、対象国における耳より情報などを提供してくれます。
あるいは、コンサルティング企業と提携し、より詳細な現地情報を集めて手協してくれる金融機関もあります。
ご参考までに本内容の動画版をご紹介します☟

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