(株)ケンドマネジメント|食品・健康/ヘルスケアの海外ビジネス支援
日本の中で出会うベトナムについてまとめています。ベトナム食品を中心に、少し文化や歴史、経済も書いていきます。
インドネシアの日常からビジネスまで、インドネシアを知り尽くしたクリエイターさんの記事をまとめています。豆知識、料理、文化、ビジネスなど、インドネシアに特化したマガジンです。
海外進出事業の手順を1つ1つ説明しています。読むだけで効率的な海外進出の流れが見えてきます。
90年代の名作映画「青いパパイヤの香り」をご存じでしょうか。フランス・ベトナム共同制作で、カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞した作品です。 この映画の冒頭では、ベトナムの伝統楽器が奏でられるシーンがあります。楽器の名前はダン・グエット。 全長約1メートル 胴の直径 約36センチメートル 胴の厚さ 約6センチメートル 2本弦 (ウィキペディアより) ダンは弦楽器のこと。 グエットは月のこと。 つまり、「月の弦楽器」という意味です。 胴の部分が丸い形をし
スーパーに行けば、冷凍エビや生鮮エビなど、キレイにパックされたエビがどこでも手に入ります。このエビ、漁獲されたものと養殖されたものとありますが、最近増えつつある養殖エビは、どんな種類があるかご存じでしょうか。 そもそも、日本のエビ自給率は4~5%と言われており、残りは輸入に頼っています。輸入のほとんどがアジア諸国からで、インドネシア、インド、ベトナムが主要な輸入先国となっています。 実際、世界のエビ漁獲・養殖ランキング(2019)を見ると、 1位 中国 500万㌧ 2位
ピーナッツの次くらいに馴染みのあるナッツ、「カシューナッツ」。リンゴのような赤いフルーツの先っぽに生っているカシューナッツを見た時、驚きました。カシューナッツの豆知識について、まとめていきます。 カシューという名前の由来カシューナッツの生産国は、アフリカ、東南アジアが多いです。生産量の多い国は、コートジボワール、インド、ブルンジ、ベトナムなどなど。生産量1位のコートジボワールの世界シェアは20%だそうです。 カシュ―ナッツのカシュ―は、アフリカの国ギニアビサウの「カシュ―
家の近くのカルディで、ベトナム食品フェアが開催されています。お店の一番目立つ場所に、ベトナムのインスタントフードや、缶詰、調味料が置かれており、テレビで話題のサテトム(ベトナム版食べるラー油)も置いていました。 ところで、東南アジアの調味料と言えば、タイのナンプラー(魚醤)がトップに上がると思いますが、ベトナムにはヌクマムと呼ばれる魚醤があります。似たような調味料ですが、決して同じではありません。 アジアの魚醤の種類日本も含めて、魚醤を料理に使用する国はアジアに多いです。
この数年スーパーで見かける謎の白身魚が話題になっているのをご存じでしょうか?「パンガシウス」や「バサ」という名前で売られているこの白身魚の正体、実は食用ナマズなのです。 いろんなアレンジのレシピもネットには上がっており、なかなか美味しいと評判です。 以前から食用ナマズはお弁当の白身魚のフライやフィッシュバーガーなどの形で、日本人の私たちがそれとは知らず口にしている食材でしたが、新たなイメージの食材としてぐっと一般家庭に広がりを見せています。 その先駆けとなったのは、流通
ベトナムといえばフルーツ天国というイメージですが、そのベトナムで日本のリンゴが大人気だそうです。 ベトナムにおける輸入リンゴは、アメリカ産やニュージーランド産のものが多く、日本産は数も少なくびっくりするほど高額です。 <ベトナムでの販売価格> - アメリカ産 8万6000VND (約410円)/ kg - 韓国産 11万3000VND (約540円) / kg - 日本産(ふじ)25万9000VND (約1240円) / kg *2019年JETROの主要都市におけ
日本とベトナムを繋ぐビジネスをしています。ビジネスの要となる「お金」にフォーカスし、ベトナムの通貨ドンについて、ベトナムの電子マネーについて、海外送金など、お金事情についてサラッとまとめました。 ベトナム通貨ドンの歴史ベトナムの通貨は、「ドン」です。トップ写真は通貨記号。非常に単位が大きく、円換算するのがめんどうなのですが、 100,000(10万)ドン = 475円くらい おおざっぱですが、ゼロを二つとって、2でわる、という計算で物価を見ると分かりやすいかも。 ドン
日本とベトナムを繋ぐ仕事をしていると、ベトナムニュースをよく読みます。先月から「ベトナム最大の島フーコックに、”眠らない街”が開業予定」というニュースを何度か見かけていました。 眠らない街、とは、ベトナム初の24時間・年中無休リゾート”フーコック・ユナイテッドセンター”のことです。 ベトナム初の24時間・年中無休リゾート2021年4月21日、ベトナムの最南端に位置するフーコック島に、1000ヘクタールの敷地を使ったベトナム最大の娯楽リゾート複合施設が開業しました。 広大な
最近、初めて、ベトナムで人気の高いインスタントラーメン「ハオハオ」を食べました。海外のインスタントラーメンは、日本のものと比較すると、味が合わないと感じることが多いのですが、ハオハオは本当に美味しい。 メーカーは、日本企業であるエースコックさんです。 ハオハオの売れ行きエースコックのハオハオは、ベトナムの国民食とも呼ばれています。 世界ラーメン協会の2018年時点での発表で、エースコック社製品の人気はというと ベトナムの総需要 52億食 都市部の市場シェア 50% 全国
ベトナムではお米を使った加工品がとてもたくさんあります。「ライスペーパー」や「フォー」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 今回は「ライスペーパー」について書いてみたいと思います。 ライスペーパーについて ベトナムでは北部では「バインダー」、南部では「バインチャン」と呼ばれます。 南部の「バインチャン」は、日本でもよく見かける丸い形のもので、軽く水で戻して使用しますが、北部の「バインダー」は、薄いオブラートのような形状で、タレと具材の水分だけで柔らかくなるため水で
ベトナムと日本を繋ぐ仕事をしています。2021年の長者番付で「6名のベトナム人」が約1000億円以上の資産を持っているビリオネアとして、選出されました。 その中で唯一の女性であるグエン・ティ・フオン・タオ氏は、東南アジア女性として、自力で成功した初めてのビリオネアとして有名な方です。 フランス政府からレジオン・ドヌール勲章を授与 6日前のニュースですが、マダム・タオは、フランス政府から、「個人や団体の貢献活動を称えて授与される最高位の勲章」であるレジオン・ドヌール勲章を授
ミャンマーでは、4月が新年を祝う月になります。毎年、盛大に水かけ祭りが開催されるのですが、新聞でも報じているとおり、今年はお祝い行事はありません。 ミャンマーの季節と暦ミャンマーの4月は、1年で最も暑くなる季節です。 毎日、35度以上はあたりまえ。39度、40度もざらで、男女ともに日傘が手ばなせません。 11月から5月初旬までが乾季に入るのですが、12月~1月頃は「冬の季節」と呼ばれ、少~しだけ気温が下がります。 30度前後なので、もちろん暑いのですが、「寒い、寒い」とい
日本とベトナムをつなぐビジネスをお手伝いしています。毎年、話題になるフォーブス誌の「世界長者番付」ですが、2021年、日本からは49名が入り、ベトナムからは、昨年を上回り、6名が入る結果となりました。 世界とベトナムの長者番付まず、世界全体でみると、10億米ドル(約1,097億円)をこえる億万長者リストにはいった人は、2755名です。1位はAmazonのジェフ・ベゾス氏、2位はテスラ社のイーロン・マスク氏など、想定通りの結果でした。 上位10名のほとんどアメリカ人ですから、
アメリカでタイ料理やベトナム料理レストランを訪れると、必ずといっていいほど、ミドリ色のフタに赤いソースの入ったボトルがテーブルの上に置かれています。最近は、日本でもカルディや輸入食材店で見かけるこのソース、「シラチャ―ソース」という名の調味料です。 シラチャーソースとはシラチャ―ソースとは、とうがらし、酢、ガーリック、砂糖をベースとした非常に辛いホットチリソースのことです。 真っ赤なチリソースの色に、特徴的な緑色のフタが目立つルックスで、フタをクルクル回すとソースが少しずつ
日本で出会えるベトナムを探していたところ、変わった飲み物を見つけました。それは、繊細で、どこかノスタルジックな雰囲気を醸し出す、黄色い卵の入った「エッグコーヒー」です。 ベトナムのカフェ文化フランス食文化と中国の食文化の影響を受けているベトナム料理は、周辺アジア国とは一風変わった料理だと思います。私たちにとってなじみ深い中華料理の良いところと、世界一の美食大国フランスの良いところがミックスされ、ユニークな食文化を形成しています。 ベトナムは、カフェの数が多いことでも有名で
ベトナムではピンクの蓮の花は「聖なる花」として愛されているそうです。 その蓮を使った蓮茶をベトナムのお土産でいただく方も多いのではないでしょうか。 実はこの蓮茶、種類によって味も効能も大きく違うというのです。 蓮茶は3種類 蓮茶は大きく分けると3種類あります。 ①蓮花茶(trà hoa sen)…緑茶に蓮花の香りをつけたもの ②蓮葉茶(trà lá sen)…蓮の葉を乾燥させたもの ③蓮芯茶(trà tim sen)…蓮の実の芯を乾燥させたもの 蓮茶全般の効能としては一