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一流のビジネスマンがやる7つの習慣

一流のビジネスマンとは、いったい何か。それは、一言でいうなら「IQ」「EQ」「専門性」レベルが極めて高く、お客様や周りに対して最高の価値を提供し続ける人のことである。私は、毎日「一流のビジネスマン」とは何か考えるようにしている。ここでいう、ビジネスマンとは、会社員のことだけを指すのではなく、お金のやりとり、つまり社会経済活動をしている全ての人のことを指す。なぜなら、ビジネスとは、全ての人が日々の生活をする上で必要不可欠な存在であるからだ。なので、今回伝えたい一流のビジネスマンがやる7つの習慣は、会社で働く人だけでなく、世の中に何かしらの価値を生み出す全ての人に関係するので、是非最後まで読んでいただければ幸いだ。

①日経新聞・BBCを隅々まで読む

一流のビジネスマンは、社会で着目されているニュースを常にアップデートしている。ここでいうニュースとは、政治や経済だけでなく、エンタメやサイエンスなどできるだけジャンルに拘りを持たずに、あらゆる角度の情報である。ビジネスは、常に情報のやりとりから発生し、イノベーションを生み出すような画期的な出来事は、異なる情報の掛け算の中で見つかることが多い。例えば、エンタメとテクノロジーと政治は、一見全く違う領域の情報に見えるが、この3つの領域を上手く統合し、「新しい政治の仕組みを作る」PoliPoliという会社が世に生み出された。

私は、日経新聞とBBCを毎日できるだけジャンル関係なく隅々まで読むようにしている。2つの異なる媒体から情報を吸収することは、非常に重要である。なぜなら、日本とアメリカでは、全く違うテーマについて議論されていたり、同じテーマでも違う視点で議論されているからだ。各国の多角的な主張に触れることは、できるだけ客観的、普遍的な価値観を身につける上でも重要である。

また、時と場合によって、自分の場合、中国語とスペイン語でもニュースを読む工夫をしている。たまに、英語や外国語を学ぶ理由を友人に質問されたりするが、多角的な視点で情報収集できるメリットこそ、言語学習をするモチベーションとして大きい。


②ビジネス書、経営書を乱読する

私は、小さい頃本を読むのが嫌いだった。中学生の頃は、自分で体験した経験こそ物事を理解する上で一番良い方法だと考えていた。しかし、ヒューリスティックな経験は、得られる情報に限界があり、スポーツで型を学ばずに独学で誤った知識を吸収してしまったことで、結果的に高いアウトプットを出せず苦しんでいた。また、自分がわからないことを、人に聞くことで理解度が増すことを幼少期に覚えたが、自分が知りたい専門性を持った人がいないことも多々あったが故に、特定の知識を学ぶことを諦めていた。しかし、今では、Kindle一つで自分の悩みや知りたい情報をその道の専門家に聞くことができることを学んだ

正直、有名な経営者や専門家は、大抵の場合、本を出版しているため、本人に直接質問をするより、本を読んだほうが100倍分かりやすく、早いため、今では気になったテーマなどあれば、Kindleのオススメから3冊ほど読んで、情報をインプットしている。不思議なことに、似たような専門書を読み漁ると、まるで自分がその道の専門家のように周りに話せるようになっていたりするので、令和の一流のビジネスマンは、良くわからない師匠の弟子になるよりも、Kindleで本を読んでいる。

③必ずメモを取る

メモは、人の考えを整理する最強のツールだと言える。アイデア出しだけでなく、日常生活の悩みも紙の上に、自分の思っていることを殴り書きするだけで、気持ちがスッキリできる。嘘のように聞こえるかも知れないが、自分の思ったことや悩みを紙に書くことで、自分の感情を可視化でき、自分自身を客観視できる癖を身に着けられるので、自然と脳内整理ができる。

私は、普段A4用紙に自分のやりたいこと、悩み、アイデアなどを見た目を気にせずとにかく毎日書きまくっている。半分は、脳内整理のためだが、残りの半分は、ストレス解消である。これは、元マッキンゼーの一流のコンサルタントもやっている習慣なので、是非みなさんもやってみて欲しい。

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④毎年、最低1冊は本を出版する

私は、最近できるだけNoteに日々自分の感じたことや伝えたいことを記録するようにしている。自分を発信する理由として一番の目的は、本を出版することである。本は、名刺のように、自分自身を説明する手段として、最もコスパが良いと考えられる。なぜなら、自分の考えや強みを網羅的に全人類に伝えられるからだ。動画や画像などでも問題はないが、活字ほど相手に正しく自分の意見を伝える手段は存在しないだろう。

私が最近興味があり、いつか本にしたい内容として2つ大きくある。

1.データドリブン経営

2.ニューロダイバーシティ

データドリブン経営は、学生時代にAIやデータサイエンスの存在を知り、データには膨大な価値が社会に眠っており、それを生かすも殺すも経営者次第だという事に気づき、将来的には経営コンサルタントとして全世界のデータ利活用の提案や自らが事業会社の経営者としてそれを体現したいと考えている。

ニューロダイバーシティは、私が現在仕事をしている外資系企業でも良く耳にする言葉だが、一言で説明するならば、多様性を育む共創社会こそ、SDGs実現において必要不可欠であるというメッセージだ。私は、小学校から高校までインターナショナルスクールに通い、大学や大学院時代も中国やアメリカで言語も宗教も人種も全く異なる環境で過ごしてきた。ニューロダイバーシティは、今の自分のアイデンティティーそのものであり、今後日本にも多くの外国人が移住する未来を考える上で、人生をかけて世界中の人に伝えたい、後世に残したい価値観の一つである。

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⑤毎年、一箇所は未訪問の国や地域を訪ねる

私は、旅行が大好きだ。しかし、旅行と言っても、私は、有名な観光地を訪れるだけではなく、その地域で普通に生活している街を見ることもする。世界は、とてつもなく広い、しかしどこかで自分の見てきた世界とも近いと感じることもある。私は、街の数だけ自分に新しい価値観を提供してくれると考えているので、時間さえあれば、自分が行ったことのない地域で、地元住人と交流することを意識して旅行をする。

本当なら、それぞれの国で一年ぐらいゆっくり生活をしてみたいが、人間の人生はそんなに長いわけではない。常に人間は、人生における取捨選択をしている。飛行機や電車、車などこれだけ交通手段が便利になった世界で、色々な地域を見ないのは勿体なすぎる。

特に、世界を相手にビジネスをしたいのであれば、それぞれの国の魅力や特徴を理解することは、一流のビジネスマンとして当たり前の嗜みであると考えられる。

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⑥早寝早起きを心がける

私は、小さい頃の自分にもし1つアドバイスを伝えられるのであれば、早寝早起きをすることだ。今でもたまに夜ふかしをしてしまう自分だが、毎日2時過ぎまで起きていた高校生時代の自分よりかは、健康的な毎日を過ごせている。人間が幸せになるためには、お金はそんなに必要ではない。なぜなら、早寝早起きをするだけで大体の精神的な悩みは解決されるからだ。昔は、全然理解できなかったが、人間の体の健康は、精神と密接に関係している。体の調子が悪ければ、簡単に心の調子も悪くなる。逆に言うと、もし心の調子が悪く、精神的にヤミそうだと感じるときは、とにかく運動をして、早寝早起きをすることだ。早寝早起きは、医者からもらう処方箋や漢方薬よりも圧倒的に効果のある薬である。

一流のビジネスマンであれば、99%の人は、早寝早起きをしている。もし、夜ふかしをしていたり、昼過ぎまで寝ているような人が「私は一流のビジネスマン」であると話していたら、ほぼ確実にその人は嘘をついている。もし一流を目指すのであれば、早寝早起きは基本中の基本なので、とりあえず自分自身を改善したければ、まず早寝早起きの習慣を身につけることをオススメしたい。

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⑦感謝を忘れない

人間は、絶対に一人の力だけでは生きていけない。複数の人間が協力しあう事で、社会が形成され、仮にみなさんが一度も話したことがない人もどこかで社会形成の一部を担っている。私も今日まで健康的な生活を送れているのも、周りの人達の協力なしでは絶対に達成できていないので、常に全ての人に感謝の気持ちを忘れないようにしている。

ビジネスは、人に感謝されることで生まれ、人の感謝の総和がビジネスの拡大にも繋がる。一流のビジネスマンとして行わければならないのは、感謝される前に周りに対して感謝をすることである。一見、当たり前の事に見えるが、実は、多くの人は感謝することを忘れている。道端でゴミを掃除してくれている人、たまたま忘れた荷物を拾ってくれた人、辛いときに励ましてくれた友人や家族、毎日の生活で必ずどこかでみなさんを助けてくれている人がいるのにも関わらず、その当たり前の光景に感謝することを忘れてしまうことはあるのではないか。

自分自身も忙しすぎると周りに対しての感謝の気持ちをおろそかにしてしまう時があるが、そんな時こそ周りへの感謝を忘れないように心がけている。

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最後に

一流のビジネスマンに特別なスキルはいらない。上記で述べた7つの習慣は、一日で直ぐ身につくわけではないが、日々の積み重ねが、自分自身が一流になるための大きな糧となることには、変わりはない。これを最後まで読んでいただいた方は、いきなり7つを全てできるようになるよりも、自分のペースで改善できると思ったところだけでも少しずつ挑戦して頂ければ幸いだ。

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