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コーチングの体験セッションを受けて、コーチングについて思ったことについて語ってみる。


今回、友達がコーチングを受けはじめたり、知り合いがプロコーチを目指して頑張っている等の話を聞いていたため、
自分も紹介してもらって、コーチングの体験セッションを受けてみることにしました。

この記事はそのコーチングセッションでの内容や、そのセッションを通じて感じたことを率直に綴った記事にしようと思っています。


コーチングの内容


自己紹介、アイスブレイク


まずは、5〜10分くらいでお互いの自己紹介を行い、アイスブレイクのようなことを行いました。
オンラインで初めて会う人と話すことになるので、人見知りをしてしまう人も多いのではないかと思いました。
ただし、コーチングを行うコーチは、話しにくいような印象はなく非常に気さくで話しやすいような方で、
私はあまり人見知りをしないタイプなので、今回は割とスムーズにアイスブレイク出来た気がしています。


まずはコーチングとはなんぞや、ということの説明


その後、コーチングとはどんなものか、ということの説明が10分ほどかけてありました。
コーチングやティーチング、カウンセリングの違いなど、コーチとクライアントがやりとりするような感じで話し合いながら、
これから受けるコーチングの概要がどんな感じなのか、といったことについて解説していただきました。
この内容は、もしコーチングの本を読んだことがある人であれば、聞いたことのある内容であり、あまり真新しいことはなかったように思いました。

コーチングの体験セッション


一旦休憩を挟み、実際のコーチングセッションを体験しました。
30〜40分程度で、前もって共有していた、話したい内容についてコーチングを受けます。
私はトピックとしては仕事のことについて選んだため、仕事についてもやもやしていることについて実際にコーチングを受け、
30分ほどで一旦内容としては終了し、この後の進め方などを説明していただきました。


まとめ


全体としては70〜80分くらいで終了しました。
話し始めた時に比べると、少しだけ緊張も解け、少し話しやすくなっていたため、とても和やかな雰囲気で終わることができました。
実際のセッションにこれから移るかどうかということや、内容、進め方や料金体系など、きちんと説明をしていただきました。
また、セッションを開始するように強く勧められることもなかったので、その辺りを気にしている方であってもあまり心配することないと感じました。
あまり満足しなかったところや、満足したところを率直にコーチの方と共有でき、話し合えたのでその辺りは異常に強い営業みたいなのもなかったですし、安心できました。


コーチングでいいなと思ったところ


さて、ここから、実際にコーチングを受けてみていいなと思ったことについて話していきたいと思います。


セッションが終わる頃になにが改善していたいか、という目的を持って話す


これは、なるほどこういう感じか、とセッション開始時に思ったことでした。
私の体験セッションは30〜40分ほどだったのですが、 
開始するときにこのセッションが終わった後どういうことを解決していきたいですか、ということや、
どのようなことがクリアになっていたら嬉しいですかみたいなことを最初に聞かれました。
このように自分がどのようなことを30分後にクリアにしていたいかなど、明確な目標持って人と話す事は
あまりプライベートではないことだと思うので、なるほどコーチングではこういうことをするのか、と勉強になりました。
話す前にどのようなことについて明確になっていたいのかと言う目標を持ち、
それについて一歩一歩質問に答えながら話すことで、短い時間でも濃い話ができたのかなとは思います。


容赦ない質問が飛んでくる


コーチングはあくまでも上で書いたような、
目標を解決するためや、目標にたどり着くために話をしているので、コーチの方からは質問がまっすぐに容赦なく飛んできました。 
普通誰かと話す時はこのように質問をバンバン投げかけられてゴールに向かって話を進めていくって事はないと思うので、
これは普通の会話とは違うコーチングならではの良いところだと思いました。


友達には言えない話ができる


これは1番いいなと思ったところだったのですが、
コーチングはコーチというある意味友達ではない誰かと話すものであり、なかなか友達には言えないような話をすることができました。
普段友達とご飯を食べたり飲みながら話すこともあると思うのですが、
やっぱりいつも面白い話をしたり楽しい話をしたりして終わってしまいますよね。
それはそれでいいのですが、コーチングでのコミュニケーションというのは、クライアントのゴールや目標について深く話すのでその体験は明確に違いました。
自分の深いところについてお互いに話し合うって事はなかなかないと思うので、 このように自分が悩んでいることとかモヤモヤしていることについて自分の気持ちをできるだけ言葉にし、
相手に伝えようとするという事はやはりコーチングじゃないとできないことなのかなぁとも思いました。


友達ではなく、コーチだからこそ


友達に対してやもっと信頼できる友達がいて話せるよっていう方もいると思います。
しかし、逆に仲がいいから話せないこともあったり、友達だからといって全て自分の話したいことや考えたいことを話すことは難しいのではないでしょうか。
そういう意味で、コーチングと言う形をとっているからこそ話せることもあり、そこはすごくいいところだなと納得しました。

コーチングで難しいなと思ったところ


次にコーチングを通して難しかったなぁと思うことを率直に話したいと思います。
良い事については上に書いたのですが、実際にあまりコーチングは微妙なんじゃないかなと思うところもやはりありました。
それをいくつか持ったことについて書いていきたいと思います。

話すカテゴリは仕事に偏る気がした


まずこれは最初のセッションだったからということもあると思うのですが、コーチングの内容は仕事に偏る傾向が強いのではないかと感じました。
私が読んだ本の中ではコーチングは、
自分の人生のいろんな分野について話をしていくものだ、とはなんとなく思っていたのですが、
実際に話をしてみると、やっぱり自分の人間関係だったり恋愛関係だったり親との関係とかセンシティブなところっていうのはなかなか話しにくいなと正直なところ思いました。
そんな中で、主に話しやすいカテゴリと言うのは仕事の話なのかな思いました。
したがってコーチングをされているコーチの方も結構キャリアについて相談を受けることが多いですという話でした。
もちろん他の分野を話される方もいらっしゃいます、とはおっしゃっていました。
このキャリアを話す人が多いと言うことを考えると、
コーチの中にはある意味キャリアエージェントみたいなことを実質やっている人が多いのかなあと考えさせられました。
キャリアエージェントが必要なのであればおそらくキャリアエージェントを使った方が、そういう目的の上では意味があるかもしれません。
ただキャリアエージェントと話すときは自分の夢とか目標やゴールみたいなのを設定して話す事はあまりないと思いますし、
その意味では コーチングを通してキャリアについて話すこともありメリットなのかもしれません。
しかしながら、ここで言いたかったのは、やはりキャリア以外のことについてはなかなか信頼関係を気づかないとお話ししにくいなと言うのはすごく感じました。


信頼関係が築けるかは難しい問題


上に書いたことともうすごく類似するのですが、
やはりその場でオンラインで初めて会った人に対してある程度の信頼を持つことは不可能で、
信頼関係がないと話せないようなこと、信頼関係があっても話せないような事があり、
その本当に話したいこととか誰にも話せないようなことを話せるような存在に話してコーチがなれるのかなっていうのはちょっと難しいところやなと思いました。

ただそこがコーチの腕の見せ所だと思いますし、
時間がある程度解決してくれるところだと思います。
そのなかで、やはり自分の合ったコーチがもし見つかれば、そのコーチとある程度の時間を過ごすことで本当に自分が思っていることをあまり遠慮せずに信頼して話すことができるのかなと思いました。


料金が安くはない

これはおそらくコーチングをやろうと思って調べた方はご存知だと思います。
コーチングの料金っていうのはあまり安い料金体系にはなっていません。
基本的に1時間は五線以上もしくは10,000円位するコーチももちろんいます。
それを考えるとやはり安いサービスではないですしお金があまりない人ないのであればなかなか受けることも難しいと思います。
ここはコーチングのデメリットであるというのは確かだと思います。



遠慮して受け答えしてしまう可能性がある


結局のところをコーチングを受けるにあたって遠慮してしまうこともあるのかなと思いました。
自分がどのように受け答えをすればこのコーチング側のセッションがより良かったものになるのかということを逆算し、
コーチが言って欲しいんだろうなと思うことをこちらが言うみたいな忖度みたいな会話というかになってしまうこともあるのかなと思いました。
これも最終的にはコーチとの信頼関係だと思うのですが、
自分が納得するまで話して納得しなければその会話あまり進捗は無いと言う事でもいいと思います。
お金を払っているからとか、コーチに何か悪い気がする、みたいな感じで、遠慮を感じてしまう人もいるだろうと思い、
そこはコーチングの難しさだろうと思いました。

コーチングを受けて感じた、現代人がコーチングに見出している価値


最後に、コーチングを受けて感じたことをまとめとして書きたいと思います。
このコーチングを受けて良いところも悪いところももちろんありましたし、
それを通じて私がコーチングを通じて人は何を求めているんだろうと思ったことを書いていきたいと思います。


話を聞いてくれる人が欲しい


結局のところ、人は自分が思っていることを聞いてくれる人っていうのが欲しいし、
それを求めてコーチングを受けている人が多いんのだということがわかりました。
友達と話したり親と話したり、会社の上司と話したり後輩と話したり、
どんなに話しているつもりでも自分の言いたいことを無限に引き出して聞いてくれるような人ってのはやはりいないと思います。
コーチングはある意味自分のクライアントがやりたいことっていうの引き出すために存在してそれを仕事にしています。
したがって、クライアントが、自分のやりたい事は何なのかとか自分の目標が
 何でどうすればそれを達成できるのかみたいなのを完全に自分本位で話すことができる環境を作ってくれます。
その際に、コーチと仲が良くなるとか悪くなるとか遠慮とかをあまり考えなくて良い存在として存在してくれるっていうのはすごく良いところだと思ったし、
みんなそういう人が欲しいからコーチングを受ける価値を関税ているのだ、と自分は納得しました。


自分の本音を引き出してくれる、損得のない師匠みたいなのを探している


その中で損得のない存在の他人だったり、
自分にいつも厳しくて自分に対してほんとに親身になってアドバイスをくれる師匠みたいな存在を人を探しているんだと思いました。
ですのでそのような人が、社会に出た後に見つかっているのであれば、
コーチングはある程度いらないサービスだなとは思いました。
しかしながらそのような師匠見つけるのは非常に難しいと思いますし、
そこをお金を払う価値を見出す人は確かにいるだろうなと感じた次第です。

仕事だけでなく、人間関係とかの話は少ししにくいし、そこも含めてコーチングということは難しいなと思った
仕事だけではなく、自分の人間関係の事とかいろんな仕事以外の事も含め、
自分の人生全体として話をするっていうのはなかなかできないことです。
それをコーチングを通して話せたという体験は、やっぱりコーチングを受けた時の感動体験になるんだろうなと思いました。
その体験を引き出せるかどうかは、コーチとクライアントの相性ってこともあるでしょう、
そういう腹のそこからの会話ができるのであれば、
お金に余裕がある人であればこの体験と言うのはコーチングを通してサービスを受けると言うこともありなのかなと正直なところ思いました。



最後に

このようにちょっととりとめのない話になってしまっていましたが、
コーチングの体験セッションを受けて私は良かったなと思っています。
これから私がコーチングを受け続けたいかというところは一旦置いといて、
コーチングのよかったところ悪かったところ自分がどのようなことをコーチングを通してやりたいのかと言うのを客観的に感じることができたのは非常に良い経験だったと思います。

もしこれを読んでいる方の中にコーチングを受けたいと思っている方がいて、
どのような体験セッションなのかちょっと気になっているというのであれば、
この記事を通じて少しでもアイディアというかイメージが沸いたのであれば非常に嬉しいです。

やはり今の若い世代はお金とか物の欲求よりも、
自分のやりがいとか生きる意味みたいなのを非常に重視する傾向にあります。
そのような人たちは、自分のやりたいこととか、どのようなことを世の中に残したいかみたいなところをすごく考える傾向があると思うので、
コーチングというのはそこのニーズに対してすごくマッチしたサービスだなと思いました。

コーチングを受ける受けないにかかわらず、
いろんな人が自分の本当にやりたいことを理解したり、
まだないのであれば、それを探し続けながら自分が今好きなこととかちょっとやってみたいチャレンジしてみたいことについてチャレンジするような後押しをしてくれるという意味でコーチングには価値があり、コーチングを受ける選択肢をとる人がいることにも納得しました。

皆さんも自分のやりたいこととゴールを持って、
それに進んでいく体験を共有できる良い友人や、相手を見つけれたらいいなと思いますし、
コーチングはその一助になるサービスだなと思いました。
もし興味があれば体験だけでも受けてみて、自分について深く考えてみるのもいいことだと思います。

今回はこの辺で。

kenmaro

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