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息子が感じた同調圧力

 マスクが個人の判断となってから数週間後、4月からは、学校や幼稚園でもマスクの着用が自由になりました。

 私は、個人の判断で、となってから、ほとんどの場所でマスクは外しています。

 先日、息子たちの小学校や幼稚園の始業式がありました。

 マスクに関して、幼稚園は、保護者の判断でお願いします(先生も自由)、との連絡が来ました。

 幼稚園始業式の日、着けている人の方が多かったですが、着けてない人もいました。

 特に、子どもは、着けてない子もそれなりに多かったような…。


 一方で、小学校からはマスクに関して何の連絡も無かったので、始業式の日、息子は、マスクを手に持っていきました。

 そして、マスクをして帰ってきた息子。

 学校では、始めは外していたけど、周りが着けてる人ばかりだったので(もちろん先生も)、居心地が悪くなり、マスクを着けたそうです。

 つまり、周りを気にして着けた、と。

 息子は、基本的に周りが気にならないタイプで^^;

 周りが何やっていたか、周りはどうだったか、などは覚えていないことがほとんどで、興味もありません(HSPの私とは大違い^^;)。

 だから、マスクを着けて学校から帰ってきた息子が、「皆がマスクしてたからしてしまった…」と言ったことに、驚いてしまいました^^;

 息子も、周りのこと気にするんだ…と。

 と同時に、それほどマスクの同調圧力は強いのだろうな、と同調圧力の恐さも感じました。

 そして、次の日からは、マスクをしていない人もいたらしく、先生たちからも何も言われないので、外して過ごしたそうです。


 マスクは個人の判断でどうぞ、となったからって、コロナウイルスが無くなったわけではないので、感染対策でマスクしている子どもや教師もたくさんいると思います。

 ですが、みんながしてるからしなきゃ、と同調圧力によって、マスクをしている子どもや教師もいるのでは?と思いました(息子もその一人^^;)。


 4月に入ってからは、マスクを外す人が増えてはいるようです。

 特に、都会では、外してる人が増えつつあるようで…。

 私は、田舎に住んでいますが、お店や公園でもマスクしてる人が、かなり多いように感じます。

 都会の人は外して、田舎の人は外さない、というのは、感染対策よりも周りの目を気にしてる感じがしないでもないですが…。


 息子の学校で、外したい、と思う人がすんなり外せる空気になっていくといいな、と思いました(もちろん、着けたいという人は気兼ねなく着けられるように)。

 学校には、マスクだけでなく、いろいろな同調圧力があります。

 一人ひとり、性格も身体も体質も違うのに、みんな同じことをするのが正しい、多数派が正解、のような雰囲気が(昔に比べると減ってはきていますが)今だに残っています。

 息子は、これからも学校生活が続きます。

 息子は、のんびり屋でマイペース。

 これからも、息子が、学校の同調圧力とどのように付き合っていくのか…。
 気になるところです(・∀・)

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