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東洋医学/中医学/漢方

そもそも中医学って何ですか?と思っている方もいらっしゃるのでは?
東洋医学とか漢方とか薬膳とか色々あってややこしい。

大事なのは学んだ内容を実践してみる事なので、呼び方なんてどうでもいいんですが、そういうところ気になるタイプ。さっきと呼び方が違う、、、とか気になっちゃう面倒臭い人間なので、簡単に説明しておきますね。

東洋医学
古代中国医学やアーユルヴェーダ(インド圏)・ユニナ医学(イスラム圏)など東洋で発展した様々な医学の総称。

中医学
古代中国医学が中国で発展した現在の中国医学。

漢方
奈良時代に古代中国医学が日本に入り、日本の風土に合わせて発展したもの。江戸時代に入ってきたオランダ医学を「蘭方」と呼んだのに対し、それ以前の伝統医学を「漢方」と呼ぶようになった。漢方薬・鍼灸・気功・薬膳・養生などを含んだ総合的な医療の総称。

お分かりいただけたでしょうか?
じゃあ中医学と漢方が別物なのかというと、そうでもありません。特に分ける必要はないのかな〜と思います。私は「中医学」と呼ぶことにしています。かっこいいから。

食文化や人種によって違う部分もあると思いますが(中国に行ったことがないので実際は分かりませんが、漢方の本で”犬肉”は見た事ない)、日本でも沖縄と北海道では気候が違うし、住んでる場所・生活環境・性格・体質・ライフスタイルなどを総合的に考慮して養生するという点では中医学も漢方も同じです。

余談ですが、私は”冬=乾燥”と思い込んでたんですが、柴田理恵の故郷 富山県富山市は海沿いなので冬でも湿気が多いらしく、洗濯物は取り込んだ後にコタツに入れて乾燥仕上げをするそうです。めっちゃナルホド。冬の富山市に行く時は”潤い”より”乾燥”を意識しようと思うエピソードでした。

冬だから〜、日本だから〜というより、”今ここ”の自分のココロと身体をいい感じにできる養生法さえ身につけていれば、どこに行っても、どこに住んでも、自分の健康を自分で守れるという事です。

私は知識より知恵を大事にしています。

知識:認識すること。理解すること。知っていること。
知恵:物事の道理を判断して正しく計画し、処理していく能力。

知識が持ったうえで知恵を生かせるので、どちらも大切なんですが、知識だけ持っていても生かせないと意味がない。中医学自体は昔の人が作り上げた統計学。まさに知識を知恵に昇華させようとしたトライ&エラーの賜物です。なので全部を「正解」と思わなくていいんです。気を巡らすにも、深呼吸する・運動する・カラオケに行く・辛いものを食べる。色々あります。
トライ&エラーしながら自分なりの養生の引き出しを増やしていきましょう。

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