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僕にとって、走りの理想は「〇〇」です。

2020.5.18(Mon)、
今日はオフなんですが、
いろいろやることあって
あまり走れませんでした。

本当は走るのも諦めていたのですが、
佐川急便で発送するものがあったので、
営業所まで荷物を持ってランニング。

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予想より距離があって焦りました(笑)
とりあえず用事とランニングの
両方済ませられたので良かったです。

その佐川急便で
久々に飛脚のイラストをみました。

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今、佐川急便のトラックのイラストは
ドライバーのイラストですよね。
僕らの世代はこれが普通だったので
懐かしかったです。

で、この飛脚ですが、
個人的に「走りの理想」
考えていて、
一時期調べていたのを思い出しました。

というわけで、
今回は「飛脚とランニング」に関してです。

【飛脚とは?】

時代劇などに時々出てきますが、
飛脚とは、こんな姿をしていた方々です。

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車も電車もない時代に、
己の脚だけで、仕事をしていた
ある意味、

「プロランナー」(笑)

当時の運送手段は
人力に頼るところが多かったはず。
全国各地で
このような姿がみられたことでしょう。

飛脚にも
いくつか種類があったようですが、
中でも「継飛脚」と呼ばれると
呼ばれる飛脚は、
二人一組で文書を運び、

江戸(東京)〜京都間約500kmを
片道70時間くらいで
走破したそうです。

山あり谷あり川ありで
しかもワラジで。

寝る時間を7時間と計算すると
1kmあたり5~6分くらいでしょうが、
このペースで一日中走り、
これを3日間、
しかも距離は500km・・・・

僕には無理です。

超人ですよね。

【さらに飛脚がスゴイと思う理由】

約500kmを3日で走破するのも
スゴイですが、
さらにスゴイと思っていることがあります。

先に結論からいってしまうと、

「ワラジでウルトラマラソンを走っている」

ということなんです。

現代ではシューズを履くので、
クッションが効いていて
プロネーションも抑えて
安全に走ることができます。

でも飛脚が活躍している時代には
シューズはありません。
走るためにあったのは
ワラジだけと推測します。

ワラジは石などから足は守りますが、
クッションとかはなく、
地面は土でしょうが、
カラダへの衝撃は
それなりにあったと思います。

きっと彼らは
体幹がシッカリしていて
しかも地面からの衝撃を
カラダ全体で受け止め

衝撃を足に残さない走りをしていた、
そんな感じでしょう。

現代人だったら
ふくらはぎを痛めたり
足首とかすぐ痛めますね、きっと。
(当然サポートタイツなんかもない)

【飛脚の走りをマネできないか?】

現代にはシューズがあるし、
ワラジでレースに出ることはないので
裸足で走る練習はする必要はありません。

でも、裸足で走ってみて
カラダのどこに負担がかかるのか、
試してみるのは意味があるし、
飛脚の走り方を
身につけられるかもしれないと
思ったことがあります。

実際に僕は以前に
「ビブラムファイブフィンガーズ」という
シューズを履いて裸足感覚で
走っていました。

普通に走るとカカトが痛かったし、
走り終わった後、
ふくらはぎがパンパンに
張っていたのを思い出します。

そして続けていくうちに
カカト着地ではなくなったので
カカトに衝撃からくる痛みは無くなったし、

「足を地面に置いていく」

という感覚が身についたので
ソールが薄く軽いシューズに
手が伸び始めたのを覚えています。
ターサーとか
近々ではハンゾーとかですね。

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(こんなになるまで履いたお気に入りでした)

そこからケガも少なくなったし
スピードもあげられるように
なりました。
カラダのブレも少なくなった感覚もあります。

薄くて軽いシューズで走ることが、
飛脚に近づく近道かもしれませんね。


なお、もし裸足に近い状態で走る
「裸足ラン」を試す場合は
家の中を裸足で動き回るところから
初めてください。
いきなり外で走り出すと
ふくらはぎとか痛めます。
歩くことから始めたり
柔らかい地面で行うなど
してください。


また、飛脚は
「飛脚走り」とか
「ナンバ走り」とか
特殊な走り方をしていた
という話もありますが、
これは確固たる証拠がないので
僕は取り入れていません。

ちなみにナンバ走りとは
右手と右脚、左手と左脚を同時に出していく
走り方です。


【時代が変わっていく・・・】

飛脚をリスペクトして

裸足に近い感覚で走るといいんじゃない?

となりましたが、
時代は厚底&カーボン全盛期です・・・

最新の技術が
日本古来の超人を越えようとしています。

僕もランナーですし試してはいます。
レースでも使いました。

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カラダを守り、
能力を限界まで出してくれるギアは
使うべきと考えています。

多分将来的にヴェイパーフライを履く
可能性はあります。

飛脚を理想にし、
トレーニングしてきたことで
自分のカラダが、
高性能シューズを十分使いこなせる
カラダになっていることを
願っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。