マガジンのカバー画像

ランニング日記

241
日々のトレーニングについて書いています。
運営しているクリエイター

#フルマラソン

2022かすみがうらマラソン。「暑さ」と「アップダウン」攻略がカギ。

2022年4月17日(日)、茨城県土浦市を起点とする「かすみがうらマラソン」に参戦してきました。 大会の開催も3年ぶり、私自身も2020年2月の別府大分毎日マラソン以来のフルマラソンになります。 まずはこの状況下の中、レース開催のため尽力していただいた大会関係者の皆様に感謝いたします。 ありがとうございました。 かすみがうらマラソンは前半はアップダウンが連続し後半はほぼ平坦というコースになっています。 特に前半のアップダウンは要注意。 最初の1kmで橋を渡るため上り、3

有料
500

トレーニングしているのに記録が伸びないのは、「これ」が理由です!

記録を狙って走る方はレースまで準備を入念にしているはずです。 公認レースの記録が欲しい方は特にそうだと思います。 しかし、腕試してタイムトライアルをした時に思うような記録が出なくて不安になることはありませんか。 僕も以前はそうでした。 記録が出ない時は必ず理由があります。 記録が出なかった時こそ「原因究明」をして次につなげるようにすれば、対策をたて次のレースで結果が出るのです。 今回は思ったような記録が出なかった時の理由とその対処法について書いていきます。 ※以

有料
500

30km走をやる時に必ず確認したい3つのこと。

この記事を書いている2021年11月は2022年2月に行われる「別府大分毎日マラソン(以下、別大)」に向けてのトレーニングをしています。 以前、「30km走はあなたに必要か?」という内容の記事を書きました。 30km、人によっては40km走るロング走は普段どれだけ走っているかで、その必要性が問われますが、僕のようなフルマラソン3時間切りをしているサブスリーランナーには必要な練習でしょう。 そしてこの記事を書く前日に30km走をしてきました。 30km走はレースに近

有料
500

血行促進で疲労回復効果絶大。簡単な疲労回復方法「温冷交代浴」

「お風呂に入る」という行為は、非常にリラックスできます。 カラダがゆっくりと温まってくると全身の力も程よく抜け、頭の中もリセットできます。 近年、「リラクゼーション施設」として街中に温浴施設を多く見かけるようになりました。 中には「温泉」に入ることのできる施設もあります。 僕も以前はレースの後に立ち寄って汗を流すことが多かったのですが、最近はカラダに疲れを感じてきたら近隣の温浴施設に行きます。 目的は「温冷交代浴(以下、交代浴)」をして早期疲労回復を促すためです。

有料
500

フルマラソンの終盤で失速しないための練習「セット練習」をやってみよう!

大学の長距離ブロックの選手や実業団の選手はレースに向けて「合宿」をします。 走り込める環境で毎日のように走り込み、レースに耐えられるカラダを作っていくのです。 疲労が蓄積していく中でも与えられたメニューをこなして、効果的に「スピード」「スタミナ」を強化していくのです。 市民ランナーもフルマラソンにむけトレーニングでカラダを作っていきますが、走り込むための「合宿」なんて無理という方が多いはず。 そこで合宿の代わりに定期的やりたいのが「セット練習」です。 上の写真は400

有料
500

マラソンの公認記録が欲しいランナーは注目!第70回別府大分毎日マラソンに関するまとめ。

2020年3月から中止になるマラソンレースが多くなり、そして一般市民ランナーが参加できるレースは中止になったりリモートレースへの移行というものが増えました。 公認記録と認められるリアルレースはほとんどなくなり、市民ランナーは公認レースのエントリー案内が出ると「賭け」でエントリーし、敗れて行ったのです。 僕もその一人です。 そんな状況の中、注目の大会があります。 「別府大分毎日マラソン(以下、別大)」です。 本当であれば2021年2月7日に第70回記念大会が行われるは

有料
500

「厚底シューズ時代」だからこそ「薄底シューズ」で不整地を走ろう!走れば強くなる「クロスカントリー(不整地)走」のススメ。

この記事は、所属しているニッポンランナーズでクロスカントリーコースを使った走り込みがきっかけで書くことにしました。 アスファルトの上を走る場合、地面が硬いのでシューズに使われている反発素材のおかげで地面から反発をもらうことができ、楽に同じリズムを刻めたり体力を温存できたりします。 しかしクロスカントリーコースは地面が柔らかく、足に優しい分地面からの反発はもらえず、自分の力だけで進むことになります。 シューズの恩恵はほとんど期待できません。 そのためフルマラソンを走るた

有料
500

やばい!マラソンを走るのに何もしていない!駆け込みで最低限走れるようにするにはどうする?

こんな話をよく聞きます。 「初めてフルマラソンを走るのに、何もせず残り1ヶ月になっちゃった!!!」 ほとんどの場合、友人に誘われるがままにエントリーをし「やるぞ!」と決心したものの、走る習慣がないので練習をしないままズルズルと時間だけが過ぎていった、と言うパターンでしょう。 また2020年、2021年に関してはレースにエントリーしても「中止っぽい」と自分で判断してしまい、「開催予定」との案内に焦ってしまうパターンもあると思います。 フルマラソンに関しては、本来であ

有料
500

30km走や40km走、あなたに本当に必要ですか?

マラソンが目の前に迫ると、フルマラソンに挑戦するランナーがこぞってやる練習があります。 それが「30km走」 42.195kmという長丁場のレースの走る前にレースに近い距離である30kmを走ることでカラダの仕上がり具合をみるものです。 そのため30kmではなく40km走る方もいます。 普段の練習では時間を取るのが難しく、日々20~30km走れる方はあまりいないでしょう。 多くの方が時間がまとまって取れる休日以外は5~10kmで終わると思います。 そこで、長い距離に

有料
500

エリウド・キプチョゲはなぜ強いのか。

東京オリンピック2020はケニアのキプチョゲ選手が30kmすぎからジワジワと後続と差を広げ、金メダルを獲得しました。 このレースを見ていた方であれば、レース中の余裕度や安定感、安心感は見て撮れたと思います。 北海道とはいえ、暑く厳しい気候のなかで行われたレースでも平然と走り切ったキプチョゲ選手ですが、その強さの秘密はなんなのでしょうか。 そこで、キプチョゲ選手の強さに関する記事(参考:PODIUMRUNNER)を見ながら、彼の本質に迫ってみたいと思います。 ※以下

有料
500

夏のトレーニングで強くなろう!夏のランニングで意識すべき3つのこと。

梅雨を迎える時期になると気温が一気に高くなります。 「暑くなりましたねー」というあいさつも増えてくるのもこの時期くらいからと思います。 そんな中、外で活動するランナーは「暑さ」との戦いが始まります。 トレーニングしやすい時期とは違い、カラダが思うように動かなくなることがあります。 トレーニング以前に暑さでトレーニングする意欲がなくなる方もいるかもしれません。 しかし、走力を維持するためにはトレーニングは継続しなければなりません。 では、夏のトレーニングで意識するべき

冬に試すのは辛いから今の季節にやります。雨の日に試しておくべき3つのこと。

日本列島は北海道を除き、5月中旬〜7月中旬は梅雨に入ります。 必然的に雨が多くなる季節です。 この時期になると、僕は決まって「雨対策」を考え、試します。 雨が降ると「走る気力」が出ない方も多いのが事実です。 しかし気温が高くなって来ているため、他の季節で雨の中を走るよりは風邪をひいたりする確率は下がります。 そのため小雨なら走ります。 そしていろいろと試すのです。 今回は今の時期だからできる「レースに向けて試しておくべき3つのこと」をお伝えします。 ■なぜ「雨の

運動神経を刺激する意外な方法!眼と舌でバランス感覚を整えよう!

僕が左足を故障し違和感が続いていた時、ある先生から「カラダのバランスが悪い」と指摘を受けました。 その時に体幹トレーニングを治療の一環としてやりましたが、片足バランスなどの「バランス系トレーニング」がうまくできませんでした。 左足の具合が悪いので当然と言えば当然です。 しかし、「眼」と「舌」を動かした後、バランス系トレーニングをすると完璧ではありませんができるようになっていたのです。 聞けば、「眼」と「舌」と「脳」は密接な関係にあるとのこと。 カラダのバランスが

「シーズンオフ」を制す者が記録を伸ばす!

スポーツには、期間が長い短いはありますが、「シーズンオフ」があります。 野球などの球技は公式戦が行われない時期が「シーズンオフ」ですし、スキーやスケートなどのウインタースポーツは夏がシーズンオフです。 陸上競技もシーズンオフがあります。 トラック競技は基本的に冬がシーズンオフ。 ロードレースは基本的に夏がシーズンオフです。 では、この「シーズンオフ」 どのように過ごすのがいいのでしょうか。 陸上でインターハイを目指す高校生を見て思うことがありましたので、「シーズンオ