ニートがサウナを作るために地方移住~東京から京丹後へ~
こんにちは、ニートサウナーのかじです。
東京でサウナに通いつつニートを1年弱やっています。
でも、心配しないでください。そろそろ脱ニートできそうです㊗️
京都府の北方、京丹後にて友人と一緒にサウナを作り運営します!!
いや京丹後ってどこやねん、って方向けに地図を用意しました。
同じ京都府とはいえ京都からはすごく離れてますね!笑(名古屋と距離感が一緒って・・・)
実際、車で移動しても二時間くらいかかります。遠いよ。。。
本投稿はそんな地方である京丹後へなぜ東京から移住してサウナを作るのかという事を書きます!
そのためにはまず私のニート歴についても触れさせて下さい。
遡ること一年弱・・・2020年3月に私は勤めていたIT企業を退職しました。同じ作業ばかり行い、そこから得られる経験は将来性が乏しい。これがあと数年は続くのかと考えたとき、マネージャーに退職の意を伝えていました。
無事に退職をして4月になりました。次のキャリアとして考えていた職種にはスキルが足りなかったため、まずは資格取得のために勉強を開始します(意識高いニート)
しかし、如何せん勉強に身が入りません(意識低いニート)
あっという間に怠惰なニートへ堕ちます。興味ない事やってもポンコツなことを忘れていました(低脳)
一方、当時からサウナは大好きでしたが、コロナウイルスによる1回目の緊急事態宣言が発令されたためサウナを自粛していました。
するとどうでしょう。自分の中の負の側面がフツフツと表に現れてきます(闇堕)
今考えると明らかに鬱だったと思います。机に向かわない自分を肯定できず、逃げ場であるサウナにも行けない。1回目の緊急事態宣言中、本当に記憶がありません。
6月になり緊急事態宣言が解除され、やっとサウナに行けました。あのときに体感したととのいが人生で一番ディープだった・・・。そしてサウナ後には精神面がだいぶ回復していました。めちゃめちゃ気持ちいいし、今の自分を受け入れる心の余裕をサウナはもたらしてくれる!サウナは素晴らしい!本当に感動しました。
当時のサ活
ニートなのでお金はないのですが、サウナへは足繁く通う日々が続きます。相変わらず机に向かうことはできていませんでしたが、そんな自分を受け入れてもいました。つまり、危機感を排除して今を生きるハッピーニートの爆誕です。
そのまま月日が過ぎ、あるTweetを目にします。
The Saunaを擁する長野県信濃町LAMPのヘルパー(住み込みボランティアみたいな制度)を募集する内容でした。
当時、The Saunaは行ったことがない憧れのサウナでした。
しかし、一人で行くためには費用がかかり過ぎてしまうニートの苦悩。かといって、一緒に行ってくれそうなサウナ関連の友達は居ないコミュ障の苦悩。
コミュ障ニートのジレンマです。
そんな時に上記ヘルパーの募集をみて閃きました。
「ヘルパーをしたらタダでThe Sauna入りまくれるやんけ!!」
次の瞬間にはもう応募をしていました。脊髄反射です。妻子なし、仕事なし、失うものがない最強おじさんはこういう時に強いね。
というわけで、10月に長野へ移り住みLAMPヘルパーとしてボランティアニートへ昇格するのです。ここでたくさんのサウナ仲間ができました。その一人が京丹後へ行くキッカケをくれた足立キリです。
のちに相棒となる足立キリ
LAMPのヘルパー生活は最高に充実していましたが、11月の中頃には切り上げてしまいます。理由は受給中だった失業保険が切れそうだったからです。当時はサウナはあくまで趣味であり、IT業界に戻る気でいました。
しかし案の定、東京へ帰ったらやる気が消えて堕落ニートへと垂直下降してしまいました。
とはいえ、以前と違いたくさんのサウナ仲間に囲まれて、九州のサウナを巡る旅へ行ったり、サウナタウンというチームでテントサウナの運営を行ったりとコロナ禍ながらもサウナをエンジョイしていました(黙浴)
当時の私は以下みたいな心情でした。
アクティブニートの法則
ニートは浮足立ってる = 足が浮いているということはフットワークが軽い = 楽しい風が吹いてたら流されるべき
そして、楽しい事に流されているうちに私の物事の中心にはサウナがあることに気がつきました。充実していると思える瞬間、傍にはサウナがあったのです。
「あー、自分はサウナを愛しているのだなぁ」
そう気がついたときにちょうどLAMPヘルパーを卒業して京都にて活動している足立キリから連絡がありました。
「京丹後にてサウナを作る上で人手が足りないから手伝ってくれないか?」
一旦試しに京丹後へ足を運び、その際にサウナを作る上での出資者である「よしおかクリニック」の院長吉岡さんからも熱烈なお誘いをいただきました。
やっぱりニートを長くやっていると自分の価値を社会へ還元できないため、社会との接点を感じることができずに孤立した感覚がどこかあったんですよね。そんな時に「あなたが必要です!」と仰って下さる方がいたのは素直に嬉しかったです。
とはいえ、流石に迷いました。好きな物事を仕事にするということは負の面とも向き合わなければいけない。つまり、嫌いになるかもしれない。サウナが逃げ場でもある自分にとって、それはとても恐ろしい事でした。
しかし、この一年をニートとして過ごして、自分は愛を持たないと本気で行動できない人間であると実感していました。もし行動できているのならコロナ禍とはいえ就職くらいしてます。
どうせ自分のエネルギーを注ぐのなら、たとえ嫌いになっても愛するものに使いたい。
行動できずに苦悩して踠いた経験があるからこそ導き出せた答えです。
「サウナを仕事にするにあたって作る段階から携われ、最終的には運営をしながら地元に愛される施設を目指す。」
めちゃめちゃ楽しそうじゃん!!東京だとこういった面白い話は私に回ってこないでしょう。
そんな訳で8月に東京から京丹後へ引っ越せるよう絶賛下準備中です。京丹後でどんなことをやろうか考えるのが楽しい毎日です!
〜終わりに〜
ここまで長い文章を最後までお読みいただきありがとうございます。
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