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自治体コンサルタントになったわけ

最初のきっかけは現在提携している日本マネジメントコアⓇの河本社長に「自治体の研修講師をしてみませんか」と誘われたことに始まる。ちょうど40歳になった時だった。それまでは、民間企業の研修・コンサルティングが中心だった。
青年会議所で「市民討議会」をやってきたおかげで、多少なりとも自治体のことはわかってはいるが・・・。さて、どうしたものか。
こんな時はやっぱり知っている人に聞くしかない。

まず、一回り年上のコンサルタントの先輩に聞いてみた。
「自治体のコンサル?まだ若いのにやめておきな。売れなくなったコンサルタントが仕方なくやる仕事だよ。安いし、出張多いし、まあ内容は多少いいかげんでも大丈夫だから気は楽だけど。」
ちょっとこれにはハラが立った。

私の父は労働省(現在の厚生労働省)の職員だった。福島県出身と言うことから特に東北地方の雇用環境の向上に情熱を燃やしていた。母は東京都の職員だった。管理栄養士として子ども達のために学校給食の改善に奔走していた。
そんな両親の姿を見て育った私にとって、先輩の言動は悪気はないとしても少々腹立たしいものだった。 公務員をバカにしている! そう感じてしまったのだ。

では、研修を受けている職員の人たちはどう感じているのか?当時都内の某市役所で課長をしている友人に聞いてみた。
「う~ん。面白くてためになる研修もあるけど、たいていのはつまらなくて眠くなるんだよね。研修の日は『お昼寝行ってきま~す!』て出かけていく人もいるぐらいだから。」
なんじゃそりゃ~!それじゃあ研修やってる意味ないじゃないかぁ~!

こんな話を聞いたら、自治体のコンサルなんてやらない方がいいとフツーは思うでしょ。でも自分は逆だった。ひさしぶりに闘志が湧いた。
「安かろうが出張多かろうが、面白くて、役に立って、まばたきするのも惜しいくらいの講座をオレがやってやる!!

さて、果たしてその初心が貫徹できているかどうかは受講生のみなさんの評価にゆだねたい。過去の実績で言えば、(分かっている範囲で)参加者の約92%が(たいへん満足・おおむね満足)に丸を付けてくれている。

かれこれ15年ほど自治体のコンサルタントを続けてきているが、斬新な研修企画やネタや世に出していない新メソッドがいまだ山のようにある。
青年会議所時代の人脈等で全国各地の現役・OBの議員や首長、自治体職員、大学関係者と幅広い付き合いがあり、情報も入ってくる。

今後は、このオンライン上でもいろいろな発信をしていくつもりなので、ぜひ関係者のみなさんはフォローお願いします。そして、友人知人や親せきに地方公務員のいらっしゃる方はご紹介願います。あぁそうそう、地方議員のみなさんにも有意義なネタは多いと思いますよ。
このブログにおいては、基本的に無料で情報を流していくつもりです。絶対に損はさせない!全力で情報発信します。

(トップ写真は栃木県佐野市役所1階にいる『さのまる』くん。研修でおじゃました時のショットです)

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