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脳卒中について知ろう!疑われるときに見るべきポイントとは?

当ブログへ訪問していただきありがとうございます。

福岡県で理学療法士をしてますkenkenです*

日々のちょっとした疑問や曖昧なことに、"しっかりと向き合い"皆さんにとって有益な情報発信ができるようにお役にたてればと思います。

はじめに

noteを開始して数日が経ちます。

クリエーターの皆さんは、記事を投稿する時間や頻度をどのように調整されてますか。

私は仕事が終わってからの数時間しか当てられませんので、まずは細く長く続けられるように肩の力を抜いて取り組んでいきます👀

本日は、私が病院職員という仕事柄、よく関わります「脳卒中」という疾患について私が思うことをテーマにまとめていきたいと思います。

◼️ 健康でなくなるとき

現在、日本人の平均寿命が延伸し、人生100年時代と言われています。

平均寿命だけでなく、健康寿命も併せて伸ばしていく必要があります。

しかし一方で、「健康でなくなる 🟰 自立した生活が難しくなる、困難になるとき」とはどんな場合でしょうか。


介護が必要になった原因のトップ3は、「認知症」「脳血管疾患(脳卒中)」「骨折・転倒」。次いで、「高齢による衰弱」「関節疾患」・・・となっています。

すでにご存知の方もいると思いますが、「脳卒中」という病気は、認知症に続いて介護が必要になる原因と言われています。

国民生活基礎調査より引用


◼️ 脳卒中とはどんな病気

脳卒中と一括りに言っても、その分類は「脳梗塞」と「脳出血」に大別され、それらはまた原因によっていくつかに分かれます。

 一般的に、脳梗塞も脳出血も脳の病気ということは認知されていますが、

・脳梗塞のほうが脳出血よりも割合が多い

・梗塞の種類には、アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞、心原性脳塞栓といくつかある


それでは、それぞれの違いやどういう症状が出るのかなど、いざ自分事になった場合に冷静に判断できるでしょうか。

◼️ 脳卒中が疑われるとき、どこを見るのか

 脳卒中が疑われる場合、発症してからの時間が非常に重要とされています。

Time is brainという言葉がありますが、これは脳梗塞治療に対する時間の重要性を謳った言葉です。

脳梗塞では1分間治療が遅れると、190万の細胞が失われると言われています。それほど、早く治療することが重要なのです。


では、どのような症状に注意でしょうか。

米国脳卒中協会では、脳卒中を疑う人を見たら、3つのテストをするように勧めており、その頭文字を取って「FAST」と読んでいます。

FASTの3項目のうち1つでも該当する場合、脳卒中の可能性が高いと考えます。

FASTの脳卒中診断的中率は80%近いとも言われています。

おかしいと思った場合は、FASTをやってみましょう。


身近にいる大切な方のちょっとした異変や違和感を感じた場合に、少しでも知っていることと全く知らないとでは初期対応に雲泥の差がでます。

私もそうですが、小さな事象であれば様子をみようとする場面もあるかもしれません。

その様子を見るにしても時間間隔はあまりあけずに、症状変化を注視することで、その小さな差により、これから先の身体状態も左右されることになる可能性があります。

おわりに

本日は「脳卒中」という疾患について私が思うことという広いテーマでまとめていきました。

細かくみると、情報量は膨大な内容がありますが、必要な情報を必要な分をしっかり自分のものにできるように積み重ねていきましょう!

皆さんの日常生活に少しでもお役にたてたら光栄です🦥🍃

最後までご覧になっていただきありがとうございます^ ^

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